ヨコネへ初見参
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 861m
- 下り
- 849m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:10
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今週も、多賀町の山奥へいそいそと出陣。
今日は、天気予報では午後からは雨が降り出す予報で。雨の降り出し時間までには山行を終えたいので、せわしない山行になりそうと思いつつ大君ヶ畑へ到着。国道306号は相変わらず、冬季通行止めであると電光掲示板には書かれてますが、大君ヶ畑近辺は少なくとも雪は無く路面は完全にドライです。
一応、第一次のバリケードの手前に駐車して、まずはヨコネを目指すべく、権現谷林道で大人しく高度を上げることとしました。
林道入口の看板に「クマ出没」と注意喚起されているんで、湯の山のクマ牧場のクマが居るかもしれんからと注意して登ることとする。
林道を上っていくと最初に大きく右手にカーブしていく地点を過ぎた辺りで、右手の山腹へ入山ルートを示す赤テープ2つが木に巻かれている。これはたぶんP634を経由してヨコネに通ずるヨコネ南尾根の取り付きだと思われましたが、今日の自分のルートはヨコネ3山を西から順番にと思ってましたので、そのまま林道を進んでいく。
林道を進みつつ谷の方を覗いてみると、不法投棄のゴミが所々散らばっている様が目に入る。本当に汚い。舗装された林道は、残雪も一部にあるのみで、車の進行も行けそうな感じではあったが、残念ながら所々に倒木があって車の通行は現状では無理だと思います。
段々と高度を上げていくと、背後の茶野の稜線の風景が見えだしてきて、残雪をでまだらな姿を見せてくれて、林道歩きも良い感じである。ツツロ坂まで行く林道を行くとヨコネまでは遠回りになるので、適当に植林風の斜面で登りやすそうな所を見繕い、8時45分に林道から尾根に目がけて斜面を登り始める。10分をヤブを漕ぐと、ツツロ坂からくる尾根に合流、この尾根には紫のヒモをはじめ、ポツポツとテープが見られる。西側が植林、三重県側(いや東側)はシャクナゲが多く、三重県側の山々が良く見える、って見えている山々はまだ県境の山々ですが・・・
招かざる客なんでしょう、鹿がピーピーピーピーしよく泣いてうるさいというかお気の毒です。P764直下まで来ると斜度が強まって踏み跡は怪しくなる。左上部のP764へ向かっているような形跡に基づいて詰めていくと、アンジョウいって最高点らしき紫ヒモグルグル巻きの高みに着いて一休み。
葉の無い木々のおかげで正面の霊仙山の西南尾根の残雪を抱いたとソノドの雨傘を開いたような山容が見えました。ほんに、周囲の山々を見るのにヨコネはええとこです。北へ向かう赤テープがあり、北側斜面へ伸びるルートもあるんやなーとスルーしながら東続きの尾根でヨコネへ向かい掛けるとグングンと下りさっき登ってきたルートに戻ってしまいアレレと思いながら戻る。さっきの北側へ降りる赤テープがルートだったのねと、リセットして降りはじめましたが、すぐに絶壁になって、絶壁上からはまたもや山々の景色が拡がってそれはそれでよいのだが、わたしは右脇を木の根を掴んで降りましたが、○危です。ヨコネまではキレット上を歩いたりシャクナゲ妨害とで歩きごたえのあった半時間でした。ヨコネは三角点しかなくって、雑木に覆われてなかなか静かでええ感じなところですね。
県境ヨコネまで来ると、鹿がケツを向けてピークにたっとりましたが、5秒程で気が付き脇の樹林へ消えていきました。
そのピークに立つとまたまた正面方向に目立つ三国岳の猫耳をはじめ、ええ景色が広がるのでした。
刈り払われた県境をダイラの頭目指して淡々と歩いていくが、右手にガレが続く辺りから登りが続いて結構いわされる。ダイラの頭に着く手前から、古い踏み跡が残雪に散見された。
三国岳へ進んでいって時山へ降りる分岐点に標識も出来てますが、ちょうど倒木が時山方向のルートを妨害していて解らなくしていますので要注意です。
バス停大君ヶ畑のプチ標識が鞍部にあるので、そろそろ縦走も打ち切って降りようかと考えましたが、目の前の三国岳を見ているとせめて三角点峰だけでも登っておきましょと、三角点峰直下のトラバース道に入りましたが、固い積雪が覆っていてルートも不明瞭でしたので、直接登っちゃいました。
後は下るだけーと、尾根づたいに西へ下り、昨年ねずみ男と百々女鬼谷から決死覚悟でこの尾根に這い上がり万感の思いで昼食を食べた思い出の鉄塔で、本日最後の景色を堪能して植林帯へ入り、鳴川谷へ降りる巡視路を降りるのみと思ってたんですが、その巡視路・・・残雪やら道崩壊やら倒木やらで途中で見失ってしまって、結局は斜面を直滑降で鳴川谷に降りたちました。林道終点まで奇しくも「バス停大君ヶ畑」のルート下部を歩くことになったのですが、山道らしきものは無く沢中も倒木で埋まったりと荒れまくってましたので、ルートとしては不可ですね。
林道に這い上がって時を待っていたように、雨が降り出しましたが、低気圧の前面の雨なんで時雨みたいなもの、合羽を着るのも面倒だったので、濡れながら車の往来のない国道の真ん中を歩いた。
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