涸沢カール
- GPS
- 12:35
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:56
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:10
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:11
天候 | 1日目 吹雪 2日目 快晴 3日目 午前快晴 午後 曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 アイゼンも良く効いて歩けます。 しっかり踏まれて、踏み抜きもなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
半袖インナー
半袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
フリース
防寒着
雨具
帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
モバイルバッテリー
ケーブル
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
iPhone
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
グランドシート
水筒(保温性)
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト
固形燃料
コンロ
ガスバーナー
コッヘル
無線
|
感想
10連休のGW。さてどこに行こうかと楽しい山行計画を年初から始め、去年も行った蝶ヶ岳に狙いを定めて計画を練っていきました。
去年行った時に蝶槍から見た涸沢カールが思い出され、今回は上高地BT-徳沢-蝶ヶ岳(テント泊)-横尾-涸沢カール(テント泊)-横尾-徳沢-上高地BTをルートに選びました。
出発3日前くらいから、4/27の天候は荒天。暴風雪や低温の予報。色々検討した結果、4/27の蝶ヶ岳登頂はリスク大と判断し、26日の夜行バスを泣く泣くキャンセル。予定を変更し、4/27昼上高地着からの徳澤園泊、4/28蝶ヶ岳もしくは涸沢小屋泊、4/29下山し帰京に、大幅変更。
シーズン初めで体が絞れてない中、慌ててトレーニングをした思いも無残に、ゆるりと雪山ハイク。まー、それもたまにはいいかと、一年以上ぶりに小屋泊になりました。久々の小屋泊は意外と新鮮。お金があればありかなぁ。詰め込まれる夏山の山小屋の悪印象そっちのけで、豪華な料理とお風呂のある徳澤園に大満足。氷壁も何度も読んでいたので、それもまた感慨深い。
肝心の山行ですが、4/27に到着した上高地はとっても幻想的。そこはふつーに季節が逆戻りの冬。都心に住む者には、それは吹雪と言っていい状態。折しもその日は開山祭。ゴールデンウィークに春の新緑を楽しみに来ていた山ヤでは無い沢山の観光客が、寒々しい格好でバスターミナルのインフォメーションでビバーク。それを横目に徳沢までスタート。去年は一部芽吹いていた木々も今年は少し遅めで、枯れ木の中をひたすら徳澤園に。徳沢のキャンプ場も一面雪雪雪。
白く新雪の被ったテントがいくつも張られてました。頑張るなぁ〜。
2日目、朝から快晴。空が青い。
そんななか、環水平アークやら幻日環なんて珍しく気象現象にも遭遇しながら涸沢を目指しました。すっかり雪の下に埋もれている本谷橋、夏道とは違う景色を眺めて、ひたすら登りました。途中急登っぽいところもありますが、12本爪アイゼンとストックだけでOK。ワカンとピッケルはザックの後ろで飾りになってました。ワカンはアリだったかも知れないけど、付け替えるのも面倒だし、すでにゴールデンウィーク2日目に入った超人気ルートはしっかりと踏み固められたトーレスと言うか、ルートが出来ていて、夏道よりも快適。根気よく進めば、夏道コースタイムとそれほど変わらず、涸沢ヒュッテが見えてきました。
午後からは少し曇り気味なので、大人しく涸沢小屋で、ヤマ談義をツマミにビールに、ウィスキーのホットカルピス割。これは、何年か前のシルバーウィークで双六小屋で覚えた味。テン場から小屋に熱燗でも買おうとしたら、ジョッキサイズのホットカルピスを発見。これにウィスキー入れれば、身も心も温まるドリンクの出来上がり。話がそれた。
その間に立山方面の事故のニュースが流れ、身の引き締まる思い。ご冥福をお祈りしている中、長野県県警のヘリが涸沢ヒュッテ脇に着陸。何やら慌ただしい人と物資のやり取りの後、去っていったが、翌朝に長野県警山岳救助隊の方が朝食時に遭対指導に来てくれましたが、雪崩に巻き込まれ、腰椎骨折の救助である事が分かりました。当然ですが、無理は禁物。自分の経験とスキルに合わないことはしないようにと改めて思ったところでした。
さて、2日の夜ですが、夕方まであった雲は何処に行ってしまい、満天の星空が広がってました。にわか星空カメラマンとして、カメラもって外で、パチリ。
作品としてはイマイチですが、いい思い出になりました。
3日目。この日は朝から本気の晴れ。真っ青な空と雪を纏った涸沢カール。北アルプスらしい岩肌。兎に角全てが素晴らしい景色。本当に来てよかった。去年のGWに蝶ヶ岳に行ったのは自分だけで、他の3人は唐松岳。なので、本当は蝶ヶ岳に登りたかったんじゃ無いかなぁ。でも、この最高の景色の前にみんなからも満面の笑みが溢れていたから良しとさるか。みんな付き合ってくれてありがとう。また来年どこか素晴らしい残雪アルプスに行きましょう。
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