赤兎山


- GPS
- 02:47
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 500m
- 下り
- 498m
コースタイム
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R157からラヂオ体操が終わった小原集落の中へオラオラオラァ〜!と入り込む。 やがてしばらくすると「ようこそ奥越へ」と記した横断幕が現れ小原有料林道の簡易ゲートが現れ出す。 しゃらくせ〜料金所Gateなんざスコ〜ンと突破し藤原とうふ店の頭文字Dはドリフトしながら爆走を続け小原峠を目指す。 すると料金所のオヤジがけんまくを立てて「林道協力金を払いやがれ!」と550ccニトロエンジン搭載の軽トラで猛追仕掛けてきた。 フッ、めんどくせえのでドンキーバナナを路上に散布よ。「あ〜ばよ!」。 んがそんなこしゃくな手段をものともしないオヤジはバナナをジャンプで回避した。 しまいにゃショットガンも炸裂しだし映画ターミネーターを彷彿させる壮絶なカーチェイスの展開となる。 やがてオヤジの執念に負け両手を上げて降参したアウトローの二人は一人400マン円の協力金を徴収させられた。 料金を徴収できて気を好くしたのかオヤジからは地元勝山の温泉施設の日帰り入浴の割引券までいただく事が出来てその場で無罪放免となり解放されたのであった。 オヤジからは「よう楽しんできて〜の ![]() 手にした日帰り入浴の割引券をよく見ると風俗割引券も1枚紛れ込んでいた。 先ほどのオヤジのウインクがそれを意味していたのだろうか? ハニーちゃんに見られると誤解を受けるのでそそくさとポケットにしまい込んだ。 気を取り直してその後も登山口までAE86は限界にチャレンジし走り続けた。 登山口前の駐車場はドッチボールが出来るくらいの広さがあり到着時にはロシア人バイアーが喜びそうなパッとしない国産中古車でいっぱいであった。 ちなみにこの駐車場は地元の上流階級の方のみが停められる場所であってウチらのようなよそ者の下級貧民は更に下段に位置する田舎の小学校の校庭みたいな広場に停める事となる。 確かに辺りを見回すと停まっている車の殆どが隣国の石川藩ナンバーばかりが目に付いた。 ちなみに同じ石川藩の民であっても「金沢ナンバー」であるとセレブ階級に属するので上段駐車場の利用が認められる。 下段駐車場には覚悟のいるトイレもありジャブジャブと流れ出る水場もある。以上。 上記は半分以上が作り話ですので信用しないでください。 該当するのはジャブジャブと流れ出る水場もあるぐらいでしょうか。 正しくは 林道協力金は今年から値上がりいたしまして「一人400円」です。 車一台400円ではありませんので注意してちょうだい。 富裕層のベンツで訪れても貧乏人のワゴンRで訪れても関係ありません。 貧乏人も金持ちも一人400円です。 そすて地元温泉施設の日帰り入浴サービス50円割引券がもらえちゃう。 だけど気になるHな券はもらえません。 朝7時〜夕方5時まで通行可能。 林道は狭く交差するには厳しい幅しかありませんので基本的にゆっくりと走行するようにいたしましょう。 途中ダートな部分もございますのでパンクなどにも注意が必要です。 駐車場(未舗装)は登山口前に上下段あり合わせて80台くらいまで駐車可能。 トイレは下段駐車場に仮設トイレが二基、赤兎平避難小屋内にもございます。 詳しくはコチラ↓のHPもご覧くださいませ。 https://kurashi-no.jp/I0016761 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所一切無し。 整備がバッチシ行き届いていますので小さいお子様を含めたファミリー登山に最適な環境と言えるでしょう。 尚午前の早い段階で挑まれる場合は下草が朝露で濡れていますのでスパッツで対処するといいね。 虫よけ&UV対策も万全に。 |
写真
こちらだって透き通る水玉も交えとてもゾクっとさせられちゃうくらい綺麗なシーンとなっておりますが、そのお花のネーミングがねぇ…。
実は言うと私だって弟なのでそういった意味ではゾクっとさせられちゃいますわ。
こんなに可愛いピンクのお花なのに貴女の名前がとてもお気の毒です。
貴女の名前は「ヌスビトハギ」。
盗人の足跡のような形をしたお花から付いたらしいねん。
名付けた人のセンスとそれを受理した人の心がゆがんでいるとしか思えん。
この鬱蒼感としっとり感のコラボレーションが森オタクにはたまらんのですわ。
そすて何よりもこの場所の「耳をすませば」的リラクゼーションが超心地いいのです。
沢からは微妙にモヤが出ているのもポイント高いわ。
沢筋には新型セリカのレア版が登場したぞ。
この美しいシーンだけを見てこのセリカの正体を瞬時に答えられる人はギョギョッとさかなクンレベルの逸材です。
(答えはイブキセリモドキよん)
ここは四つ角の交差点で福井県には唯一ここにしかないマックの店があり人の往来がとても激しくて賑やかしいねん。
ほんでのぉ、そやってぇ。
この言葉を含めた会話がとてもほのぼのしくて耳から離れない。
感想
皆さまこんにつは。
ご機嫌いかがかしら?
