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Yamareco

記録ID: 2216806
全員に公開
ハイキング
東海

遠州修験道秋峯踏査(新羅堂跡・幡教寺跡・富幕山)奥山バス停から三ヶ日駅まで

2020年02月11日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:30
距離
23.7km
登り
920m
下り
969m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:49
休憩
0:50
合計
7:39
8:07
142
スタート地点
10:29
10:41
17
10:58
11:00
32
11:32
11:34
19
11:53
12:12
49
13:01
13:03
21
13:24
13:25
18
13:43
13:45
26
14:11
14:21
85
15:46
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
(土日祝ダイヤ)
6:45〜7:41 浜松駅→奥山(遠鉄バス 15のりば 45 金指 神宮寺 奥山)700円 ※始発
16:34〜17:54 三ヶ日東→浜松駅(遠鉄バス 40 聖隷三方原 尾張町 浜松駅)700円 ※2時間に1本 最終19:42
コース状況/
危険箇所等
・奥山バス停の南側無料駐車場には立派なトイレがあります。
奥山バス停〜新羅堂跡:舗装路→遊歩道(ショートカット)→舗装路→奥山花街道→別荘地の九十九折→未舗装林道
・新羅堂跡は林道の南側。傾斜の緩いところから下りれます。
新羅堂跡〜幡教寺跡:新羅堂跡の林道から富幕山細江コース入口がある林道へ抜ける、国土地理院地図に載っている道(実線→点線)は廃道になっていて通過は困難です。それより少し南下した場所に簡単に通過できるポイントがあります(GPSの記録を参考にしてください)。
幡教寺跡〜富幕山〜扇山〜瓶割峠:快適なハイキング道です。危険箇所なし。
瓶割峠〜金山〜雨生山:瓶割峠の林道入口は分かりにくいです。今回は事務所横を通過して右奥の砂利山の方へ進んでしまいましたが、事務所の人に怒られることもあるそうなので、愛知県側に入ってすぐのダンプ入口から進入するほうがいいようです(結局こっそり通過しているだけのような気もしますが)。林道以降は歩きやすく危険箇所なし。
雨生山〜宇利峠:急な下りは滑りやすいのでスリップ注意。
・宇利峠では2mほどのハシゴで車道に下りるのですが、破損してステップが一段欠けているため、荷物が重かったり、私のように足が短かったりすると、かなり危険だと思いました。補助ロープがあると、荷物だけ先に降ろしたり、簡易アブミを作ったりできるので安心かも。
その他周辺情報 三ヶ日駅近くの足立商店さんに大福寺納豆が売られていたので購入しました(600円)。浜納豆(通常の納豆とは違って糸を引いてない納豆)の元祖と言われてるもので、今回遺跡を訪問した幡教寺が、麓に場所を移し改名した大福寺で、今でも秘伝の製法で作られている珍味です。
浜松駅から始発のバスで奥山バス停へ。途中は大勢乗り降りしたけど、終点で降りたのは我々2人のみ。
2020年02月11日 07:57撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 7:57
浜松駅から始発のバスで奥山バス停へ。途中は大勢乗り降りしたけど、終点で降りたのは我々2人のみ。
無料駐車場にあるトイレによってから、8:07出発!今回、方広寺はスルーします。
2020年02月11日 08:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:10
無料駐車場にあるトイレによってから、8:07出発!今回、方広寺はスルーします。
ちょっとだけ舗装路をショートカットする遊歩道がありました。
2020年02月11日 08:13撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:13
ちょっとだけ舗装路をショートカットする遊歩道がありました。
普通は右へ進んで奥山高原から富幕山へ登るんですが、新羅堂跡へ行くにはここを左へ。「奥山花街道」だそうです。
2020年02月11日 08:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:27
普通は右へ進んで奥山高原から富幕山へ登るんですが、新羅堂跡へ行くにはここを左へ。「奥山花街道」だそうです。
さすが花街道。道端には梅の花。
2020年02月11日 08:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:33
さすが花街道。道端には梅の花。
ツワブキの綿毛。
2020年02月11日 08:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:38
ツワブキの綿毛。
ここで奥山花街道とはお別れ。別荘地へ登っていきます。
2020年02月11日 08:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:39
ここで奥山花街道とはお別れ。別荘地へ登っていきます。
「引佐町の歴史探訪」の地図に載っていた「新羅堂古跡」の場所まで来ました。あの岩がゴロゴロしてるあたりがそうなのかな?
2020年02月11日 08:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 8:58
