記録ID: 3288886
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
仙の風吹く・天空の花園(^-^***
2021年06月20日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:03
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
天候 | 曇り 超時々 少し青空 のち 下界で晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜横浜市内※1※2※3〜R16〜相模原市内※4〜R16〜鶴ヶ島IC〜(関越道)〜昭和IC〜R17〜平標山登山口駐車場※5 【駐車場】 平標山登山口駐車場 (600円。150台+α、キレイなトイレ有) (1:00前に到着して第一に入場。すでに30台以上はあり、その後も続々と) 【復路】 平標山登山口駐車場〜みなかみ町・猿ヶ京※6〜R17・飯能エリア・R16〜道の駅・八王子※7〜横浜市内※8〜自宅 ※1:整骨院 ※2:銭湯 ※3:mukupin合流 ※4:食糧調達 ※5:車中泊 ※6:温泉 ※7:仮眠のつもりが2人とも3時間爆睡 ※8:mukupin解散 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全て整備された登山道。 危険な箇所は無い。 【平標登山口駐車場(a)〜平標登山口】 駐車場裏から林道に出て、満車になりつつある第2駐車場の脇を通ってと登山口へ。 【〜△松手山】 樹林帯の急登をジグザグで入り、尾根筋になってからは直登が主体。 ピーク手前で樹林限界になるが、この日は下界は見下ろせるものの、周囲や上は白い世界。 【〜一ノ肩〜△平標山(b)】 灌木帯と草原の道は花のプロムナード。歩みを停める人たちはニッコニコ。 一ノ肩への急登を詰めると、ハクサンイチゲの群落が歓迎してくれる。 そこからは笹と草原の緩めの尾根をアップダウンし、ピーク手前で少しだけ急登になる。 山頂は混雑気味だったが、ぎゅうぎゅうではないので、密を避けて端っこでホットタイム。 【〜平仙鞍部(c)〜△仙ノ倉山】 長い木段を下りながら、両翼に大きな花畑が広がる。 (過去2回、谷川岳から日帰りフル縦走をしたことがあるが、この登り返しは草原を楽しむ余裕はなかった) 鞍部に下り終えても花畑、ゆるゆるな登り返しも花のオンパレード。小ピークへの登り返しは笹に包まれた天国のような道だがガスで周囲しか見えない。 下って仙ノ倉への登り返しは木段が主体だが、両翼が花なので風が強くても高揚感が増す。 広いピークは360°絶景なのだが、この日は周囲が白い世界。 少しだけ縦走路を進み仙ノ倉の肩まで行く。恵比須大黒に繋がる笹の尾根道が見えるのだが、雲の狭間からのチラホラを見て引き返す。 【〜(c)〜(b)】 ゆるゆると戻る。 時々、青空がチラ見するので、午後からの晴れ予報を期待し、鞍部手前でランチ&休憩でしばしのんびり。 平仙鞍部の上は、雲たちがビュンビュンと走り抜け、平標山の全貌がチラリズムのように見えたり隠れたり。 ガスが消えそうもないので、午後に入っても続々と人がやってくる平標山へ登り返した。 【〜平標山乃家】 南に派生する笹の尾根の上を長い木段で下る。 小屋がクッキリと大きく見える頃、東の下が湿原で、西の尾根上も湿原となり、ワタスゲも登場する。 なんとまぁ、花のバリエーションに恵まれた山域なのだろねと、ほっとした下り空間が楽しめる。 (12年前の同時期に下った時は、炎天下の縦走で喉がカラカラで小屋の水場しか目に入っていなかった) 木段が尽きて山道を少し下って小屋に至る。多くの人々がほっこりタイムを楽しんでおり、幾張りかのテントが昼前からまったりタイムを作り始めていた。 (12年前の話に戻るが、当時、ここで初めて山スカートの女性を見掛け、白いTシャツ・黒いスカート&タイツがスラリとした高身長に似合ってて、街歩きのようなスタイルに同行者とともに感動したなー) 【〜平元新道登山口】 割を急な斜面をジグザグ交りに下り、途中からハルゼミの合唱が聞え始める。 傾斜が緩んで林道に出る。 【〜(a)】 長い揺る傾斜の林道。 ゲートの沢で靴が洗える。 再び林道を下り、駐車場方面へショートカットする山道に入り沢沿いを行く。意外と長い。 往路の林道に出て駐車場。トイレ脇の水道で靴を洗おう。 |
その他周辺情報 | 【買物】 コンビニ等は、群馬側は月夜野エリアを過ぎると無い。 【温泉】 猿ヶ京温泉公衆浴場・いこい乃湯 (300円、アメニティ無し) (古いがシッカリした湯治場の建物。地元の人たちの生活湯でもあるらしい) |
写真
装備
個人装備 |
ザック:チャチャ35
ツォロミー4
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感想
『仙の風吹く・天空の花園(^-^***』
6/20(日)、雲が流れまくる日でしたが、彩の尾根では高山植物たちの夏饗宴では、花たちが思わせぶりな笑顔を振りまいていました(^○^***
谷川連峰の西端は、梅雨前線に乗っかった風たちが走り続け、夏に向かう幕を次々に開けていた(^^)
【ルート】
平標登山口駐車場(a)〜平標登山口〜△松手山〜一ノ肩〜△平標山(b)〜平仙鞍部(c)〜△仙ノ倉山〜(c)〜(b)〜平標山乃家〜平元新道登山口〜(a)
<ピストン&周回≒14km>
【山行記】
温い風が運んできた夜明け
シトシトな灌木の尾根は水晶の飾り道
花のはじっこからキラぽたり
葉のつやおもてにキラころり
湿った霧が包みこむ朝
ユラユラな笹の山肌は石灰色の空間
花畑の向こうからフワふらり
這松の枝の間からフラふわり
威張った風が走る昼
ゴウゴウな広い鞍部は高速な流雲紋
花びらたちはなぜかゆったり
葉っぱたちはなぜかひっそり
乾いた陽が射込む午後
サラサラな南の草原は盛夏を誘う色
赤紫白黄がかざりあってぱらり
濃淡薄緑がかすれあってゆらり
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