グランドキャニオンから須走り幻の滝

- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 767m
- 下り
- 752m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:50
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
停めたところはグランドキャニオンの標柱が立っている場所、といっても車を走らせていると、わかりづらいですね。大きな沢を横切って少し上がった場所です。標高で約1400mあたり。車は3台ぐらい停められます。ここからグランドキャニオンは直ぐのところでした。徒歩2分ぐらい。下流に工事現場が見える場所です。 その先は明瞭な踏み跡があるので、緩やかに登りながら、それを辿っていくと須走り5合目までいけます。グランドキャニオンは1kmぐらいの間は右手に俯瞰しながら歩けます。その後は登山道に合流し、赤リボンを拾って、くぼ地の登山道をいきます。ところどころ倒木が道を塞ぎますが、難なく迂回できます。基本大きな木以外の潅木はすくなく、苔の斜面なのでどこでも歩く気になれば歩ける感じ。 5合目からは一旦車道に出て、一番上の第3駐車場まで登り、駐車場の一番奥が須走りまぼろしの滝の入り口。道標完備しているので、ここまでくれば、迷う場所はありません。入り口から20分ぐらいで沢に着きますが、この日はついた場所には水は流れていませんでした。伏流水になってしまうんですね。さらに沢の上流を目指し、標高で100mぐらい登ると流れが出てきます。岩盤のナメ滝ですね。なかなか美しい渓相ですよ。沢は溶岩の岩盤なので広々どこでも歩けます。全体を通して特に危険に感ずるところはありませんでした。 |
写真
感想
グランドキャニオンは、地学好きの方々にはたまらない場所ではないでしょうか?あの露頭の続く褶曲した岩盤の織り成す文様は、まさに自然の造形美です。それに加えて、新緑の美しさもひときわでした。また思いがけず、丁度見頃となったミツバツツジの群生やオオカメノキの白花、マメザクラのピンクが彩りを添えてくれました。
お花も予想以上にいろいろ見られ、特にワチガイソウは今が盛りといっぱい咲いておりました。その他ノウゴウイチゴの群生や、マイヅルソウの群生が見事です。マイヅルソウはこれから旬を迎えます。ミヤマスミレに出会えたのもうれしかった。
森林限界を越えると、ミヤマヤナギやカンスゲ、沢筋にはミヤマハンノキなど、いろんなお花に出会えました。
須走りまぼろしの滝は残念ながら水量が細く、はっきり言って迫力には欠けましたが、美しい渓相は最盛期の美しいナメ滝を想像できます。お天気は曇りでイマイチだったものの、滝につく時間帯はガスが取れて、展望が開け、残雪模様の富士山頂を眺めることもでき、ナメ滝とのコラボ写真も撮れて満足しました。
富士山麓の樹林帯の林相はとても美しく、新緑の美しさはすばらしいものがあります。北八ヶ岳の苔むした感じを連想いただければ、まさに雰囲気はあんな感じで、しかも木々の大きさは群を抜いて富士山の方がスケール大きく、美しい森です。ハイキングコースとして良く整備もされており、もっともっと多くの人に歩かれてもおかしくないコースだと思います。たぶん秋の紅葉シーズンもすばらしいだろうな。
この季節は交通規制もありませんので、5合目までの車の利用は自由です。
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みのちゃん




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