梅雨終盤?の南アルプス〜鳳凰三山、青木鉱泉周回日帰り〜


- GPS
- 10:41
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,030m
- 下り
- 2,029m
コースタイム
7:15 南精進滝
8:30 白糸の滝
8:55 五色滝
10:00 鳳凰小屋
10:55 地蔵岳 オベリスク直下
12:10 観音岳山頂
12:45 薬師岳山頂
12:50 薬師岳小屋 昼食休憩 13:30
13:35 薬師岳山頂 中道コースから下山開始
14:10 御座石
15:55 林道に入る
16:30 青木鉱泉
天候 | 全般的に曇り。一瞬雨がぱらついたり。近くも見えないようなガスではありませんでしたが、どの山も頂上付近は雲に覆われていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道韮崎IC下車 青木鉱泉5:30着 韮崎ICから青木鉱泉までは約30分。 こちらの順路でいきました↓ http://www1.odn.ne.jp/aokikosen/data.html このルート、途中からナビにでてきません。 が、最初と最後に未舗装箇所があるだけで、おおむね快適な道でした。 ナビででてくるルートよりも若干ショートカットしてるような気がします。 青木鉱泉の駐車場は50,60台はいけるような大きな(というより小さな駐車場が何箇所かある)ものでしたが、5:30に到着した時点でほぼ満車でした。 駐車料金1日¥700。青木鉱泉の建物の入り口で駐車場の受付をしています。 駐車場に停めて空身で青木鉱泉の建物まで行き、¥700払って券をもらい、車に戻ってフロントガラスから見えるところに券を提示しておく・・・という流れです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 概して危険箇所が少ない、よく整備された登山道でした。 指導標も数多く、道迷いの危険もほぼないと思います。 ☆青木鉱泉〜鳳凰小屋 ドンドコ沢コース 沢沿いの樹林帯をひたすら登ります。 約1300mの高度をここでかせがねばなりません。 序盤、何度か渡渉があります。自分たちが通ったときは特に問題ありませんでしたが、増水時、テント泊装備で荷物が重い方は注意が必要です。 白糸の滝、五色滝など見事な滝がつらい登りを紛らわしてくれる、かも? 蒸し暑かったせいか?日帰り装備の軽さで調子こいてペースが早すぎたのか? 全身水かぶったような汗、戻らない心拍・・・ 山と高原地図には、五色滝と鳳凰小屋の間に水場があるような記載がありますが、見つけられませんでした。 ようやく辿り着いた鳳凰小屋は多くのハイカーで賑わっていました。 小屋番の方に「日帰りかい?」と声をかけられ、「中道から降りるなら、ここが最後の水場だからしっかり補給してくといいよ」とアドバイス頂きました。 水は汲みたい放題!有難いです。 テント場は平坦で条件良さそうです。 トイレもきれいで臭いもありませんでした。 ☆鳳凰小屋〜地蔵岳 樹林帯を抜けると、砂浜のような細かい砂の急斜面になります。 下りならば砂走りで気持ちよく降りれるのでしょうが、登りはズルズル落ちるのでキツイ。。。 オベリスクの威容に気を紛らわせつつ、頑張ります。 オベリスク基部に辿り着き、意外な大きさに驚きました。 オベリスク頂点まで登ることも可能ですが、先客が多かった、何より体力温存のため、オベリスクアタックは断念しました。 ☆地蔵岳〜観音岳〜薬師岳 今回のクライマックスの稜線歩きです。 地蔵岳から観音岳へはけっこう降りた(体感)のちに登り返し。 振り返ると地蔵岳の登山道の急勾配に驚かされます。よくあそこ登ったなあ。 今回の最高地点、観音岳山頂は狭い岩場です。三山のなかでは一番山頂っぽい? 観音岳から薬師岳まではきついアップダウンはありませんが、強風に注意です。 薬師岳山頂は山頂というより、広場のようなだだっぴろい空間でした。 中道から下山する前に、薬師岳小屋で休憩しました。きれいなバイオトイレがあります。 ☆薬師岳〜青木鉱泉 中道コース 時間を稼ぐため、ひたすら走るように(当社比)降りました。 あまり急ではありませんが、ひたすら長く、単調な道です。 少々、木の根っこが滑るのが気になります。 青木鉱泉近くでドンドコ沢を渡渉するショートカットは、増水中のため通行禁止、という看板を信じて遠回りし、青木橋を渡りましたが、渡渉できないほどではなかったと思います。 【温泉】 下山後、青木鉱泉の立ち寄り湯を利用しました。 1人¥1000。 少々熱めのお湯でした。 ちょっと高いですが、下山後すぐに入れる、という利便性はあると思います。 【夕食】 韮崎ICすぐそばの「手打ちそば処 瓢亭」に寄りました。 http://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190202/19001046/ そばはもちろん、甲州新名物とりもつ煮も美味しかったです! |
写真
感想
土曜日は雨予報多し、月曜日はhibaが仕事。
では日曜日帰りで比較的お天気がいいのはどこどこぉ、と探しているとhibaが提案したのは鳳凰三山日帰り。
「そこは一泊でのんびり行った方がいいよぉ」と抵抗をしてみたものの、「お天気が比較的よさそうなんだよぉ。
大丈夫、大丈夫〜」と根拠のない「大丈夫」に騙されて、まんまと騙されました。
お天気は確かに他の地域に比べるとよかったようです。早い時間に稜線上を歩かれた方は雨に降られたようですが
私達が森林限界を超えた頃には雨はもうふっていませんでした。
曇りで南アルプルの山々や富士山は見えませんでしたがガスってはいなかったので地蔵岳から薬師岳の稜線は
ばっちり見えてかっこよかったです。
青木鉱泉-鳳凰小屋は暑かった!! もともと二人とも汗かき、日帰りで装備が軽いのでいつもより早いペース(当社比)
だったのもあって歩き出してすぐに二人とも全身汗びっしょりになりました。
でも渡渉やいくつかの滝があり、涼みポイントがあり救われました。
白糸の滝は思いのほか立派でした。
鳳凰小屋は人気の小屋と聞いていましたが、登山者でにぎわっていました。
小屋の方も気さくな方で「中道下山の日帰りだったら、ここが最後の水場だよ〜」と教えてくださりました。
ここの水場はすごかったです! すごい勢いで冷たくて美味しい水が噴出していました。
鳳凰小屋から地蔵岳に向かうとすぐにオベリスクがどどーーんと現れます。現われるんですが白砂の結構な傾斜の登りで
なかなか進みません。(涙)砂浜トレーニングってこんな感じ??
