銅親水公園より、中倉山〜庚申山縦走
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,665m
コースタイム
天候 | 一日目 出発時は晴れ。オロ山(1821.7mP)付近より雪がちらつく。その後断続的に雪が続く。 二日目 朝から弱い雪が断続的に続く。一の鳥居付近より下は晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎ 登山ポストは銅親水公園駐車場入口と、国民宿舎かじか荘の近くにあります。 ◎ 庚申山荘利用の方は、かじか荘で料金が支払えます。 ※朝7時半頃から支払えるそうです。大人2000円。 庚申山荘にて、備え付けの料金箱に料金を入れることも出来ます。※庚申山荘利用の方は、庚申の湯が半額の300円で利用できます。利用予定でしたら、かじか荘で料金を支払って領収書をもらいましょう。庚申山荘にての支払いでは領収書がありません。 ◎ 駐車場〜松木沢分岐〜取付き点 厳重なゲートの横をすり抜けて進みます。 工事関係のダンプやトラックが松木沢分岐まで行き交います。 松木沢分岐から取付き点まではしっかりとした林道を歩きます。 地形図の標高点917m地点のちょっと手前に赤い目印が多数ある所が登山口。 ※標高点917m地点付近は、地形図の道と実際の道が異なります。 ◎ 取付き点〜中倉山〜沢入山 取付き点からしばらくは目印が多数あり、トラロープまで設置してあります。 落ち葉が積もり、登山道がはっきりしないところも多いので、目印を見失わないように注意します。 尾根に出ると、急坂ですが踏み跡はしっかりしています。 三角点1499.5mの東側に見晴しの良い岩場あり。 三角点はササに覆われていて、うっかり通り過ぎてしまいました。 中倉山〜沢入山間の尾根ははっきり確認でき、進むべきルートがよく分かる。 踏み跡はしっかりしているが、岩場やヤセ尾根を通過する箇所あり。 岩場はトラバースして、慎重に進みます。 ◎ 沢入山〜オロ山 たくさんあった目印も急に少なくなります。 ヒザ〜身の丈程のササ薮で、踏み跡も弱々しい。 尾根のやや広い所では進行方向に注意する。 オロ山付近の尾根上はシャクナゲの薮なので、一段下を歩きます。 ◎ オロ山〜庚申山 ササ薮についたシカ道を拾いながら進みます。 目印は全く確認できませんでした。 庚申山手前の小ピークから庚申山にかけては尾根が広く台地状なので、進行方向をコンパスで確認しながら歩きます。 とにかく、南に進めば登山道とぶつかります。 ◎ 庚申山から西(鋸山方面)に5分ほど進むと見晴しの良い場所あり。 ◎ 庚申山〜庚申山荘 はっきりとした登山道ですが、急坂が続きます。 岩場が多く、ハシゴやクサリが各所に設置してある。 ◎ 庚申山荘 バイオトイレは冬期閉鎖中。 山荘内には寝具が多数あり。 宿泊室は広く、かなりの人数が利用できます。 水道は外に一箇所、山荘内に3箇所あり。 沢水を直接引いているようで、多少の濁りと細かいゴミが混じっていました。※死にはしないでしょう。 ◎ 庚申山荘〜一の鳥居 岩がゴロゴロしていて歩き難いが、しっかりとした登山道。 ◎ 一の鳥居〜かじか荘 四駆車なら走れる位の林道を歩きます。 大きな水溜りあり。 |
写真
感想
本日は、銅親水公園より中倉山を経て庚申山を目指します。
以前よりこの山行を計画していて、本年8月に取付き点の下見をしていました。 標高点917m地点付近に目印が多数あり、進んでみるとトラロープが設置してある立派な登山道があり驚きました。 この登山道は中倉山に向かう登山道だと確信して、その日は駐車場に戻りました。
手応えを感じて数ヶ月・・・、雪が降る前に実行しようと思っていたある日、書店で立ち読みをしていると、岳人11月号に銅親水公園〜中倉山〜オロ山の山行案内が載っていてビックリ!! さっそ山行の準備を始めました。 せっかくの連休、歩行距離も長いので庚申山荘に一泊する山行を計画しました。