「引佐町の歴史探訪」の地図に載っていた「新羅堂古跡」の場所まで来ました。あの岩がゴロゴロしてるあたりがそうなのかな?
林道からちょっと下りて新羅堂跡へ。ややなだらかな山腹に散在する岩石。これが遠州最古の真言密教の道場跡なのかはちょっと微妙…。もしかしたらもうちょっと下へ降りると礎石っぽいところがあるのかも。また再訪します。
2020年02月11日 09:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:03
林道からちょっと下りて新羅堂跡へ。ややなだらかな山腹に散在する岩石。これが遠州最古の真言密教の道場跡なのかはちょっと微妙…。もしかしたらもうちょっと下へ降りると礎石っぽいところがあるのかも。また再訪します。
この林道を進むと風越峠まで南下してしまうので、国土地理院地図に載っていた東西の道へ入ろうとしたんですが、入口はとても分かりにくいし倒木が道を塞いでました。廃道?
2020年02月11日 09:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:20
この林道を進むと風越峠まで南下してしまうので、国土地理院地図に載っていた東西の道へ入ろうとしたんですが、入口はとても分かりにくいし倒木が道を塞いでました。廃道?
枝をよけながらよじ登ると道っぽいところに出ました。木に白いペイントがあるから間違いなく整備されていたところです。
2020年02月11日 09:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:22
枝をよけながらよじ登ると道っぽいところに出ました。木に白いペイントがあるから間違いなく整備されていたところです。
途中で道がなくなり、さらに登るには岩場を越えていかないと無理っぽい。そのとき左上から体長1mほどのイノシシが小枝をなぎ倒しながら凄い音を立てて下っていきました!正面を襲われなくてよかった…。
2020年02月11日 09:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:26
途中で道がなくなり、さらに登るには岩場を越えていかないと無理っぽい。そのとき左上から体長1mほどのイノシシが小枝をなぎ倒しながら凄い音を立てて下っていきました!正面を襲われなくてよかった…。
その後、南へトラバースも試みましたが、ちょっと危険な感じだったので、林道まで引き返しました。
2020年02月11日 09:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:48
その後、南へトラバースも試みましたが、ちょっと危険な感じだったので、林道まで引き返しました。
ヤマレコの「みんなの足あと」を参考にして、西側へ登れそうな場所まで来ました。
2020年02月11日 09:52撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:52
ヤマレコの「みんなの足あと」を参考にして、西側へ登れそうな場所まで来ました。
さっきまでの苦労はなんだったんでしょう(笑)。3分ほどで目的の登山道へ。
2020年02月11日 09:55撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:55
さっきまでの苦労はなんだったんでしょう(笑)。3分ほどで目的の登山道へ。
整備されたハイキングルートですから楽ちん。
2020年02月11日 09:57撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 9:57
整備されたハイキングルートですから楽ちん。
細江コース入口。富幕山へはこちらが近道ですが、幡教寺跡へ寄るため左の林道を進みます。
2020年02月11日 10:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:17
細江コース入口。富幕山へはこちらが近道ですが、幡教寺跡へ寄るため左の林道を進みます。
幡教寺広場。きれいなトイレはちゃんと使えました。
2020年02月11日 10:29撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:29
幡教寺広場。きれいなトイレはちゃんと使えました。
広場の正面にある只木コース入口。ここに幡教寺跡がありました。875年に教待上人が開創、1207年に三ヶ日に移り大福寺と改名された寺跡で、秋峯の通過地点だったと考えられています。
2020年02月11日 10:34撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:34
広場の正面にある只木コース入口。ここに幡教寺跡がありました。875年に教待上人が開創、1207年に三ヶ日に移り大福寺と改名された寺跡で、秋峯の通過地点だったと考えられています。
供養塔も池泉もしっかり残ってました!
2020年02月11日 10:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:38
供養塔も池泉もしっかり残ってました!
文政9年(1826年)に大福寺の住職(当時)が記した「幡教寺旧趾石碑」。「いつか礎石も池も埋まっちゃって、ここに幡教寺があったことが分からなくなりそうだから石碑を残すよ」って感じのことが書いてあるようです。
2020年02月11日 10:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:39
