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Yamareco

記録ID: 297788
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊仙 (白玉模様の谷山谷コース)

2013年05月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:54
距離
16.8km
登り
1,589m
下り
1,587m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車地 7:25−9:19 広畑コース分岐 −9:52 漆ヶ滝 10:35−11:38 井戸ヶ洞 11:55−12:36 米原小屋 13:32−13:52 霊仙(三角点) 13:58−14:08 最高点 14:15−14:36 米原小屋 −15:03 井戸ヶ洞 −15:51 横道西端 16:27−16:43 谷山谷コース合流点 −18:10 駐車地
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷山谷登山口手前の昼坂林道分岐に4台分ほどの駐車スペースあり。
その約200m手前の橋を渡った右手にも約5台分の駐車スペースあり。
トイレは、上丹生のいぼとり水PかJR醒ヶ井駅にて済ませておくこと。
上丹生の集落内の道は狭いので、充分注意して通行すること。
コース状況/
危険箇所等
谷山谷コース登山口の従来の駐車場は、豪雨による災害で流出し、駐車スペースなし。
代わりに、林道分岐点とその下流に各数台ずつの駐車スペースあり。

河原までの林道も、2箇所崩落。高巻き道あり。

河原〜漆ヶ滝は、かなり荒れているが、迂回路や踏み跡があり、問題なく通行可。
ただし、時間には余裕を見た方がいい。

漆ヶ滝〜魔洞道口は、従来通りの緊張を強いられるトラバース道。
補助ロープはあるが、滑落しないように慎重に通過したい所だ。

魔洞道口〜四丁横崖は、谷添いの道で、石灰岩が露出している所はやや滑りやすく歩きにくい。

四丁横崖〜山頂は、見晴らしのよい快適な稜線と山上台地で、いつもの霊仙を満喫できる。

井戸ヶ洞〜横道西端〜谷山谷合流点は、危険箇所のない歩きやすい道。

一ノ谷〜横道は廃道のため、谷山谷コース〜横道は広畑コースを利用のこと。

ヤマシャクヤクは、二ノ谷付近〜漆ヶ滝で開花。それより上は、日当たり面のみ開花。

ヒルは、雨上がりということで心配したが、1匹に取り付かれただけで被害無し。
【伊吹はピーカン】
いい天気。伊吹は今日も人気かな。
2
【伊吹はピーカン】
いい天気。伊吹は今日も人気かな。
【目を疑った】
今から向かう霊仙は雲の中。ど、どうして〜?
3
【目を疑った】
今から向かう霊仙は雲の中。ど、どうして〜?
【駐まってる】
ここに駐車スペースがあった。先着3〜5名限りかな。
【駐まってる】
ここに駐車スペースがあった。先着3〜5名限りかな。
【ここだったはず】
ここが登山口だったはず。全部無くなっている。
【ここだったはず】
ここが登山口だったはず。全部無くなっている。
【唖然】
林道も崩落してる。写真は、通過後振り返ってみたところ。
【唖然】
林道も崩落してる。写真は、通過後振り返ってみたところ。
【こんなのはじめて】
パイプを使ったベンチだ。霊仙は手作り感満載だ。
1
【こんなのはじめて】
パイプを使ったベンチだ。霊仙は手作り感満載だ。
【前途多難か】
谷はかなり荒れているようだ。石を縫って行く道は時間がかかりそう。
【前途多難か】
谷はかなり荒れているようだ。石を縫って行く道は時間がかかりそう。
【こんなとこから】
二ノ谷を過ぎると、早くもお出まし。
4
【こんなとこから】
二ノ谷を過ぎると、早くもお出まし。
【スポットライト】
ムラサキケマンワンマンショー。
3
【スポットライト】
ムラサキケマンワンマンショー。
【近づけない】
滝壺が深くなっているみたい。遠くから眺めるだけだ。
3
【近づけない】
滝壺が深くなっているみたい。遠くから眺めるだけだ。
【滝への誘導灯】
滝の側の崖に咲いていた。近づけないのでズームアップ。
1
【滝への誘導灯】
滝の側の崖に咲いていた。近づけないのでズームアップ。
【ちょっと遅かった】
滝の見えるポイントの花は、逆立ちした足だけが残っていた。
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【ちょっと遅かった】
滝の見えるポイントの花は、逆立ちした足だけが残っていた。
【もう少しかな】
滝の上部付近はまだ少し早かった。蕾もいっぱい。
