祝!梅雨明け 大天井岳日帰り登山


- GPS
- 12:59
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,007m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
- 山行
- 11:22
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 12:58
天候 | 晴れ時々曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に歩きやすい 常念乗越でツキノワグマを目撃しました、毎日のように出没しているようです |
その他周辺情報 | 下山後、安曇野蝶ヶ岳温泉「ほりでーゆ~四季の郷」で入浴+夕食 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
GPS
保険証
携帯
タオル
カメラ
日焼け止め
お昼ごはん
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感想
8月1日、遅れに遅れていた関東甲信地方の梅雨明けがようやく発表され、やっと本格的な夏山シーズンが到来しました。そんなわけで、梅雨明け翌日の8月2日、今シーズン初めての北アルプスへお出かけしました。
今回歩いたコースは一ノ沢登山口からの大天井岳日帰りピストン。
どうしてこのコースを選んだのかと言うと、常念山脈のメジャーな稜線(蝶ヶ岳〜燕岳区間)の中で、常念岳〜大天井岳の区間だけが唯一未踏のまま残っており、どうしてもこの未踏区間を歩いてみたかったのです。
そして、一ノ沢からの大天井岳往復は本来1泊2日で歩きたくなるくらいのロングコースですが、新型コロナウイルスの流行状況を踏まえ今年は基本的に宿泊登山は行わず、「ハードな日帰り登山を極める年にする」と心に決めているので、日帰りで決行した次第です。
ただ、夏山のハードな日帰り登山には1つ大きな問題、というか悩みがございまして…。それは、午前9時を過ぎると高確率でガスが湧くという悩みです。夏にアルプスで日帰り登山をすると、朝どんなに良い天気でも頂上に到着した時には真っ白な霧の中…というパターンが非常に多いんですよね。
日帰りと言う縛りを崩さずにその悩みを解決する方法はただ1つしかありません。超早出をすることですw とにかく早くに登山口を出発して、午前9時を目途に登頂する。これしかありません。
そんなわけで、朝が苦手でだいたい午前5時台の出発が多い僕も、この日は午前3時に登山口を出発して一気に大天井岳の山頂を目指しました。そして1時間半ほど闇の中を歩き、午前7時には常念乗越の稜線上に辿り着くことができました。
常念乗越から大天井岳までは約3時間の空中散歩♪
稜線からは常に槍ヶ岳の姿が見えます。そして、真っ青な夏空には飛行機雲が浮かび、やっぱり夏の北アルプスの稜線は最高に気持ちいいと思いました。
そして、午前10時前に大天井岳に登頂。ゆっくり稜線を歩いたので目標より1時間ほど遅い登頂になりましたが、目的の稜線をガスに包まれることも無く歩けて今シーズン初のアルプス山行は大満足なものになりました。
ところで、帰り道に常念乗越で休憩をしていると多くの登山者が谷の方向を指さして何やら話しています。ライチョウでも出たのかな?と、みんなが指さす方向を注目すると100mほど先に大きなツキノワグマが居ました。
野生のツキノワグマを見るのはこれが2度目になりますが、今回常念乗越で目撃したクマは大勢の人に注目されても気にせず食事に夢中でした(3年ほど前に太郎平の近くで目撃したクマは人の気配を感じるとさっさと逃げていきました)。
後日SNSで調べてみると、このクマは常念乗越に住み着いているらしく、テン場や常念小屋から至近距離まで接近してくることもあるようです。少し人慣れしすぎているような気がして、事故が起こらなければいいけど…と思います。
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