オベリスク頂上に人がいます! 下りが大変そうですね。ボルダリングジムのように下にマットはありませんので
ここは眺めるだけです。
地蔵岳から薬師岳の稜線歩きは強風のお陰で汗も乾き、時々来た道を振り返りながら歩きました。
お天気さえよければもっともっと素敵な眺望の稜線歩きだったんだろーなぁ。
稜線は強風でいい休憩場所が見つからなかったので薬師岳からすぐに中道の下山道にいかずに往復15分の薬師岳小屋に
寄りました。
こちらの小屋番さんも楽しい方で他の休憩の皆さんのビールを羨ましそうにしていたら「ガソリン給油はいかがですか」
と危険なお言葉を掛けてくださいました。
まだ不得意の下りが残っていたので涙を呑んで、コーラをかわりにいただきました。
ここで風のない素敵なベンチでゆっくり休憩できたので長い下りも頑張れた気がします。
私達にとっては比較的長いコースでしたが2つの小屋があって、トイレもあるのでとっても助かりました。
下山は降りれば降りるほど気温が上がり、その上思いのほか道が滑りやすくて疲れました〜
強風の中の稜線歩きで一旦乾いた服も下りでまたびっしょり。下りであんなに汗をかいて給水したのは初めてかも。
同じく下山中で、Tシャツを着替中の方やドリンクをラッパ飲みされている方を何回か見かけました。
温泉、温泉と呪文のように唱えながら、頑張って下りました。
下山してこんなにすぐにお風呂に入れるなんて贅沢ですね〜
こじんまりして、シンプルなお風呂でしたがとっても気持ちよかったです。
ガタガタの林道を下り、韮崎インター近くの瓢亭さんというお蕎麦屋さんで美味しいお蕎麦と鳥もつをいただきました。
行きは早朝ということもあり2時間半で登山口までたどり着きましたが、帰りはなんとその倍以上かかりました!
3連休の中日だから大丈夫だろうと見込んでいましたがさすが中央道! 事故があったわけでもないのに
小仏から35キロの渋滞です。
下山の途中から帰りの時間を計算して生ビールの皮算用してたのに〜
「片付けは明日私が引き受けたから、荷物を部屋に置いて一番近い居酒屋で生ビールで乾杯しよう」「そうしよう」
とたくらんでいたのに〜
泣く泣く、家の缶ビールで乾杯しました。
頑張って歩いたのにこんな仕打ちなんて〜と思いましたがこれは「まだまだ努力が足りん」ということですかね〜
う〜ん、これから夏休みが終わるまでは週末の高速道路の渋滞は想定内にしないといけないのでしょうか?
きびしーなぁ。
kamehibaさん、こんにちわ。
登山を始めた年に同じコースを1泊で行ったのにも
かかわらず死に掛けたHorumonです(;^ω^)
お疲れ様でした!
日帰りで回って来られましたかっ!
登りもなかなかきついですが、中道の下りもかなりのもんですよね。
hibaさん、ご無事で何よりです|д゚)チラッ
中央道は悩ましい季節ですよねぇ(´ε`;)ウーン…
我々も翌日通ったのですが大月から35km渋滞だったので
下りて下道で帰ったら余計に時間が掛かったかと(;´д`)トホホ…
でも秋までは中央道方面が魅力満載であったりしますよ(b´∀`)ネッ!
Horumonさん、こんにちわ。
hibaです。
ひそかに暖めてある、某ロングコースの前哨戦で鳳凰三山に挑みましたが、見事に返り討ちにあったような!!
中道の下り、事前に「今日は本気出すから。待たないから。」と宣告されていたので、それはもう必死でした。
歩く、というより意識的には走ってました。
その甲斐あって、青木鉱泉で温泉入って帰れるぐらいの時間に下山できましたが、中央道小仏大渋滞という最後のトラップが待ち受けていました。
今度は大月から富士五湖道路、東名御殿場、というルートも試してみたいと思います!
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