【オモテもウラも】裏妙義・丁須の頭〜三方境周回


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 767m
- 下り
- 775m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【復路】松井田妙義IC〜所沢IC 国民宿舎の駐車場は平日ということで、ガラガラ。 係員の方に一声かければ、無料で停めさせてもらえる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本、岩場鎖場だらけのルートですが、慎重に手足を使って進めば問題なし。 いたるところ枯葉が積もっていたので、トラバースなどで多少ヒヤっとする場面がありました。 丁須の頭の上は、最初の2手ほどが完全に腕の力だけで鎖に掴まることになるので、ハーネスとスリングで確保を取った方が安心して登れます。 国民宿舎裏妙義のお風呂に400円で入浴可。温泉ではなさそうですが、さっぱりとしていてきれいなお風呂、貸切状態でのんびり入れました。 |
写真
感想
先月表妙義から下山した後、露天風呂で地元男性に「11月の頭には、紅葉がそりゃあ見事だよ」と告げられ、それは是非行かねばと思いながらも見頃であろう時期はどっぷりと仕事漬けな毎日。
結局11月に入って2度目の休日。前日までの大阪滞在の雑務を処理しさっさと退社、池袋の好日山荘にてハーネス等も購入し、準備は万端。調子に乗ってレイトショーでエヴァンゲリオンQを鑑賞。4時に目覚ましをかけておいたのだが、まんまと2度寝、気がついたのは6時手前。慌てて出発するも高速道路ガラガラ、8時過ぎには国民宿舎裏妙義に到着。今回も安定の快晴っぷり。
駐車場には先客が2名ほど、どちらも男性ソロ。ハーネス履いて、ヘルメット被ったところで5名の団体さん到着、ほぼ同時に駐車場をスタートする。しばし舗装路を進み、登山口に入るところで促され5名様を抜く、すぐに沢に出たのでそのまま沢沿いを進むとどんどん険しい大岩が、おかしいなと思いiPhone地図を見るとやはりルートから外れている。
少し藪を漕いで進むと、すぐに木段の刻まれた登山道に合流。前方に先ほどの5名様がいる、恥ずかしながら再び抜く事に。リーダーと思しき方に「てっきり沢を詰めるんだと思ったよ」と言われ恐縮。見掛け倒しですみません。
紅葉がちらほらと残る登山道を、標識とペンキに従い進む。ともすれば多すぎに思える目印、こういうのって「ここを行け」ではなく「ここ以外を行くな」と捉えるのが正解なのだと思う。ペンキや鎖のある所の周辺は、往々にして危険な場所が多い。
予想に反し風も穏やか、陽射しが降り注いでくると汗ばむくらいの陽気。早々に上着はリュックにしまいユニクロのヒートテックの上にTシャツという出で立ちに。
稜線に出ると素晴らしい眺望、前回登った浅間山はすっかりと冬の装いに。鎖沿いにコルを巻いていくと今回の核心部、丁須の頭に到着。崖側にだらりと垂れた鎖にカラビナで確保を取り、何度も荷重をかけて安全を確認、最初の2手3手は完全に鎖頼りのクライミング。しかしそこさえ越えてしまえばホールドもあり、何とかハーネスに荷重かけることなく登頂。景色は肩部分と何ら変わらないのだが、(自己)満足感は格別。しばし写真撮影なぞして、下降。
以降、鎖場もたくさん出てきましたが、一番厄介なのは舞い積もった落ち葉。トラバース路に降り積もった落ち葉を踏むと下に地面がなく、ズルっと滑る箇所がいくつか。少し慎重に、溜まった落ち葉を蹴り落としながら進む。
三方境からは緩やかな下り、紅葉を眺めながらのんびり。途中おにぎり休憩をはさみユルユルと下山していると再びルート外れ。急いで登り返し外れたポイント確かめるもも、なんでこんな所で間違えたんだろう?って場所。狐につままれたような気分。
途中後ろから来たソロの男性と合流。おしゃべりしながら歩いていたら水場も観音様も見落とし、気が付けば登り出しに歩いた舗装路に合流。
国民宿舎のお風呂に入らせていただき、まだ陽も高い中、貸し切り状態の湯船でゆったりと身体をほぐす。時間も早かったのでそのままビュンっと帰宅、18時には自宅にて洗濯機回しながらビール飲んでるっていう素晴らしい休日。
オモテもウラも歩いた妙義。これからのシーズン、上信越道を通る度にあの山容を眺めてニヤニヤしてしまいそうだ。
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