今回はね午後から予定が入っちゃってしまったので今シーズン初の深夜発の御来光登山in白山を計画したわ。
だが、起きたら5時。
5時の夫婦って昔コントであったわね。
ウチらも正しくそうだった。
5時には山頂でバンザーイしているハズが自宅でバンザイしながらパジャマを脱いでいた。
だけど横のハニーちゃんはまだ寝ている。
「あ〜っはっはっはっは」。
何の夢を見とんねん?。
幸せそうな顔して。それも掛布団まで股間に挟んで抱きしめて。
だけどそろそろ起きてもらわないとな。
あ、あのうハニーちゃん、今日のお山はどういたしましょうかね?
「ダメやっつってるやろ!、ああん!」。
「タコ焼きにタコが入ってへんやないか!」。
「何でコンニャクが代わりに入ってんのよぉ!、お〜!この詐欺!」。
何すか一体?、それってタコ焼き屋にいちゃもん付けてる客の夢か?
ま、ボケーっとしながらもハニーちゃんも起きてくれたので今後の作戦を再度考えてみるといたしましょう。
今から白山に向かったんじゃ午後の用事には間に合わないのでボツでんな。
かと言って、この灼熱の炎天下で近所の低山ハイクってのも熱中症になりに行くようなもんだから危険すぎて気乗りしないしね…。
う〜む…。
タイムリミットはズバリ午後の2時。
午後の2時には自宅に戻りたいので移動時間も含めいろいろと逆算してどこなら可能か考えてみよう。
今は朝の5時だけど洗顔やら正義の味方のコスチュームに変身やらオナラをかますタイミングやらでそれなりに時間が掛かってしまう。
そして何よりもハニーちゃんのキューティ仮面製作が一番時間が掛かんねん。
そういった諸事情等も含めるとますます行けるお山が限られてきよる。
それだったら今回は潔くボツでもいいんじゃね?ってなことも思ったんだけど、もう上半身は正義の味方コスチュームに変身済みだからもう引くに引けない。
だが上半身はマムートの正義の味方ルックであるが下半身が露出狂と思われる姿となっているからこの瞬間に巨大地震でも起きたらとんでもなくハズカシー事になる。
まぁそんな事よりも早く家を出発いたしましょうよ。ね。
準備を済ませ向かった先はとりあえず白山方面とした。
そすて少しでもこの暑さ地獄から解放されたいので高い方へ高い方へと車を向かわせた。
白山尾口まで来たら中宮方面にするか白峰方面にするかどっちにしよう?と悩んだ。
中宮方面へはチンタラ走る車の列となっていたので必然的に白峰方面へ舵を切った。
車は時速230kmでぶっ放しあっちゅう間にようこそ福井県へと進入した。
ここまで来たら護摩堂山がいいかなとも思ったんだけど今回は変態の車が停まってなかったので通過してしまった。
ホント変態らしくないわ。この時期にここにいてこそ真の変態なのにね。
するとお次のTARGETは取立山となる。
そこで東山に差し掛かるとビックリした事があった。
冬の取立山のスタート地点であるR157沿いの「いわなやさん」の建物が無くなっていたのでありますの。
いわなやさんと言えば一度トイレをお借りした事があったのですが、その時とても快くしていただき気持ちよく使用させていただいたのを思い出します。
何だか冬はよく取立山へ通い詰めたので今まで在ったものが無くなるってとても寂しい限り、今は只々懐かしさにふけるしかないのですね。
私にとって永遠に「取立山=いわなやさん」なのであります。
その節は誠にありがとうございました。
さぁこの勢いでいくと向かう先は取立山とするのがベターなのでありましょうが、稜線上に目をやるとドス黒い雲がはびこっていて意気消沈いたしましたの。
って事で東山もパスして素通りいたしますた。
もうこれ以上奥へ進むとタイムリミットの2時も危ぶまれるのでここは強引に小原集落へ突入する事にいたします。