文政9年(1826年)に大福寺の住職(当時)が記した「幡教寺旧趾石碑」。「いつか礎石も池も埋まっちゃって、ここに幡教寺があったことが分からなくなりそうだから石碑を残すよ」って感じのことが書いてあるようです。
細江コースと合流しました。
2020年02月11日 10:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:53
細江コースと合流しました。
10:57、富幕山山頂に到着!でも計画より1時間12分遅れ…。
2020年02月11日 10:57撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 10:57
10:57、富幕山山頂に到着!でも計画より1時間12分遅れ…。
一等三角点「富巻山」。
2020年02月11日 10:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 10:58
一等三角点「富巻山」。
とりあえず瓶割峠(かめわりとうげ)まで小走りで進んで、どの程度遅れが短縮できるかによって計画を練り直すことに。NTT DoCoMoの鉄塔の右側を通過し西へ。
2020年02月11日 11:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 11:01
とりあえず瓶割峠(かめわりとうげ)まで小走りで進んで、どの程度遅れが短縮できるかによって計画を練り直すことに。NTT DoCoMoの鉄塔の右側を通過し西へ。
パノラマポイント!左の白い山は御嶽山。中央右の白い山塊は中央アルプス。その間にあるなだらかな山は恵那山で、その手前の山は宇連山です。
2020年02月11日 11:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 11:09
パノラマポイント!左の白い山は御嶽山。中央右の白い山塊は中央アルプス。その間にあるなだらかな山は恵那山で、その手前の山は宇連山です。
その右手には南アルプス!仙丈ヶ岳から光岳まで一望できました。右端の深南部にもちょっぴり雪がかかってますね。
2020年02月11日 11:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 11:10
その右手には南アルプス!仙丈ヶ岳から光岳まで一望できました。右端の深南部にもちょっぴり雪がかかってますね。
ぎりぎり富士山も!
2020年02月11日 11:13撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 11:13
ぎりぎり富士山も!
扇山を通過。四等三角点「瓶割峠」。この時点で計画より1時間6分の遅れ。走っても遅れはたいして短縮できない感じ…。
2020年02月11日 11:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 11:31
扇山を通過。四等三角点「瓶割峠」。この時点で計画より1時間6分の遅れ。走っても遅れはたいして短縮できない感じ…。
瓶割峠の車道に出ました。計画より1時間3分の遅れ。嵩山まで行って15:22の最終バスに乗る計画でしたが、絶対に間に合わないどころか山中で日が暮れてしまいそうなので、今日は宇利峠から車道で三ヶ日駅まで歩くルートに変更しました。
2020年02月11日 11:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 11:53
瓶割峠の車道に出ました。計画より1時間3分の遅れ。嵩山まで行って15:22の最終バスに乗る計画でしたが、絶対に間に合わないどころか山中で日が暮れてしまいそうなので、今日は宇利峠から車道で三ヶ日駅まで歩くルートに変更しました。
というわけで金山、雨生山(うぶさん)を経由して宇利峠まで繋がる道へ。この採石場の近くに入口があるはずなんだけど…。
2020年02月11日 11:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 11:54
というわけで金山、雨生山(うぶさん)を経由して宇利峠まで繋がる道へ。この採石場の近くに入口があるはずなんだけど…。
県境を行ったり来たり30分以上…。なんと採石場敷地内に林道入口がありました!ゲートに「立入禁止」って書いてあるから、他のどこかに登山者用の入口があるかと思いこんでいたのに…。
2020年02月11日 12:29撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 12:29
県境を行ったり来たり30分以上…。なんと採石場敷地内に林道入口がありました!ゲートに「立入禁止」って書いてあるから、他のどこかに登山者用の入口があるかと思いこんでいたのに…。
砂利山の間を進むと林道入口が。この案内標識、採石場ゲート入口にも欲しかった…。
2020年02月11日 12:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 12:30
砂利山の間を進むと林道入口が。この案内標識、採石場ゲート入口にも欲しかった…。
15分ほど林道を歩くと、金山への取り付きがありました。
2020年02月11日 12:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 12:45
15分ほど林道を歩くと、金山への取り付きがありました。
さらに15分ほど登ると、金山山頂に到着。三等三角点「福長村」。
2020年02月11日 12:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 12:59
