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Yamareco

記録ID: 350148
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

焼岳(新中の湯ルート)

2013年09月27日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
6.8km
登り
801m
下り
849m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:30 登山口集合
09:00 登山口(出発)
12:30 焼岳山頂(到着)

13:30 焼岳山頂(出発)
16:00 登山口(到着)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新中の湯登山口のある、12号カーブの道路脇(20台程度駐車可能)
この日は平日にもかかわらず、登山口側にも駐車するほど賑わっていました。
コース状況/
危険箇所等
【コース状況】
樹林帯は特に危険地帯はありません。
強いてあげるなら、どこの山も同じですが、木の根が濡れていると滑りやすいです。

森林限界を超えると、砂と石が混ざった道を歩くことになります。
重心をしっかり体の真ん中に置かないと、滑って転びます。

【気温】
登り始めの気温は6度とかなり低かったものの、行動中は暑くなり、長そでのTシャツ1枚で十分でした。
しかし、休憩で立ち止まると肌寒く、とくに山頂では風もあり、最低でもウィンドブレーカーは必要だと感じました。
それから、この日は快晴だったので、天気の悪い日は条件がもっと悪くなります。
しっかり寒さ対策を。

車中泊は厳しいです。厳しかったです。明け方、車内温度が4.6度まで下がりました。
車中泊して焼岳に挑みます。
まさか、車内温度が4.6℃まで下がるとは、予想外でした。
生きて朝が迎えられてよかった。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
9/28 0:02
車中泊して焼岳に挑みます。
まさか、車内温度が4.6℃まで下がるとは、予想外でした。
生きて朝が迎えられてよかった。
もっともアクセスしやすい「新中の湯コース」を使います。
このコースは登山口もわかりにくければ、道しるべもありません。
コースを歩く分には初心者の技術でも問題ないと思いますが、うっかり分岐を間違えると迷ってしまう可能性も・・・
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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もっともアクセスしやすい「新中の湯コース」を使います。
このコースは登山口もわかりにくければ、道しるべもありません。
コースを歩く分には初心者の技術でも問題ないと思いますが、うっかり分岐を間違えると迷ってしまう可能性も・・・
安房峠の12号カーブに登山口があります。
安房トンネル平湯料金所から、15分ほどの場所にあります。
安房峠はかつて交通の難所だったところなので、くねくねの山道です。
中央線が引かれていなかったり、カーブミラーが見づらかったり、すれ違うのがやっとの箇所もあるので、事故を起こさないようにご注意ください。
常に全灯がオススメです。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
9/28 0:02
安房峠の12号カーブに登山口があります。
安房トンネル平湯料金所から、15分ほどの場所にあります。
安房峠はかつて交通の難所だったところなので、くねくねの山道です。
中央線が引かれていなかったり、カーブミラーが見づらかったり、すれ違うのがやっとの箇所もあるので、事故を起こさないようにご注意ください。
常に全灯がオススメです。
9月末ですが、紅葉はまだのようです。
標高は1500mくらい。
気温は6℃。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
9/28 0:02
9月末ですが、紅葉はまだのようです。
標高は1500mくらい。
気温は6℃。
樹林帯をどんどん進んでいくと、森林限界が近づいてきました。
もうもうと吹き上がる噴煙が見えます。
これを見た瞬間から、テンションも吹き上がります!(笑)
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
9/28 0:02
樹林帯をどんどん進んでいくと、森林限界が近づいてきました。
もうもうと吹き上がる噴煙が見えます。
これを見た瞬間から、テンションも吹き上がります!(笑)
ちょっとだけ、紅葉してました。
満足するには程遠い〜。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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ちょっとだけ、紅葉してました。
満足するには程遠い〜。
木製のハシゴを何か所か登ります。
夜露で濡れていると滑ります。
ここはストックは使わず、手でしっかりつかんだ方が無難。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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木製のハシゴを何か所か登ります。
夜露で濡れていると滑ります。
ここはストックは使わず、手でしっかりつかんだ方が無難。
振り返るとこんなすがすがしい景色。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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振り返るとこんなすがすがしい景色。
噴煙も徐々に大きく見えるようになってきました。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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噴煙も徐々に大きく見えるようになってきました。
遠くの山に、雲がかかり始めました。
このあたりですれ違った方から、山頂は快晴で360度見渡せると聞き、気持ちがはやりました。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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遠くの山に、雲がかかり始めました。
このあたりですれ違った方から、山頂は快晴で360度見渡せると聞き、気持ちがはやりました。
噴煙が吹き上がる「ブフォー」という音が聞こえます。
風下になると、強烈な硫黄の匂いも。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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噴煙が吹き上がる「ブフォー」という音が聞こえます。
風下になると、強烈な硫黄の匂いも。
南峰と北峰へ分岐する尾根へ出ました。
南峰は崩落が激しいため立ち入り禁止。
緑のロープが張られているので、越えないようにご注意ください。
ロープで仕切られているため、池のところまでは下りられません。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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南峰と北峰へ分岐する尾根へ出ました。
南峰は崩落が激しいため立ち入り禁止。
緑のロープが張られているので、越えないようにご注意ください。
ロープで仕切られているため、池のところまでは下りられません。
立ち入り禁止の南峰。
あちらが焼岳の最高峰だそうですね。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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立ち入り禁止の南峰。
あちらが焼岳の最高峰だそうですね。
山頂から、岳沢を写す。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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山頂から、岳沢を写す。
乗鞍方面。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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乗鞍方面。
笠ヶ岳。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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笠ヶ岳。
新穂高ロープウェイ。
肉眼で、ロープウェイが確認できます。
前回穂高へ来た時に訪れた、西穂山荘、ピラミッドピークなどもはっきり見られて大満足!
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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新穂高ロープウェイ。
肉眼で、ロープウェイが確認できます。
前回穂高へ来た時に訪れた、西穂山荘、ピラミッドピークなどもはっきり見られて大満足!
涸沢方面。
梓川沿いに歩いて、穂高連峰を回り込むように進むと涸沢です。
上高地から6時間半ほどかかります。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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涸沢方面。
梓川沿いに歩いて、穂高連峰を回り込むように進むと涸沢です。
上高地から6時間半ほどかかります。
今日の焼岳山頂は、噴煙が凄い。
白いのは、雲ではありません。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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今日の焼岳山頂は、噴煙が凄い。
白いのは、雲ではありません。
焼岳北峰を下から撮影。
人があんなに小さい!
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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焼岳北峰を下から撮影。
人があんなに小さい!
山頂で1時間ほど過ごしていたら、西穂方面が徐々に雲に覆われて行きました。
山頂到着がジャストタイミングだったようです。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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山頂で1時間ほど過ごしていたら、西穂方面が徐々に雲に覆われて行きました。
山頂到着がジャストタイミングだったようです。
来たコースを引き返します。
帰りの樹林帯では、リスを生で見ました。
山歩きを始めてから、初めてリスを見ました。
ちょっと得した!
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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来たコースを引き返します。
帰りの樹林帯では、リスを生で見ました。
山歩きを始めてから、初めてリスを見ました。
ちょっと得した!
赤く色づいた実。
これ、ナナカマド?
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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赤く色づいた実。
これ、ナナカマド?
登山口が近い。
登りでは気づかなかったけど、登山口付近は案外大きな木が多い。
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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登山口が近い。
登りでは気づかなかったけど、登山口付近は案外大きな木が多い。
12号カーブに戻りました。
最高の登山日和に登れたことに感謝!
2013年09月28日 00:02撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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12号カーブに戻りました。
最高の登山日和に登れたことに感謝!
撮影機器:

感想

前日から安房トンネル平湯料金所に車中泊し、しっかり休養を取ってから挑みました。
平湯料金所は標高1200mくらいでしょうか。
この時期はもう、車中泊は無理です。
朝6時には車内温度が4.6度まで下がっていました。(窓も凍ってた)

登りが3時間半、下りが2時間半なので、日帰りで山頂まで行けて、しかも景色が良いという、コストパフォーマンスの良いオススメの山です。
私のお気に入りです。


紅葉は10月に入ってから。
ただし、紅葉シーズンは相当混雑すると思います。
特に車でアクセスされる方は、遅いと12号カーブに止められない可能性が高いので、ご注意ください。

なお、焼岳にはトイレの設備がありません。
登山口付近にもトイレがありませんので、登る前に済ませておくのがベストです。
また、水場もありませんし、山小屋は山頂を越えてかなり山を下りたところにしかありません。
食糧・水分は補給できないものと思って、しっかり事前に準備することをお勧めします。

また、山頂付近の噴煙は日によって量が違うそうです。
あまりに酷い日は、山頂に登れないこともあるそうです。

なんだか、注意事項とオススメばかりになってしまいましたが、しっかり準備して登れば楽しい山です。
是非一度、行ってみてください。
特に上高地を歩いたり、西穂山荘あたりまで行かれたことのある方にオススメです。

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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