と言う事で今日の目的地のお山はコチラの奥地にございます赤兎山と決めたのでありました。
パチパチパチ…。
赤兎山と言えば私にとって雪のある時期しかイメージが湧かなくて、今車で走るこの林道を5〜6時間掛けて歩くってのが当たり前でございました。
それがお金さえ払えば30分もしないうちに登山口まで行けちゃうねん。
考えてみれば400円で30分ってのは有難い事だよな〜。
普通ただでも厳しい環境下の中を5〜6時間歩けって言われたらイヤって言うよね。
逆に1000円上げるって言われてもイヤって言う人も多いかもしれないもんね。
(だって時給200円くらいだろ、どんだけブラックやねんってなもんや)
車でヒョイの好待遇だって言うのに今まで夏に訪れるなんてのは登山を始めた頃の一度っきりかもしれない。
いや厳密に言うと小原林道を利用しないだけで他のコースからアプローチする事が私的には当たり前だったって事ね。
車で林道を走らせると雪道を歩いている時を思い出してしまうねん。
「あ〜!、この藪斜面からショートカットしてたよなぁ」なんてね。
あそうそう、林道を走らせていたら道路沿いに新たな木製の標柱が立っていたのよ。
赤兎山の山頂にある標柱と同じタイプの物がね。
だけどその標柱には何も記されていなかったの。
そこで私はピンときたんだけど、「越前禅定道復活!」ってな事じゃないかしら。
もしもそれだとしたら浪漫があるわ〜。
だってその標柱のある場所から山の斜面に向けて「道」らしきものがございましたもん。
きっとそうであって欲しいなぁ。
登山口に辿り着いたら流石は人気の山ね。
これだけ暑くても白山へは行かず赤兎山へ来られる方が多いって事には驚きましたわ。
でもまぁ早々にガスに覆い尽くされて眺望は期待できないというのは想定内だったので森とお花をメインに楽しんでみる事にいたしますた。
小原の森はブナがメインでございます。
これに逢えただけでも森オタクとしましては400円払った甲斐がございます。
やっぱいいね!、ここは立派なブナが多くてワクワクしちゃうわ。
そすてここでも冬期に歩いた事を思い出しながら歩くと更にグッと込み上げてくるものがあんの。
「あれれ?、ひょっとして下を流れる沢だけども冬に来るとそれが夏道だと思って歩いたよな」とか、「そう言えばあの立派な巨樹のある急斜面の森の中をヒーコラ言いながら登ったよな」といった事も思い出しながら歩いていてみたの。
冬期と夏期との環境ギャップの差がまたとても興味深くてとても面白いんですわ。
先にも触れたけども冬が当たり前の赤兎山だったから今こうして歩いていてもいろんなものが新鮮に映ってしまう。
そすてやっぱり白山山系だからお花は充実しているね。
今回は時間の関係上で割愛しましたけども赤兎平はロケーションとお花の楽園だもんね。
今度は時間に制約が無ければのんびりとしたいところであります。
結局山頂は踏みましたが自慢のロケーションは拝められず飲料休憩を挟んで直ぐさま下山といたしますた。
下山時も森を楽しみたいところだがそうものんびりとしてらんなかった。
2時にウチに着くには12時過ぎまでには登山口に降りなきゃならん。
そすて13時前には小原集落を脱出したい。
R157ではマッドマックスのライダー族や髭の白人トランザムと競り合ってブッチ切るとしよう。
なんだかんだと1時57分で自宅に着いたから我ながら時間配分計画は完璧であった。
「だが!」。
だが2時からの用事が用事で無くなったのにはショックだった。
「何だよも〜!」。
山ではメシも食わず、そすて綺麗な女性ハイカーもいたのに大事なナンパも封印して大人しくしていたのは一体何だったんだよ。
日帰り入浴もせずに汗だくでワゴンRを操縦し国道では石川県警パトカーのフェアレディZとカーチェイスして振り切って逃げてきたのも何だったのか?
