槇尾山 滝畑ダム往復


- GPS
- 04:15
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 809m
- 下り
- 812m
コースタイム
天候 | 多湿曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート各所に点在する岩の足場が降雨で濡れて滑りやすかった。山頂から施福寺に向かう下り、急勾配で岩場は注意。特に、高さ3〜4mの崖に近い岩場の下りは要注意(足場はあるので、慎重に行動すればダイジョウブでした)。山頂付近を除き、黒羽虫多し。 |
写真
感想
初槙尾山。スタート時、曇りで湿気はあるが、暑さはなく微風に涼を覚えるコンディション。8時台に自宅のある河内長野でざーっと通り雨があったが、現地も地面が濡れていた。登りはじめ、この日の初通過者だったようで、完成形のクモの巣をいくつか破壊。数カ所倒木があり、これをくぐったり、またいだりする所はあったが、勾配は緩やかで、道はよく歩きやすい。ただ、岩の足場が点在し、濡れて滑りやすかった。
標高500m付近から下は黒羽虫が多い。3カ所ほど沢を渡るが、沢に近いところほど多かったように思う。蚊取り線香を燃やし、ハッカスプレーを顔面・頭に大量に振りかけるが全く効かず。楽しく歩けたのは標高500m付近から上の一部区間。それ以外は、ただひたすら目を細めて歩き我慢、耐えるのみだった。
山頂から施福寺への下りは注意を要する区間だった。急勾配区間が多い。ルート案内の看板はなく、目印テープが頼り。踏み跡は明瞭。踏み跡の分岐で、両方に目印テープがある箇所や、逆にどちらにも目印テープがない箇所もあり。2万5千図と方位磁石で判断。最後はGPSで答え合わせして確認した。施福寺境内に下りる所は高さ3〜4m程の岩場の崖のような急斜面で、一歩一歩足場を確認しながら慎重に下った。
当初予定では、施福寺から北へ向かうルートを設定していたが、施福寺を出てすぐ「通行止め」の看板が立っていた。戻って、施福寺の方に尋ねると「倒木が多いけど通れると思うよ。ただ、今回の雨(11日頃から続く長雨)でどうなってるかわからん。アカンかったら引き返してきたらええよ。」に、「そんな簡単に言いなはんな。」と心の中でツッコミを入れつつ、笑顔で「無理せんときます。」と答え、引き返すこととした。実際、この時点で結構消耗していて、余計なリスクは避けたかった。
これまで、なるべくピストンしないようルート設定してきたが、やむをえない。ピストンだとやはり、下りはルートに新鮮味がない。蒸し暑く気流の動きもなし。黒羽虫のこともあり、かなりつらかった。ゴールのバス停に着いて、これ以上歩きたくないと思った。今回は普段と比べれば、距離は短く、標高差も小さい。訓練登山で15kgの荷を背負っていたとはいえ、これほどの消耗に戸惑うばかりであった。
発車10分前のバスに乗れたのは運がよかった。走行中のバス車内で雨が降り出し、このバスを逃すと2時間待ちだっただけに本当に運がよかった。
下山してバス停へ向かう途中、槙尾山のルートについて、2人組の方から声をかけられた。その際、山頂から施福寺への下りのことを伝え忘れた。一番重要な情報だったのに申し訳なく思う。この日一番の失敗だった。
この日すれ違った登山者は、下山時の2人のみ。
消費水量2リットル弱。
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