山行記録: 羅臼岳 若かったあの頃、何も怖くなかった

sawch

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距離: 11.9km
登り: 1,430m
下り: 1,430m

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天候	晴
アクセス	利用交通機関：自家用車登山口の木下小屋に宿泊アクセスを調べる my出発地登録

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木下小屋には登山には縁のない若者が何日も泊まっていた。
いつしかみんな仲間になった。

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木下小屋には登山には縁のない若者が何日も泊まっていた。
いつしかみんな仲間になった。

スニーカーに靴下もはかず、短パンに上半身裸で登っていた。

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スニーカーに靴下もはかず、短パンに上半身裸で登っていた。

山頂から知床岬方面の景色は最高だった。
この道をたどって知床岬まで行こうか、という提案もあった。

2013年06月15日 14:59撮影

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6/15 14:59

山頂から知床岬方面の景色は最高だった。
この道をたどって知床岬まで行こうか、という提案もあった。

感想

sawch

学生の頃バイクで日本一周をした。
もう25年は前の話だ。
ウトロの土産物屋の親父が野宿したいならここがいいと言って勧めてくれたのが
岩尾別温泉の木下小屋だった。
同じような若者が大勢いてすぐに意気投合した。
ともに買い出しをしてサケを焼いたりした。
カムイワッカの滝へもみんなで行った。
小屋の横が羅臼岳の登山道入り口だった。
何日か小屋に滞在している間に沢山の人がそこから登って行った。
俺たちも行こう、10人くらいのパーティーに水は一升瓶一本だった。
それを交替で持って上った。
靴はバイクのブーツ以外にはペラペラのスニーカーしかなくてそれで登った。
洗濯の都合で靴下をはかずに登ったら、かかとから血が噴き出して靴が真っ赤になってしまった。
上半身裸で短パン一枚、もちろん帽子も何もなかった。
他の連中も似たり寄ったりだった。
みんなばてた。
俺は体力だけはあったので平気だった。
山頂からの風景は感動以外何物もなかった。
YHのグループの女の子たちが感動のあまり泣いていたのが印象深い。
山頂近くの水場がなければさぞのどが渇いたことだろう。
今となってはすっかり大人になっていまい、あんな馬鹿な真似は頼まれても出来ないと思う。