記録ID: 3938068
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波
外山〜雲竜渓谷 * 氷の神殿へ *
2022年01月22日(土) [日帰り]
栃木県
ピアソラ
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:26
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,531m
- 下り
- 1,517m
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日帰り
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:13
距離 20.5km
登り 1,531m
下り 1,531m
15:30
上鉢石駐車場
○ CT（標準） ： 不明
○ CT（実績） ： 6時間40分 （休憩含まず）
○ CT（実績） ： 6時間40分 （休憩含まず）
| 天候 | ○ 天気 ： 快晴。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 普通（-3℃くらい）。 ○ 視程 ： 長め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・04:50 {自宅} - 7:10 日光市営上鉢石駐車場 ※駐車場：無料（約40台） ○ 復路（約118km） ・15:40 日光市営上鉢石駐車場 - 18:45 {自宅} ※途中、食事の時間を含む（45分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 総距離：約20.5km、累積標高：約1500m。 ○ 神橋から外山の稜線を見晴台まで登ったのち、雲竜渓谷へ下り雲竜瀑まで歩くコースです。 復路は洞門岩から神橋まで長い林道歩きです。 ○ 復路終盤の林道を除きほぼ全コースを通じて積雪しています。 ○ 外山から見晴台まではバリエーションルートです。 緩やかにアップダウンを繰り返して約1170mまで標高を上げます。 比較的積雪量は少なくルートも明朗ですが、トレースはありませんでした。 ○ 以下の区間はアイゼンを履いたほうが歩きやすいと思います。 ・外山〜外山鞍部（急な下り） ・見晴台〜大堰堤（急な下り） ・洞門岩〜雲竜瀑（急な高巻き×3回） ※ヘルメット推奨 ○ 雲竜渓谷の上流部では何回か渡渉があります（ドボン注意）。 ○ 氷柱は解けて崩落するリスクがあるため、近くを通過する場合は要注意です。 ○ 軽装備の方は雲竜瀑の手前で引き返したほうが良いと思います。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 上鉢石公衆トイレ (2) 登山ポスト �� 雲竜渓谷入口（938m） (3) 氷柱・氷瀑情報 順調に育っており、既に見頃を迎えております。 例年通り、2月上旬くらいまでが見頃ではないかと思います。 |
写真
今年の冬もやってきましたー、日光！気温は-7℃、さすがに寒いです。今日はここ（神橋の辺）から雲竜渓谷を目指します。
雪景色に凛とした佇まいの朝の神橋。いつも通り過ぎるだけなので、近くで見るのは何気に初めてかも。
まずは稲荷川（雲竜渓谷の下流）を渡り外山（とやま：880m：写真右）に登ります。林道往復ではつまらなすぎなので、往路は外山から連なる稜線を登っていく計画です。
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1/22 7:24
まずは稲荷川（雲竜渓谷の下流）を渡り外山（とやま：880m：写真右）に登ります。林道往復ではつまらなすぎなので、往路は外山から連なる稜線を登っていく計画です。
危うく登山口を見落とすところでしたが、鳥居が目に入り復帰できました。登山道はほんのり積雪しています。お椀型の山なので基本は急登です。
15
1/22 7:36
危うく登山口を見落とすところでしたが、鳥居が目に入り復帰できました。登山道はほんのり積雪しています。お椀型の山なので基本は急登です。
山頂手前で南側が開けました。朝日に光る大谷川（だいやがわ）と彼方に稜線を連ねる筑波連山が印象的でした。
外山の山頂に着きました。かつては毘沙門天信仰の山だったらしく、いかにも古そうな石像が並んでいました。そして、、、