自宅にあるガイドブックには、庚申山荘利用の際はシュラフを持参することを進めているので、いつも使っている40Lのザックにシュラフと食料、着替え等を詰めてみると全然容量が足りません。 それではと、テントを持っていないのに先走って購入したテント泊用の70Lのザックが登場! 荷物を詰め込み、いざ背負ってみると今まで経験したことのない重みに一抹の不安を覚えましたが、「修行だと思えば耐えられる!」と自分に言い聞かせます。
早朝、下山口のかじか荘上のゲート前に、愛車のナイト2000をクサリでグルグル巻きにしてから登山口の銅親水公園に向かいます。
午前7時、駐車場を出発。 しばらくは単調な林道歩きですが、取付き点から先は一変して急坂の連続。 ザックが重いので、頻繁に足が止まります。 老体にムチを打ち、やっとのことで中倉山に到着。 山頂からは360度の展望が獲られ、これまでの疲れが一気に吹き飛びます。 男体山や奥白根山は白く雪化粧をしています。 皇海山や鋸山も目の前に見え、これから向かう庚申山への尾根には沢入山とオロ山が聳えます。
中倉山から沢入山間の尾根からの見晴しもよく、以前、社山から大平山に続く尾根を歩いた時のことを思い出しました。
シカ道を拾いながら薮を漕いで、オロ山に向かいます。 「奥白根山がガスで見えなくなったなー」と思っていたら、チラチラと雪が舞い始めました。 そう言えば、「寒気が流れ込んでいる」って、天気予報で言っていたな・・・。 雪はあっという間にササ原を白くしていきます。
シャクナゲの薮と格闘し、ようやくオロ山に到着。 雪は断続的に降っています。 写真撮影後、遭難気分で庚申山に向かいます。
コンパスを使って広い尾根を進むと、庚申山の山頂にピッタリ到着。 ここまで来ればもう安心です。 見晴しに行ってみると、雪のため殆ど何も見えず。 ここから見る皇海山と鋸山は最高なんですけど・・・、残念!!
そそくさと、庚申山荘に向かいます。 無理をしたのか、左膝が痛むのでゆっくり下山します。 クサリやハシゴを慎重に通過し、庚申山頂より約1時間で庚申山荘に到着。
本日は、横浜からお出でのお二人と一緒に一泊です。
夕食は、コンビニで調達した「鶏ちゃんこ鍋」を食べます。 その後、ウイスキーのお湯割りを飲みながら、本日歩いた登山道の様子などをメモして過ごします。
外に出ると、小雪はチラついていますが頭上には満天の星空が広がっていて、南東方向には足利、桐生市方面の夜景が見え、寒さを忘れる美しさでした!!
翌15日は6時頃に起床。
横浜のお二人と朝食を取ります。
8時過ぎ、かじか荘に向け下山を開始します。 辺りは昨晩降った雪で白く様変わりしています。
傷む左ヒザを引きずりながら約2時間、ゲート前に停めておいたナイト2000を無事回収。 かじか荘を目指します。
かじか荘にて庚申山荘利用料と庚申の湯の利用料300円を支払い、温泉に直行。 お肌ツルツルになりました!
さっぱりしたところで、今回の山行最後の難関、自転車を押しての舟石峠越えです。
左ヒザを引きずりながら坂道を上ります。 温泉に入ってさっぱりしたのに、また汗をかいてしまいました。 やっとの思いで備前楯山登山口に到着。 ここからは待ちに待った下り坂です! ブレーキが故障しないか心配しながら下り、あっという間に深沢地区に到着。 その後、ゆるい上り坂を20分ほど歩いて駐車場に到着。
あーーー、疲れた!!!!
コメント
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akagera02といいます。
庚申山、まだ行ったことありません。山小屋も泊まりたいです。
でもでも、相棒自転車憧れます。行動範囲も広がりそうですし。
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