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【もう少しかな】
滝の上部付近はまだ少し早かった。蕾もいっぱい。
【おしゃべり友達】
日なたぼっこ友だちとは、話も弾みそう。
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【おしゃべり友達】
日なたぼっこ友だちとは、話も弾みそう。
【まさにボンボリ】
光を受けて光ってる。
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【まさにボンボリ】
光を受けて光ってる。
【ほんのり桜色】
頬をほんのり赤く染めた色気あるニリンソウ。
4
【ほんのり桜色】
頬をほんのり赤く染めた色気あるニリンソウ。
【見える見える!】
稜線からは、白山、能郷白山などの白い山が見えた。写真ではわかるかな?
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【見える見える!】
稜線からは、白山、能郷白山などの白い山が見えた。写真ではわかるかな?
【こっちもすごい】
近くの白い独立峰は御嶽だ。それから左に乗鞍、穂高、槍が連なる。肉眼でははっきり見えた。
2
【こっちもすごい】
近くの白い独立峰は御嶽だ。それから左に乗鞍、穂高、槍が連なる。肉眼でははっきり見えた。
【5枚6枚7枚めっけ】
稜線上にはニリンソウがいっぱい。花びらの数を数えてみる。
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【5枚6枚7枚めっけ】
稜線上にはニリンソウがいっぱい。花びらの数を数えてみる。
【いきなり9枚】
8枚が見つかれば、ストレートフラッシュだ。
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【いきなり9枚】
8枚が見つかれば、ストレートフラッシュだ。
【今日は賑やか】
いつもはポツンと寂しげな小屋も、今日は人がいっぱい。
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【今日は賑やか】
いつもはポツンと寂しげな小屋も、今日は人がいっぱい。
【御池がはっきり】
御池が近くにはっきり見える。ハゲの模様まで。
2
【御池がはっきり】
御池が近くにはっきり見える。ハゲの模様まで。
【角が欠けてる】
山頂の三角点。欠けているのが気になった。
2
【角が欠けてる】
山頂の三角点。欠けているのが気になった。
【トンビ日和り】
数羽がくるりと輪を描いていた。
1
【トンビ日和り】
数羽がくるりと輪を描いていた。
【岩たちの休日】
思い思いの格好でくつろいでいる。カレンフェルトが、あたかも人間が休んでいるように見える。
3
【岩たちの休日】
思い思いの格好でくつろいでいる。カレンフェルトが、あたかも人間が休んでいるように見える。
【ノミの登山】
琵琶湖をバックに、ノミがリュックを背負って霊仙登山。
1
【ノミの登山】
琵琶湖をバックに、ノミがリュックを背負って霊仙登山。
【また来たよ】
昼は人がいっぱいだった。帰りにもまだ2組が休んでいた。
2
【また来たよ】
昼は人がいっぱいだった。帰りにもまだ2組が休んでいた。
【明かりが灯った】
大きなぼんぼりは明るそう。
1
【明かりが灯った】
大きなぼんぼりは明るそう。
【笑ってる】
顔をくしゃくしゃにして笑ってる。
2
【笑ってる】
顔をくしゃくしゃにして笑ってる。
【あちこちに白玉】
岩の上に自然と配置されたボンボリ。まるで古寺の境内のようだ。
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【あちこちに白玉】
岩の上に自然と配置されたボンボリ。まるで古寺の境内のようだ。
【ヒゲヤマシャク】
ワッハッハ。
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【ヒゲヤマシャク】
ワッハッハ。
【パクッと食べられそう】
入ったら出られないぞ。
2
【パクッと食べられそう】
入ったら出られないぞ。
【伊吹にびっくり】
突然あんな所に伊吹の頭が現れた。
2
【伊吹にびっくり】
突然あんな所に伊吹の頭が現れた。
【琵琶湖を見ながら】
横道はここで終わり、ベンチで休んでいこう。
1
【琵琶湖を見ながら】
横道はここで終わり、ベンチで休んでいこう。
【おいしそう!】
薄暗い谷沿いの道では、白玉がぼんやり光って道案内。
3
【おいしそう!】
薄暗い谷沿いの道では、白玉がぼんやり光って道案内。
【このコース長いね】
石ゴロの谷中の道は、思ったより長いし、時間がかかった。
【このコース長いね】
石ゴロの谷中の道は、思ったより長いし、時間がかかった。