結局今日は晩飯にソーメンを食って終わった、そんな一日でありますた。
だけど赤兎山はやっぱりいいお山だと再認識できた事は大きかった。
おしまい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ほやって、「いわなや」さん、見事に跡形も無くなってたんやって。美味しいと言う噂は聞いていたのに〜、結局行かずじまいやって。「思い立ったが吉日」ではよ行っておくべきやったわ。
ウラもー、取立山=いわなやさん&エンペラー石丸なんやって!
ところで越前禅定道復活ってホントけの?うら〜、あんなてきねー思いして頑張って通ったんやさけ〜、今度は〜、ミラーさんがー、是非歩いてみてんけの!
※頑張ってみました、ほのぼのしました?
kabuちゃん、おはようございます。
ありがとうございます。
感動の北鎌ドキュメントと白山親子愛ドラマを繰り広げるkabuちゃんがとても眩しいですわ。
それとは正反対にウチらは…。
「ほやってぇ。。。小原峠であっぱしてぇなったわ」ってな調子です。
特に福井女性が喋られると柔らかい(穏やか)印象に感じ取れてええもんですな。
小原峠で若い福井女性二人がおいでてね、この会話がまたいいんですわ。
「はよしね!」。
早よ死ね?ってか…、相棒にエグい事を平気で言うんやなぁ…。
ホントは「早くやってね」って事やねんな。
私とハニーちゃんが福井で生活してたら「はよしね!」って毎日のように言われるな…。
だっていつも周回遅れだもん。
ほやってほやって!
越前禅定道でかたいんちゃう?
これにはちぃとばかしムラムラしちゃったわ。
ここの続編がとても気になってあっぱしたぁなってくる。
>結局今日は晩飯にソーメンを食って終わった
夏になると私は、5日に8回くらい素麺食べます。夕食はたいてい素麺だし、朝も食べるし、お昼もおやつでも、いつでもOKです。
冬場もモチロン食べますが、さすがに頻度は低くなります。素麺が一番輝く夏に、素麺を200%楽しんでみまっしー。
あっ素麺はどーでもよくて越前禅定道疑惑の話なんですが、今年5/26に私が赤兎登ったときにご一緒したおっちゃん。大舟山に登った後少し戻るとルートがあり、そこを下ると林道の途中に出ることを、事前に誰かに聞いてきた、と話してました。自分はそんな道を歩く気ないので聞き流してましたが、辻褄合うけー?
ランちゃん、おはようございます。
ありがとうございます。
そうよ、ソーメンが旨いのよ。
やっぱ揖保乃糸は最強ね。
でもね、ソーメンが旨いと感じたのはほんのここ数年前からのことなの。
ソーメンの正しい召し上がり方ってのがあんねんけども、ドバっとたくさん作って大きめのボールに氷水に浸しっぱで冷蔵庫内に作り置きってのはBOOやねんで。
「そんなん知ってるわよ〜!誰にモノ言うてるつもり?」って怒られそうですけども実は我が家ではそれがず〜っと当たり前やったんですわ。
これをやっちゃうと確かにいつでも冷たいソーメンが食べられるねんけども揖保乃糸のウリであります肝心の腰がなくなってしまいのびた麺を食べなくちゃいけない事になってまうねん。
せやからね、私的にはソーメンに旨いって欲求を持つ事は一度も無くただ単に冷たいもんが腹に入ればそんでOK程度の食材やったんですわ。
それがある日。
「はいどうぞ!」とハニーちゃんから出されたソーメンがめっちゃ旨かったこと。
『ソーメンってのはね食べる直前にゆでるのよ
主婦の皆さんいいですか!、ここは要チェックですわよ。
くれぐれも作り置きはダメよ。食べたい分だけゆでる。これがポイントよ。
って事でピエ〜ル君が今まで出していた大量のびのびソーメンは金輪際採用いたしません。
ヤマレコなのにキューピー3分クッキングのお悩み相談解決コーナーみたいになっちゃったけどもこんなのも全然OKですわ。
え〜と大舟山直下からの下りとなると冬期で尾根伝いに攻め込むバリエーションルートではないかしらね。
変態momoちゃんもそれをやっていたような気がいたしますから赤布はチラホラあるのかも知れないわね。
ランちゃん、この界隈を歩いた事がある?
秋の紅葉時期は絶品よ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する