赤倉岳〜井戸岳〜八甲田大岳(酸ヶ湯温泉)


- GPS
- 08:45
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 876m
- 下り
- 859m
コースタイム
7:10 下毛無岱休憩所
7:45 上毛無岱休憩所
8:00 毛無岱分岐
8:45 宮様コース分岐
9:30 赤倉岳分岐
9:55 赤倉岳山頂
10:05 井戸岳山頂
10:35-11:00 大岳鞍部避難小屋
11:30-11:45 八甲田大岳山頂
11:55 鏡沼
12:40 仙人岱
13:00 地獄湯ノ沢
14:30 酸ヶ湯温泉駐車場
天候 | 曇り(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは全体的に危険箇所はありませんでした。 標識などもしっかりと確認が出来たので、道に迷う事も無さそうです。 赤倉岳〜井戸岳〜大岳鞍部までは強風により、時々足を止めて耐風姿勢をとる必要がありました。 その他、雨の後は水溜りが多く、木道や階段が滑り易いので注意が必要だと思います。 下山後は酸ヶ湯温泉に宿泊しましたが、宿も温泉も大満足でした。 さすが、国民温泉第1号に指定されただけあって効果も抜群! おかげで翌日の岩木山は筋肉痛も無く登れました。 |
写真
感想
今回は仕事の連休を利用して八甲田山と岩木山に行って来ました。
本当なら百名山は嫁さんと行きたいところですが・・・。
前回の雲取山で下調べ不足により嫁さんに負担を掛けたこと、福島が意外にも五ヶ月の短期滞在となり、あまり山に行けなかったこともあって、仙台に居る間に遠いところから登っておこうと思い、単独での山行となりました。
出来れば余裕を持って三連休が理想だったのですが、仕事が繁忙期ということもあり断念。
かなり無理矢理な弾丸ツアーでしたが、とても充実した二日間になりました。
まずは初日の八甲田山ですが、宿泊予定の酸ヶ湯温泉から先に毛無岱の湿原を通るルートを選択しました。
直前まで、どちらから回るか悩んだのですが、前日に降った雨の影響を考えて、長い階段を登る方が安心だったので・・・。
駐車場の脇から登山口に入り、短い急登を過ぎるとすぐに道は平坦になります。
水溜りを避けながら、幾つか橋を渡り、少し長い階段を登ると、緑が一面に広がる湿原に出ます。
天気があまり良くないので、鮮やかな緑ではありませんが・・・。
それでも、風景が変わるたびに足を止めてしまうような素晴らしい眺めでした。
逆に快晴だったら、気温が上がってしまい、かなり大変だったと思うので、仕方が無いですね。
お決まりの長い階段の途中からの眺めや、北八甲田三山を収めた写真も場所や角度を変えて何枚も撮りました。
どうやら山頂は風が強く、雲に隠れたり、出て来たり・・・。
天気が心配だったのですが、体力的にも時間的にも余裕があったので、ここで三山縦走を決断。
上毛無岱の休憩所まで一年を通じてほぼ毎日来ているという年配の方に、大岳の鞍部まで出てピストンする方が楽だと教えて頂いたのですが・・・。
ここは敢えて田茂萢方向に向かい、宮様コースの分岐から登るルートを選択。
これがまた教えて頂いた通りに上り下りの繰り返しで・・・。
なかなか高度が稼げず、精神的に疲れました。
宮様コースの分岐からは、赤倉岳分岐まで尾根道を一気に直登します。
登り切る直前に振り返ると、ロープウェイ頂上駅からのルートが見渡せる見事な風景が待っています。
赤倉岳分岐から鞍部の避難小屋までは強風と霧の中を歩きました。
時々、耐風姿勢をとりながら、火口や斜面に残る残雪を横目に足を進めます。
皆さんの記録を見ると、天気が良ければ素晴らしい眺望を楽しめるはずだったのに・・・。
どうも単独の時は天気に恵まれないように思うのは、気のせいでしょうか。
昼食は大岳山頂を予定していたのですが、あまりにも風が強かったので避難小屋に変更。
充満するトイレの匂いがちょっぴり気になりましたが・・・。
なかなか、立派な避難小屋でした。
避難小屋から大岳までの急登は約30分の道のり。
残念ながら天気は回復せず、期待していた山頂からの眺望は全くありません。
写真撮影を済ませて、すぐに下山を開始しました。
高度を下げると少しずつ風も弱まり、見通しも良くなってきました。
鏡沼から仙人岱までは、登山道の脇に咲く花を楽しみながら歩きます。
しばらく続く平坦な道を抜けると沢を渡り、硫黄の匂いがしてくると地獄湯ノ沢に着きます。
突然目の前に現れた赤茶色の土に黒い岩、緑がかった砂が混じる風景は別世界に来たようでした。
手を近づけると熱を感じる砂地からは流気ガスが噴出しているのでしょうか?
未だに活動を続けている火山である事を実感出来ました。
地獄湯ノ沢から酸ヶ湯温泉までは、延々と眺望の無い樹林帯の中を歩きます。
ここでも、前日に降った雨の影響で悪路になっている箇所がありました。
標識の距離を頼りに足を進めますが、なかなか距離が縮まらず・・・。
鳥居が見えたら、ようやく登山口です。
最後は林道沿いを酸ヶ湯温泉まで歩いてゴールとなりました。
そのまま、宿泊予定の酸ヶ湯温泉にチェックイン。
早速、国民温泉第1号の良質なお湯で疲れと汗を流しました。
混浴には、ちょっぴりドキドキしましたが・・・。
湯治料金だと値段も安く、食事も美味しくて大満足でした。
次回は紅葉か積雪の時期に嫁さんと来たいと思います。
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