感想

日曜の天気予報がだんだん良くなってきた。
予定通り、霊仙に行くことにする。
でも、前日の雨で、ヒルの大歓迎を受けそうだ。

朝、霊仙は雲の中だった。
いずれ晴れるとは思ったが、ヒルの心配は晴れないままだ。
上丹生の集落を抜けて、登山口に向かう。
谷山谷コースは荒れているとのことだった。
詳細がわからないので、大事を取って、登山口手前の橋を渡った所の空き地に車を止める。
支度をして出発すると、数百メートル進んだところに駐車スペースがあった。
既に3台駐っていて、これでほぼいっぱいだった。
今日の入山者は、そう多くはないようだ。

林道を歩き出すと、すぐに重機が目に入った。
どうやら、この場所は登山口の駐車場だった所のようだった。
以前の面影は全く無くなっていた。
更に進むと、目の前の道路が完全に崩落していた。
崖に高巻きの迂回路が作られており、なんとか通ることはできた。
しかし、これからのこのコースの荒れ具合を暗示しているような気がした。

コースは、辿れるところは石だらけの谷中を辿り、無理なところは迂回路や高巻きをすると言う具合だ。
迷いやすい所も多かった。
でも、もうかなり踏まれているので、時間はかかるが、それほど問題はなさそうだ。

二ノ谷出合を過ぎると、早くもヤマシャクヤクが姿を現した。
既に散っているのもある。
もしかしたら、前日の雨にやられたのかもしれない。
ここからは、点々と咲く白玉を愛でながらゆっくり歩を進める。

漆ヶ滝では、腰を下ろして休憩した。
しばらくして、ふと膝の上を見ると、動く物がいた。
ヤツだった。
白玉の咲きっぷりに満足し、すっかり警戒するのを忘れてた。
点検したが、どうやらこの一匹だけだったようだ。
実害が無くて、ほっとした。

滝から上は、急斜面の滑りやすいトラバース道だ。
一番心配していた場所だが、特に以前と変わった様子はなかった。
と言っても、良くなった訳ではなく、要注意箇所には変わりなかった。

期待していた魔洞道口からのヤマシャクは、まだ早かった。
ほとんど蕾で、来るのが早すぎたかと思った。
しかし、日当たりのいい場所では、しっかり開いていた。

稜線に上がると、大展望が待っていた。
遠くの雪山もしっかり見えた。
御嶽、乗鞍、北アルプス、白山、能郷白山、伊吹山だ。

快晴微風で、暑くもなく寒くもなく、爽快な気分だ。
霊仙の開放的な山上台地と相まって、実に快適な尾根歩きだ。
今日は、登った人全員が春の霊仙を満喫し、悦びを隠しきれないように思えた。

心が十分に満たされるのを感じながら、下山に取りかかる。
帰りは横道を通ろう。

ここも白玉のパラダイスだった。
斜面に点々と咲くヤマシャクを見るたびに、満足感が増幅されていった。
これから登山口までの長い道も苦にならなかった。
来て良かった。

谷の中は、登りに辿った道を思い出しながら、ゆっくり下った。
車に着いた時には、さすがに軽い疲労感を感じたが、それは心地いい疲労感だった。

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