八幡平 大深岳&源太ヶ岳


- GPS
- 03:42
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 531m
- 下り
- 515m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2019年GWは10連休。7日目は樹海ラインから源太ヶ岳&大深岳に行ってきました。前日の雪でアスピーテラインと樹海ラインが午前中は通行止めに。どうなることかと思ったけど、なんとか大深岳まで行ってこれました。なかなか素晴らしい展望だったし、大深岳の南に広がるキレイな斜面を滑ることができました。八幡平らしく、標高差は小さいけど、滑ったら気持ちよさそうな斜面があちらこちらにありました。
昨日は八幡平方面は雪模様。夕方にはだいたい回復してました。朝起きるとスカッと青空が広がっています。八幡平には少しだけ雲が残ってたけど、ほとんど影響なさそうです。
最高の天気に意気揚々と松川温泉へと向かいます。すると、途中で樹海ラインは昼の12時開通の案内が…。ありゃま…。ほんの少しだけ嫌な予感はあったけど、降ったとしても少しだし、この天気なのですぐ融けるでしょって思っていました。一応ゲートまで行きます。ゲートには軽トラの関係者がいました。開通が早まることはない…とのこと
どうするべ…。ここで待つには暇すぎる。昨日も花見をしましたが、その続きをと八幡平市の桜の名所を調べてみると、良さそうなところが何ヶ所かみつかりました。割り切って快晴の花見を楽しもう!
桜の前に、松川温泉のすぐ下に水芭蕉が咲いてるところがあったので、まずはそこから花見です。たくさん咲いてたけど、周りのロケーションがいま一つ。続いて上坊牧野の1本桜に行ってみます。広い牧場の中、岩手山をバックにポツリと一本桜。ロケーションは最高だけど、肝心の花が咲いていませんでした。どうやらソメイヨシノじゃないみたいで、咲くのはまだこれからのようでした。
次に為内の一本桜に行ってみます。ネット情報によると、こちらは今が見ごろのようです。丘の上に1本の桜。行ってみると、どうも離れたところから岩手山をバックに写真を撮るところのようです。ビューポイントにはカメラマン多数。テレビ局の取材も来ていました。逆に桜のある丘からの展望はイマイチ…。こまめにアスピーテライン情報をチェックしてましたが、開通が早まって11時に開くとのこと。軽トラのおっさんは嘘つきでした(笑)。すでに11時前なので、行けばゲートが開いてる状態です。
樹海ラインの除雪車が置いてある広くなってる場所に駐車。先客はいません。遅くなったとはいえ、12時開通に比べると少し余裕ができました。とりあえず大深岳まで登って、東西南北を物色して、楽しそうなところを滑るとしましょう。
源美沼まではアオモリトドマツの中の緩い斜面を登ります。昨日のものと思われるトレースとシュプールがありました。通行止めになる前に入って、天気の悪い中登ってたんだなあ…。源美沼あたりはほぼ平坦。帰りはすんなりいかないかな〜。
源美沼からは源太ヶ岳東面の広い無木立斜面が見えています。そこを最後に滑ろうとすると、源太ヶ岳は最後に寄ることになります。まずは、源美沼から大深岳を目指そう。源太ヶ岳と大深岳は一つの山のようになってて、東端が源太ヶ岳、西端が大深岳というイメージ。間はほとんど落ち込んでいません。ただ、稜線は雪がつながってないと思われるので、山腹をトラバースしながら大深岳へ。
大深岳山頂は展望すこぶる良好です。松川の源頭部越しに見る岩手山の眺めが凄い!岩手山はカッコが良いので、どこから見ても絵になります。裏岩手縦走路の中間に位置するので、縦走路が一望できますね。一度歩いてみたいと思いますが、おそらく今の季節が一番楽でキレイな気がします。あとは紅葉か。
西側の展望はブッシュが邪魔して見えにくくなっています。ブッシュの隙間から秋田駒、乳頭山、河童のような大白森などが見えました。森吉山もクッキリです。あとは小畚山からの斜面が気になりますね〜。西面と大深山荘へと続く尾根は針葉樹が濃くて滑る雰囲気ではなさそうです。
そんなわけで、大深岳の南に広がる斜面を滑ることにします。ここはキレイな一枚バーン。標高差より横幅の方が広く見えるくらいです。斜度も手頃。ただ、南向いてて雪が腐り気味。昨日の新雪が白くなってるところは引っ掛かります。なにより!岩手山を正面左に見ながら滑れるのが最大のウリかな。
平らになるところまで滑れば約標高差250m。もっと下まで滑っていきたい気分だったけど、17時のゲート閉鎖が気になるので控えめにしておきました。それでも150mほどかな。ほぼ滑ったところを登り返しです。
登り返して、源太ヶ岳へと向かいます。山腹をトラバースして源太ヶ岳の東面へ。山頂は雪が付いてなさそうなのでパス。程よいところまで登って滑る準備です。この東面は南ほど急斜面ですが、源美沼へと向かう緩い斜面を滑りました。テレマークには程よい斜度ですね。新雪の白い部分を避けて滑れば気持ちよく滑れました。
源美沼付近の平坦な部分をなんとかやり過ごし、あとは針葉樹の森を樹海ラインまで滑るだけ。終わってみれば5時には全然余裕でした。このあたり、良さそうな斜面がたくさんあったので、次回はそれらをつなげながら巡るルートで来てみたいです。
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