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記録ID: 1662436
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ハイキング
甲信越

三度目の笹山ダイレクト

2018年11月23日(金) 〜 2018年11月24日(土)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.8km
登り
1,945m
下り
1,955m
天候 二日間とも好天
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口へ向かう途中で 島田市の世界最長の木造橋”蓬莱橋”に 寄り道。なかなかの絶景。
登山口へ向かう途中で 島田市の世界最長の木造橋”蓬莱橋”に 寄り道。なかなかの絶景。
でも、今年の台風24号で 橋脚が壊れ通行不可。
でも、今年の台風24号で 橋脚が壊れ通行不可。
あさ 6:30 駐車場にほかの車は無し。(帰りには3台)
あさ 6:30 駐車場にほかの車は無し。(帰りには3台)
ストックを忘れ駐車場に戻ってから 7:30、奈良田湖を渡る。
ストックを忘れ駐車場に戻ってから 7:30、奈良田湖を渡る。
少し登って右手前方上に白峰南嶺が見える。 何と 真っ白だ! (翌日の昼にはかなり溶けて黒くなってきていた)
少し登って右手前方上に白峰南嶺が見える。 何と 真っ白だ! (翌日の昼にはかなり溶けて黒くなってきていた)
予定を変更して 水場の入り口で幕営。翌日、 途中で陽が昇る。
予定を変更して 水場の入り口で幕営。翌日、 途中で陽が昇る。
北岳が赤い。
2018年11月24日 06:31撮影 by  SO-04F, Sony
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11/24 6:31
北岳が赤い。
笹山南峰に到着。 古い朴訥とした標識が新しくなっていた。
笹山南峰に到着。 古い朴訥とした標識が新しくなっていた。
北峰に到着。 蝙蝠から悪沢あたり・・・
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北峰に到着。 蝙蝠から悪沢あたり・・・
北岳、 農鳥、 間ノ岳・・・
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北岳、 農鳥、 間ノ岳・・・
もちろん お富士さんも。
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もちろん お富士さんも。
笊方面。 青薙や大無間も・・・。 一番右の大きいのは上河内だ。
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笊方面。 青薙や大無間も・・・。 一番右の大きいのは上河内だ。
9:30下山開始し、11:10 天場着。 帰りはめっぽう早い。
9:30下山開始し、11:10 天場着。 帰りはめっぽう早い。
お茶をして 11:50 撤収完了。
お茶をして 11:50 撤収完了。
少し下ると 気持ちイイ空間。 登りでは楽しむ余裕が無かった。 お茶したいけど残念ながらあまり時間がない。
少し下ると 気持ちイイ空間。 登りでは楽しむ余裕が無かった。 お茶したいけど残念ながらあまり時間がない。
馬酔木のトンネルを抜け・・・・
馬酔木のトンネルを抜け・・・・
 発電所施設に着。 もう少しで下界。
 発電所施設に着。 もう少しで下界。
下界はまだ紅葉がキレイ。
下界はまだ紅葉がキレイ。
奈良田湖に帰着。
奈良田湖に帰着。
撮影機器:

