腹こなしの日向山/梅の木尾根岩屋コース


- GPS
- 03:02
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 523m
- 下り
- 512m
コースタイム
10:59 日向山山頂 11:11日向山/梅の木尾根分岐点 11:14梅の木尾根 11:26 浄発願寺奥の院1.7km道標 12:03 浄発願寺1km/日向薬師2.1km道標 12:15 浄発願寺奥の院岩屋 12:35 浄発願寺山門12:39 クアハウス(一風呂)13:16 石雲寺 13:23 一の沢 浄発願寺 13:40日向薬師バス停
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程ドライです。危険箇所ありません。梅の木尾根で、二箇所急激な傾斜あります。 |
写真
感想
お正月の腹ごなしに日向山、梅の木尾根を歩く
今年のお正月は、少し賑やかに、そして、毎日、食べては、飲んでをしていました。流石に、三日目にもなると、身体が重たく感じ、歩きたいと言い出します。三日目の午後、近くのプチロング散歩、こちらは、百メートル前後のアップダウンを五、六回して、7、8km。翌日の今日、少し、負荷らしい負荷を掛けてみようと、兼ねてから気になっていた日向山、梅の木、できたら、大山へ、できたらクアハウスで一風呂などと思い、朝からそわそわして、急遽行くぞ宣言(笑)して、十時過ぎには、日向薬師でバスを降りていた。用意周到ということです。
バス停降りると、直ぐに日向薬師の山門、ここから、階段を上ると、立派な仁王さんが仁王門で待っている。更に、上って行くと、覆いに覆われた御本堂が、見えてくる。日向薬師は、正式には、『高野山真言宗 日向山 宝城坊 日向薬師』であり、奈良時代の初頭(716年)に行基によって、開山されたというから、千三百年の歴史があることになる。修理歴のところをみると、室町、江戸、そして、平成と三百年毎に修理がつづく。平成28年に修理完了とのこと。気の遠くなるような事である。最近百年もつ建築施工などと一般家屋で話題になるが、こちらは、三百年と驚く。
お詣りをし、歴史を妄想していたら、登山道入口になった。
登山道入口付近は、梅林がある。さぞかし、梅の時期には綺麗と想像する。ここより、急な上りがあり、登山道らしくなる。日向山、梅の木尾根の分岐点から、五百メートル程登ると山頂に着く。途中の登山道は、木の根が張った道、木の階段であるが、思いのほか、土が乾いており、霜も降りていないようだ。日向山山頂は、低山であるが、海に江ノ島が見える。残念ながら、今日は、霞んでいる。
ここまで、お会いした人は、四人のみ、高尾に比べマイナーなんだろうと思う。先の分岐点に戻り、梅の木尾根を登り始める。一寸急な木の階段から始まり、直ぐに、梅の木尾根ルートになる。
特徴は、尾根道なのに、道の真ん中に、木があったりして、木の根が、所々に張っている。危険だなと感じるところは二箇所あるが、私のような登山経験のない人間の感想なので当てにはならないかもしれない。登り一箇所は、岩に絡みつくように登る箇所があり、補助の縄がはられており、大いに助かる。この難所を越えると、逆方向からお一人が降りてきてご挨拶。開口一番、誰もいないですね。お会いしたお一人目とのこと、マイナールートですからと話し別れる。花の季節でないし、紅葉の季節でもなく、あるのは、枝の合間に見える青い空と明るさ。
ここえお越えると直ぐに、奥の院岩屋0.5kmの道標。ここから、一気に急な登山道を降りることとなる。ここは流石に、Wストックで降りることにする。急激な傾きの尾根道は、自然にとっては、苛酷な事なんだろう。立木のままの枯れ木や、折れた木々、横倒しの木々が多いが、一方で、尾根道に強く張られた木々の根は、自然の強さでもあるのだろう。
奥の院岩屋に近づくにつれ、石像が、多くなる。安産祈願と書かれている。岩屋には、その入り口に、蓮をもつお釈迦様が、優しくたち、岩屋の奥には沢山の石像。右手には、お墓、そして、由来の説明によれば、1683年に建立、昭和13年に山津波により、本堂の倒壊、多くの文化財を失ったそうです。その後、ここには、再建されず、ここより、日向薬師間の一の沢に現在、再建されたそうです。ここから山道を下る途中に、沢山の頭の無いお地蔵様が見られるのは、この山津波で崩壊したものを発掘し、丸い石を後から置いたようですね。その丸い石の頭にもまた歴史を感じられます。この山津波を受けた山道を下り、山門にでると、そこにも沢山の石像が並ぶ。日向川の水が澄んでいる。そこから、大山か、日向薬師のバス停に向かうか一寸迷うが、今日は、軽装なので、大山はやめて、日向薬師のバス停に向かい下ると直ぐに、お風呂と食事ができるクアハウスが見えてくる。まだ、12時過ぎであるが、汗もかいたので、一風呂浴びることにする。お風呂代六百円を払い、階段を降りると、畳二、三枚ほどの大風呂。そこで、半時間程お湯を楽しみ、バス停に向かう。途中に、新しい浄発願寺があるが、立派な三重塔と入り口には、小僧も石像が迎えてくれる。バス停には、十五分程でつき、13時40分にバスは発車していた。こうして、来たかったこのルートをお正月に歩いた。もう少し歩いても良かったかなの余韻はあるが。
コメント
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明けましておめでとうございます。
私は、年末は相模湖〜三つ峠山
年始めは、赤城山に行きました。
roadwalkerさんの活躍期待してます。
おめでとうございます。昨年はありがとうございました。流石ですね。お陰様で山の楽しみにひたっています。また、何処かでお会いできるといいですね。山ごはんさんも山でお雑煮おいしそうです。今年もよろしくお願いします。
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