日本国 〜1度は訪れたい山〜 [新潟県 村上市]


- GPS
- 02:57
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 591m
- 下り
- 596m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
感想
『新潟、山形登山の旅』4回目となる山は日本国だ。
旅の最後の登山はやはりここで締めたかった。
いつも地図を見ては気になる山だった。
もう帰路に移行している中での登山。
場所は新潟県北端と山形県との県境。
なので新潟県とはいえ、ここは山形市とほぼ同等くらいの緯度なのだ。
登山口までの案内は国道7号線からあり、途中の道にも親切に案内されているので迷わずに辿り着く。
登山口周辺も日本国押しで一見賑やかそうに繕っているのだが、誰もいなくどこか寂しい。
駐車場で準備をしていると下山者がきた。
どうやら新潟市の人だ。
ここから新潟市でも100キロ近くあるんだよな。
登山者はポツポツいるみたいだ。
さっそく登ろうとするも便意があって不安な中、登山口の正面にある休憩舎にトイレがあったので有り難かった。
無事に放てたので登山道に取り付く。
最初はごく一般的な里山の雰囲気で植林地帯を登っていく。
踏み跡も明確で迷う心配もない。
ただ、4日連続登山だということで足が疲れている。
グイグイ登っていくと後ろからトレランの人が来てあっさりと抜かれてしまった。
気が付くと周りの樹林はミズナラやブナ林に変わっており驚いた。
標高300mちょいでブナがある事だ。
滋賀や福井でも700mくらい登らないとないので緯度の差は大きいんだなって実感する。
どんどん登ると休憩舎が出てきた。
ここから朝日岳を拝む事が出来るはずなのだが、霞んだ残念な空なので見えることはなかったが、山北町の山並みを見るのもまた貴重なのでじっくり堪能する。
更に先へ進むと鷹待場に着く。
ここは鷹の羽という武器を作るために鷹を狩ってた場所だ。
その武器を贈呈されていた徳川将軍がこの山を日本国として名付けたとされる歴史ある山だ。
因みにこの登山道は中部北陸自然の最北になっている。
蛇逃峠というコルまで下り、直下の登り返しを頑張れば日本国山頂だ。
周りには日本国を盛り上げるような感じの広場だが、誰もいなくて寂しい雰囲気だ。
標高555m、なのに1本ダケカンバが生えてるのは驚きだった。
景色は山形県側の山並みと新潟県側の日本海だ。
天気が良ければ粟島まで見れそうだが、この日は霞んで無理だな。
記念撮影がてら、せっかくの日本国なので国歌斉唱しました。
下りは休憩舎から別ルートで下る。
勾配がそこそこあるが、そんなに長くは続かず下のほうは平坦みたいな感じだ。
平坦が長く、4日連続での身体の解しとして良い感じのハイキングだ。
無事に出羽街道に下りきり、小俣宿を堪能する。
途中小さな田舎の売店で登山証明書の申請をしつつアイスを食べる。
車の置いてある場所まで辿り着く前に、日本国郵便局もあり名前推しが強い街なんだなと感じた。
6日間に渡る旅での最後の登山。
まぁハイキングなのだが、こんなに充実した旅は初めてだ。
結局この日は疲れ切って途中で寝てしまって能生までしか行けなかったが、次の日の昼に無事に彦根市に帰りました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する