感想

好天が続いて山に出かけたい・・・ ということで 久々に笹山(黒河内岳)から農鳥岳の稜線を歩いてみたい、 特に農鳥岳は 過去一度登っただけなのでと 計画した。 しかしよくよく見なおしてみると 今の体力ではとてもかないそうにないということで 笹山ダイレクト尾根から大門沢を下る周回ルートにトーンダウンしてトライした。
結果的には これでもだめで、 笹山のピストンになってしまった。 (これで 笹山ダイレクトのピストンは3回目になってしまった。) まず、 登り始めの手すりのある急登は快調だったけれど 次の急登ですでに足が重くなり、 水を3.5リットル担いだことを後悔し始めた。 途中の水場で汲めばよかったと・・。 トレーニング不足と加齢による体力の衰えがモロに出た。 
そして次に 痛めていた左足のフクラハギが痛み出した。 歩けないことはないのだが 果たして縦走に耐えられるかどうか不安が頭をよぎる。
決定打は 途中右上に明日歩く予定の南嶺が見え、 真っ白になっている。 前日にネットの赤石岳のライブカメラで確認したときは ほとんど雪はついていなかったのに・・・。  で、 チェーンスパイクしか持ってきてない。 (実際には22日に降った雪で真っ白になっていたが、 稜線は10Cm以下の積雪で、アイゼンがなくても問題なさそうだった。 - - 大門沢の下りはどんなんか わからないけど・・)
・・・ということで、 1,603mの水場入り口に到着したのはまだ午前10:00頃だったけれど、 ここで天泊し、翌朝 笹山アタックでピストンすることに変更し、 初日は ほとんど一日中 ごろごろと昼寝をむさぼった。 実に 快適である。 昼は陽が射し 夜は空に雲がかかり 全然寒くなかった。  私がテントを張って1〜2時間ぐらいしたころだったか、 ソロのハイカーが到着し、 その方もここにテントを張られた。
水は十分にあったが、 水場のチェックと顔を洗いに水場へ散歩もした。 往路は(下り)5分 復路は(登り)10分で、 テープが要所にあり すぐに分かった。 水は渇水期のためか 下部では少し流れていたが 湧出口では500ccのペットボトルを満たすのに2〜3分ぐらいかかる雰囲気だった。
この水場入り口よりは 東の樹間に富士山の頭が少しだけ見える。
翌朝、 空には雲がかかっていたが5時過ぎに ヘッデンスタートし、 途中で霧の中を通り 雲上に抜けて 朝日を拝む。 一面の雲海だった。 結構暖かいので汗をかかないようにゆっくりゆっくり時間をかけて登り笹山南嶺につき、 北峰に8:30到着。 天場では気温が-1℃ぐらいだったが ここは-10℃で風が少しあり寒い。・・が天気は抜群で雲海のほかに雲はなかった。  
景色を堪能し南峰に戻り 風をよけて軽食とコーヒーブレークをして 9:30に山頂を辞した。 11:20には天場に着き11:50、撤収。  苦労して登ったけれど13:15には下界の人になってしまった。 予定通りには歩けなかったが そこは愛嬌・・。 とってものんびりして楽しい山行だった。  これからもこんな山行が多くなるだろう・・・。(車の運転が 少々億劫になってきたのがつらいです。)

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コメント

水場の入口に...
テン場に適した場所がありましたか...
水場をスルーしたのでよく覚えていないけど、きっと落ち葉がフカフカで快適だったんでしょうネ。

こんばんは、ijikemusiさん!

笹山に行ったら、南峰でテン泊したいですネ。南峰の山頂にはスペースも十分にあるし、朝夕の景色は最高でしょう。
山頂までテントを担ぎ上げたいけど、ダイレクト尾根は下ったのみで、登ったことが無いので、かなりしんどいイメージがあります。発電設備の横の手摺りが一番キツイかも

私も最近(いやだいぶ前から)車の運転が少々ではなく一番億劫です。
歳かな
2018/11/26 19:06
Re: 水場の入口に...
hottenさん お早うございます。 いつもヘタレレコばかりで お恥ずかしい限りです。 どうしても若いころのイメージで計画を組んでしまうので どうしようもないですね。                             記録を見てみましたら 初めてこの尾根を登ったのは2010年5月1日で、 その時は山頂ではまだ雪が1mぐらいあり、 途中で一泊し 2日目の午前早くに山頂に到着し そこでまた一泊してます。 当時はまだこの尾根に入る人はとても少なくてもちろんトレースもなく ソロで山頂近くではラッセルに苦労した覚えがあります。 今ではもうとてもそんな真似はできませんけどね。
水場入り口は 特に良い天場ではないです。(特に夏はブヨが多いそうです。)今回も南峰山頂でテントを張るつもりでしたが 早々に心が折れてしまい、 のんびりしてきました。
私にはこの尾根は普通の装備だけでもとてもきついですが、 さすがのどなたかも  を山のように担ぎ上げるので きついのはイタシカタナイでしょう。
2018/11/27 7:32
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