大東岳周回 ヒルイルンデス


- GPS
- 03:53
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:28
天候 | このところの晴予報あてならず。曇り,ガス,晴も。元々展望乏しいので気にならず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルイルンデスにつきます |
写真
感想
このところ,鳥海や朝日とETC割引ない高速活用が続いていて,また,天気はどうも不安定なので,近場の大東岳に。展望もよくなく,樹林で蒸し暑そうだが,トレーニングと割り切り,ビールを飲む口実に,30年以上前のテント(エスパース)を重しに放り込んででかける。
樹林の中はこのところの不安定雷雨のせいかしっとりしていて,風もなければ,差し込む陽光もない中で涼しげ。朝露も多いが,虫除けスプレー+短パンだと気にならないなあ,と悦に入っていたら,フクロハギにちくりと痛み。ん!虫かなと思ったら。。。。ヒルうううう。計3本張り付いて吸血真っ最中。。。。ヒルは新潟粟ヶ岳で初めてお会いし,東北に住む自分の人生には関係ないと思っていたが,まさかこの山で。。。
吸血中に無理に取ると口だが傷だかなんだか残るので,ライターで焼けばよいと言われるが,自分の足にナメクジ3本ぺったりくっ付いているとそんな理屈はわかっていても,とにかく一刻も早く体から取り払いたい衝動には勝てない。すぐには止まらない流血の筋のままに歩きだす。そういえば海外のB級映画に巨大ミミズに襲われる設定があったが,巨大ヒルに襲われ血を吸われる設定も結構コワいなあなど考えていたら,再び痛み,,,4匹目の襲来!。やはり,理性的にはなれず即刻除去。流血筋が増えた足で,速やかに沢筋を離れるべく5合目を目指す。トレーニングではあるが,まさかヒルにしごかれるとは。沢筋の素足短パンNGを身をもって知る。
ヒルは温感センサーがあるようで,体温を検知して飛び乗る?と言われている。それまで草葉のかげでいつ通るかわからない動物をずーっと待っていることになる。あの姿で超後ろ向きな戦略。そういう人生設計でよいのか と言いたくなる(人じゃないけど)。そんな生活では絶対人には嫌われるぞ と諭したくなる(人じゃないけど)。
5号目で尾根沿いになるとヒルの恐怖からは逃れ,虫はうるさいもののヒルに比べたら,まとわり飛ぶ位でいたってかわいいもの。より困難を知ると多少の難苦は気にならなくなることをヒルに教えられる。
おかげで2時間ほどで大東岳。ガスで展望もなく,リンゴデニッシュを補給し周回路に入る。トレラン風のソロとスライド。短パン+フクロハギ用のサポーターだったので,被害個所を示して明快にヒル注意を促す。ここからも樋の沢もそれほどウェットではなくヒルがでそうな様子もなく,実際,被害は増えずに周回。近場で手軽にビールを飲むためのトレーニングのはずが,色々教えさせられる。山は奥が深い。ビールはやはりうまい。
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