ぽくぽく春香山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 773m
- 下り
- 773m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り→微かに雪→高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
小樽赤岩に行けなくなってしまったのでぽくぽく近場の山を歩くことにする。雨天行動のどこが面白いんだよと思われるだろうが、雨の林道のしんみりした空気もなかなかいいもの。沢メインの下山も雨の林道だった。ああいう切な〜い空気が好きなんです♡
天気予報によれば午後から雨らしい。上のような事を言いつつも、まぁせっかくの日差しを無駄にしたくないので先を急ぐ。紅葉がきれいなこと以外何もない。
歌がぽんぽん湧き出してくる。そこで気が付いたのだが、部歌「山の四季」はハイキングの歩調にぴったりだった!大発見!!歌詞は相変わらずごちゃごちゃなのでほぼ鼻歌でごまかす。宇多田は歌うと疲れるんだ。
息も上がって峠に到着。坂も終わり、黄色が映える単調な道を進む。銀嶺荘をスルーし、ピークへ直行。雲が広がっているけれどもまだ日差しが差していて石狩湾を一望できた。特に感動もなくぼけっとしていると夫婦(?)なのか男女がやってきた。その男女、銀嶺荘に一泊してきたそうな。農学部OBのK先生のような雰囲気の男性と秀岳荘の2階にいそうな女性だった。
早々に下山し、噂の銀嶺荘に向かう。中には小屋管理人の男性がいた。コーヒーをいただく。とても優しい方で話の引き出しをたくさん持っていそう。こういう居心地のいい雰囲気っていうのはどうやったら醸し出せるのでしょうかね。気遣いだとか、打ち解けやすさとか、現役山岳部にかけているのはそういうところだと思うんですがね。
銀嶺荘はなかなか立派な小屋で、しょっちゅう一般客が利用しているらしい。冬からゴールデンウィークにかけてが一番忙しくなるそうな。後からおばさん二名とおじいさん一名が小屋着。外は雪がちらつき始めたらしい。60歳をすぎているがばりばりの現役で、岩もスキーもやっているらしい。しかも話の回転がめちゃめちゃ速い。とにかく元気。若い。あーいやあたしが老けてるのかな?おじいさんは教育問題に関心があると言っていて「今の若者は〜」「就職試験の面接ってのは〜」など力説が止まらない。おばさん方は人生経験豊富な方と見えて目がすわっている。「いつお迎えが来てもいい」なんてさらっと言ってのけていた。そんな生き方ができるなんて素敵です。トークにさらに火がつき面白かった。おやつももらってしまった。ありがとうございます。
話に一区切りがついた12時にさよならをして下山。高曇りの空には一層紅葉が引き立つ。定山渓側の開けた景色が見たかったので定山渓へ抜ける登山道へ少し寄り道し、引き返す。と、前方を銀嶺荘で一緒になったおじいさんが歩いている。足取りはかなりしっかりしていて、普段からばりばり歩いているらしい。結局峠から登山口まで終始一緒だった。登山口からは車で駅まで送っていただいた。ありがとうございます!!
なんやかんやで登山日和。上空寒気が流れ込んでいたので、望むなら雨ではなく雪でしたね。グッバイティーン山行、完。
コメント
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24h表記で書く癖つけたほうがいいすよ
さーせん
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