記録ID: 260084
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山滑走
北海道
イルムケップ山東尾根
2013年01月12日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 677m
- 下り
- 676m
コースタイム
出発(8:45)→頂上(13:15〜30)→帰着(15:00)
天候 | 曇り、無風 出発時−7℃、頂上−10℃、帰着時−8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
写真
撮影機器:
感想
イルムケップは砂川〜深川の東に広く裾野を広げる火山。時代が幾分古いようで、風化と浸食がすすんだ結果、上部が削りとられてしまったようである。アイヌ語ではエン-ルム-ケップ「尖った頭を削った神の台座」という意味らしく、なるほど納得の由来だ。林道や伐採道でズタズタにされた可哀そうな山のようで、僕らが登るのは無雪期よりも今の時期がふさわしい。地図とにらめっこして、スキーの面白そうな東尾根を経由することにした。
豊岡町の奥の市民牧場の手前に車を置き、緩やかな尾根にスキーで取付く。この数日間の積雪でヒザ上のラッセルが延々と続く。少し傾斜のある所では太腿〜腰まで埋まり、そのたび嘆きが入った。尾根上はトドマツの人工林の中に伐採道が伸びているが、密な樹林帯の方がラッセルが楽。密な樹林帯を繋げて進む。Co600付近から左の沢型へ向けて斜面をトラバース。いったん沢の中へ降りる。そこから直接三角点へ伸びる東尾根に取付く。東尾根は全体的に疎林。帰りの滑降が楽しみな斜面が続く。ひたすら太腿〜腰のラッセルの苦行を続けて、いよいよ足が攣りそうになったころに頂上。頂上周辺のみクラストしていて白い。三角点も露出している。
下りの尾根は腰まで埋まる深雪のパウダー。重力に体を預け、強烈な顔射を浴びつつ一気に滑り降りた。再びシールをつけ、緩やかな尾根に登り返す。行きのトレースの上を直滑降。最後は牧場斜面にシュプールを刻んで下山。
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コメント
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はじめまして。rasawです。
自分は音江、沖里河は滑ってもイルムケップだけは手が付けられずにいました。
なるほど、市民牧場からの尾根とはナイスです。
ラッセルの大変さが伝わってきますが、帰りの滑降で報われたようですね。
resawさん、こんばんは。
事前にいろいろと想像をふくらませた分だけ、報われた気持ちになりますね。
滑降もそうですが、山のルート取りも。
それが当たっていたとしても、ハズレだったとしても。
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