滝滝!巻きもきつい!中御所谷本谷


- GPS
- 11:16
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 303m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 11:16
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:ケーブルカー+バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
巻道は非常に不明瞭。 大高巻きをすると非常に時間を食われるのと、復帰が厳しくなります。 薮漕ぎ多し 滝は基本50Mロープを出した方が良いでしょう。基本でかいです。 |
その他周辺情報 | コマクサの湯:700円 |
写真
いっしーがリード、泥壁でめちゃくちゃ悪そう・・・
先行の2Pも苦労していました。
ここで、先行パーティーのリードの方が落石。墓石大の石が落下してきて自分の横をとおっていきました。ソフトボール大の破片が自分の右膝横に当たりましたが軽いうち身程度で血も出ておらず大事には至りませんでした。脛当てさまさまです。
十分離れた位置にいたつもりでしたが、先行パーティーのリードのルート取り次第で危険な状況なりえることがわかりました。もう少し待つ位置をきちんと考えないといけませんね。
感想
三級の登り沢ということで木曽駒中御所本谷にレンチャンで出陣。
当日はほかに2P入山するようで、始発バスで到着して準備できたPTから順に日暮の滝に取り付きました。
自分らは最後尾で取り付き。(この時点で日暮の滝とCS10m滝で2時間ロス)
日暮の滝、1段目は自分がリード。2段目はいっしーがリード。
CS10Mの巻はいっしーがリード。すごく悪そうで苦戦していました。
CS10M滝で自分らの前のPT(2番手のPT)が墓石大の落石。直撃はしませんでしたが、自分の方向に向かって落ちてきたのでめっちゃ焦りました。間一髪真横を落ちていってソフトボール大の破片が右膝横に当たったものの大事には至らず一安心ですが、先行PTの登攀中に待機する位置については考えさせられる教訓となりました。
(多少の落石なら当たらない位置にいましたが、他パーティがどんなものを落としてくるかわからないので、常に安全な立ち位置は考えておかないとだめですね。)
その後は宝剣滝は大高巻きで全巻き。結構きつい高巻きとなりました。
巻き終わると先行の1番手のPTが登攀中。ここでも待ち1時間ほど・・・
ようやく自分の番になったので、自分がリード。一か所スタンスが微妙でしたが、サクッと登って引き上げ。
その先のオーバーハング滝も登れないので、右岸から大高巻き。(もう巻きがヘタクソすぎてここでも時間を使ってしまっています。)
途中から懸垂で戻って少し上がると20m、40m滝に出会いました。
その手前の支沢を二人してフリーで上がろうとするものの上部がきつかったので、残置ハーケンを使って自分がリード。左岸→右岸(ここからロープ出し)→左岸で詰めると比較的のぼりやすかったです。
ただ、ここも詰めすぎて薮漕ぎ&大高巻き。で、トラバースをして右俣に出合う。
ここからは情報では快適な小滝が続きますが、ロープウェイの最終便の時間が迫っているので、急ぐ。
もう、スピードシャワークライミングですよね。次のオリンピックの正式種目になったら出場できるのでは?ってぐらいの勢いで登り切って詰めの景色もほどんど見ず一目散にロープウェイ乗り場まで走って何とか乗せてもらえました。
次にまた中御所谷時への覚書
・絶対一番手を狙うこと。2番手以降は時間のロスが激しい
・土曜日入山(時間切れビバークを想定して)
・ロープは50M(今回は50で正解だった30だと変なところでピッチを切らされる)
・巻道はもう少し調べておいた方が良い
・水の際は茶色い藻があり結構滑るがそれ以外は花崗岩でラバーは〇
特に滝登攀では有利
・他パーティとかち合ったら待つ場所を考えること(落石等に警戒)
反省点まとめですが、
・中御所谷は他パーティとかち合うと時間ロスが激しくなります。3Pかち合う今回のパターンは地獄ですね。(スピード差があれば問題ないですが、待ちが発生すると非常に時間がタイトになります。ビバークも見据えて土曜入山がいいかもしれませんね)
・落石の可能性を考えて待機する場所を選定する
・滝の高巻き、二人してヘタクソすぎる
滝の高巻きはもう少しすっとできるようになりたいものです。
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