さらに15分ほど登ると、金山山頂に到着。三等三角点「福長村」。
眺望もないし、あまりピークっぽくないところでした。
2020年02月11日 12:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 12:59
眺望もないし、あまりピークっぽくないところでした。
ずっと林の中を歩いてきましたが、だんだん眺望がよくなってきました。
2020年02月11日 13:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 13:23
ずっと林の中を歩いてきましたが、だんだん眺望がよくなってきました。
新城市方面。いい景色!
2020年02月11日 13:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 13:30
新城市方面。いい景色!
こちらは浜名湖方面。
2020年02月11日 13:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 13:33
こちらは浜名湖方面。
正面のこの山が雨生山かな?
2020年02月11日 13:36撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 13:36
正面のこの山が雨生山かな?
たいしたアップダウンもなく、あっという間に雨生山に到着。
2020年02月11日 13:43撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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2/11 13:43
たいしたアップダウンもなく、あっという間に雨生山に到着。
雨生山から宇利峠へは急な下りでした。乾いた土質のせいか滑りやすいので慎重に…。
2020年02月11日 14:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 14:02
雨生山から宇利峠へは急な下りでした。乾いた土質のせいか滑りやすいので慎重に…。
14:10、宇利峠の車道に到着。瓶割峠のロスも響き、計画から1時間51分の遅れ。でも今日はここから車道歩きだから、もう大丈夫。
2020年02月11日 14:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 14:10
14:10、宇利峠の車道に到着。瓶割峠のロスも響き、計画から1時間51分の遅れ。でも今日はここから車道歩きだから、もう大丈夫。
宇利峠の車道に下りるハシゴが破損していて苦戦。あと足が10cm長ければ余裕だったんですが…。
2020年02月11日 14:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 14:19
宇利峠の車道に下りるハシゴが破損していて苦戦。あと足が10cm長ければ余裕だったんですが…。
みかん畑の間を下って行きます。三ヶ日らしい光景。
2020年02月11日 14:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 14:32
みかん畑の間を下って行きます。三ヶ日らしい光景。
三州街道平山越えの小さな宿場のあった才の神。道祖神や句碑が祀られてました。
2020年02月11日 14:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 14:38
三州街道平山越えの小さな宿場のあった才の神。道祖神や句碑が祀られてました。
初生衣(うぶぎぬ)神社。天棚機媛命(アメノタナバタヒメノミコト)という機織りの神様を祭る珍しい神社で、遠州織物発祥の聖地とされているそうです。エスケープルートなのに発見の連続…。
2020年02月11日 15:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 15:17
初生衣(うぶぎぬ)神社。天棚機媛命(アメノタナバタヒメノミコト)という機織りの神様を祭る珍しい神社で、遠州織物発祥の聖地とされているそうです。エスケープルートなのに発見の連続…。
濱名惣社神明宮。本殿が奈良の正倉院と同じ井籠造(せいろうづくり)で、国指定の重要文化財なんだとか。三ヶ日の歴史の深さを感じます。
2020年02月11日 15:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 15:30
濱名惣社神明宮。本殿が奈良の正倉院と同じ井籠造(せいろうづくり)で、国指定の重要文化財なんだとか。三ヶ日の歴史の深さを感じます。
長いオレンジロード歩きもここで終わり。三ヶ日駅はもうすぐ。
2020年02月11日 15:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 15:42
長いオレンジロード歩きもここで終わり。三ヶ日駅はもうすぐ。
15:45、天竜浜名湖鉄道の三ヶ日駅に到着です!前の列車は2分前に行ってしまったばかりで、次は1時間後…。調べたら290円安く到着時刻も大差なかったので、近くのバス停からバスで帰りました。
2020年02月11日 15:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2/11 15:45
15:45、天竜浜名湖鉄道の三ヶ日駅に到着です!前の列車は2分前に行ってしまったばかりで、次は1時間後…。調べたら290円安く到着時刻も大差なかったので、近くのバス停からバスで帰りました。

装備

個人装備
フリース ウインドブレーカー 半袖シャツ 長袖シャツ ドライレイヤー(ミレー) ロングパンツ タイツ 靴下 グローブ レインウェア 帽子 トレランシューズ ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

かつて遠州には小國神社の神体山として崇められる本宮山を起点にして、光明山を経由し、秋葉山を遥拝して湖北の三岳山・竜ヶ岩山・富幕山から湖西連峰を縦走して山麓の普門寺へと繋がる秋の入峯修行(秋峯)が存在しました(「遠州の霊山と山岳信仰ーその源流と系譜ー」より)。その歴史ある道を、かつての修験者達のことを想像しながら踏破してみたい!という歴史ロマン溢れる山行を2017年から細々と続けています。

晴天の祝日、久しぶりに妻と一緒に山歩きできそうだったので、新羅堂跡・幡教寺跡を経由し富幕山へ登る秋峯ルートを歩いてきました。以前妻と一緒にジョギングがてら探し回った新羅堂の場所が、引佐図書館で借りた「引佐町の歴史探訪」という本にズバリ地図で示されていたので、前から妻と2人で行ってみたかったんです。

今回は舗装路、林道、ハイキング道ばかりなので、踏査のような探検要素は皆無だと思っていたんですが甘かった…。新羅堂跡から幡教寺跡へ繋がる道が完全に荒れてしまっていて、藪こぎやイノシシとのニアミスなどのあげく、結局撤退。ヤマレコのみんなの足あとを頼りにようやくまともな抜け道を発見し、30分以上時間をロスしました。

さらに簡単に通過できると思っていた瓶割峠も、採石場脇の林道入口がなかなか分からず、ここでも30分以上のロス。嵩山(すせ)に下山し最終の豊鉄バスで帰るという当初の計画を断念し、宇利峠から三ヶ日駅へ下りました。でも、もし時間のロスがなかったとしても、始発バスで奥山から出発して嵩山の最終バスに間に合うには走らないと無理そうですね。

新羅堂跡は、たぶん場所的には合ってるんだと思いますが、いまいち自信が持てなかったので、いつかまた再訪して確認してみようと思います。幡教寺跡は想像以上に素晴らしい遺跡でした。

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コメント

はじめまして
はじめまして。
新羅堂に関する記述がありましたので、思わず懐かしく書かせて戴きました。
私も十年?ほど前に訪れたことがあります。
写真ではよく分りませんが、nKitaniさんの軌跡を拝見すると、近くまで歩かれた様子が分ります。
新羅堂は林道から40メートル前後下方にあり、その辺りでは最も大きな沢が流れています。その沢の北側に新羅堂跡があります。
堂前の広い道、礎石などがあり、ひょっとするとまだ古い標木が残っているかも知れません。
富幕山周辺にはそのほかにも幾つかの古寺跡が散在しており、その昔を偲ぶのもまた面白いものですね。
2020/2/17 9:07
Re: はじめまして
canopus100さん、コメントありがとうございます!
やはりもっと下に新羅堂古跡の礎石や階段跡があったんですね。行けばよかった…。
今回は妻も一緒でしたし、かなり長いルートの計画だったので、つい先を急いでしまいました。近いうちにあらためて見に行ってきます。また「引佐町の歴史探訪」に記載があった「新羅堂崩れ収集墓地」や「穴の繁不動明王」なども併せて探訪してみたいと思います。
貴重な情報ありがとうございました!
2020/2/17 17:13
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