この山頂は、女峰山（にょほうさん：2483m）を間近に望む展望台でもあります。絶景でした。目指す雲竜瀑は正面のV字谷のどこかにあるはずです。
55
1/22 8:09
この山頂は、女峰山（にょほうさん：2483m）を間近に望む展望台でもあります。絶景でした。目指す雲竜瀑は正面のV字谷のどこかにあるはずです。
ここから見晴台まではバリエーションルートです。特に山頂直下の下りが急なのでアイゼンを履きました。
ほとんど情報が無く、深雪だったら嫌だなぁと思っていましたが杞憂でした。結局この先の大堰堤まで終始ノートレースでした（猪のトレースはありましたが）。
7
1/22 9:30
ほとんど情報が無く、深雪だったら嫌だなぁと思っていましたが杞憂でした。結局この先の大堰堤まで終始ノートレースでした（猪のトレースはありましたが）。
長らく見通しの効かない地味な道が続きましたが、見晴台の手前辺りでいきなり展望が開けました。
男体山（なんたいさん：2486m）と女峰山。標高的にも地理的にも近い表日光の大山（おおやま：1158m）から見る眺めに似ています。
23
1/22 9:34
男体山（なんたいさん：2486m）と女峰山。標高的にも地理的にも近い表日光の大山（おおやま：1158m）から見る眺めに似ています。
思いの外時間がかかってしまいましたが見晴台に着きました。ここ良い場所でした。
唐松林に囲まれた笹原の小さな空間。薄く霞がたなびく彼方に浮かび上がるのは筑波山（つくばさん：877m）でした。という訳で、勝手に『つくばね百景』に認定（笑）。
12
1/22 9:41
唐松林に囲まれた笹原の小さな空間。薄く霞がたなびく彼方に浮かび上がるのは筑波山（つくばさん：877m）でした。という訳で、勝手に『つくばね百景』に認定（笑）。
見晴台から大堰堤へ一気に下り、表通りに合流しました。ちょっと勿体ないですが、せっかく稼いだ標高を200mも下げたことになります。
10
1/22 10:11
見晴台から大堰堤へ一気に下り、表通りに合流しました。ちょっと勿体ないですが、せっかく稼いだ標高を200mも下げたことになります。
前回の雲竜渓谷では右岸の林道を往復しましたが、こっち（左岸）のほうが眺めが良くて好きです。前方に砂防ダムが見えてきました。ここを登り詰めると、、、
16
1/22 10:29
前回の雲竜渓谷では右岸の林道を往復しましたが、こっち（左岸）のほうが眺めが良くて好きです。前方に砂防ダムが見えてきました。ここを登り詰めると、、、
洞門岩でヘルメットを装着しました。河原の奥にテントが見えます。
いよいよ雲竜渓谷の核心部です。V字谷が両側から迫るほどに胸が高鳴ります。
天気にも恵まれた幸運。ちなみに、V字の彼方に見える山は加波山（かばさん：709m）です。
おおおっ！先週より成長しているように見えます。嫁（左下）と比べるとそのスケールの大きさが分かります（嫁のスケールが小さいという意味ではありません、笑）。来て良かったー！
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1/22 11:59
おおおっ！先週より成長しているように見えます。嫁（左下）と比べるとそのスケールの大きさが分かります（嫁のスケールが小さいという意味ではありません、笑）。来て良かったー！
巨大氷柱の内側にも入られます。ただ、運が悪いと解け落ちた氷柱が直撃するので（先ほども大きな音を立てて一つ落ちてました）、長居は禁物です。
44
1/22 12:00
巨大氷柱の内側にも入られます。ただ、運が悪いと解け落ちた氷柱が直撃するので（先ほども大きな音を立てて一つ落ちてました）、長居は禁物です。
氷のクラゲ・・・と言うと、その表現は俗っぽすぎると嫁に怒られました。
さらに滝に近づくには左岸を高巻きます。これまでの道と比べるとちょっとだけ難易度が上がります。
滝壺の居心地が良すぎてついつい長居してしまいましたが、そろそろ帰途に就きます。
その場では気付きませんでしたが、良く見るとトラバースラインの下にクラックが入っていました。
あとは長い林道歩きですが、雪が積もっているので然程退屈しませんでした。
稲荷川展望台から砂防ダムと背後の山並みを望みます。ちなみに往路ではダム上部の雪原を渡渉しました。
雲竜渓谷入口（938mのほう）まで下ってきました。前回はここからタクシーで東武日光駅まで戻りましたが、今日はもう暫く林道歩きです。
8
1/22 14:14
雲竜渓谷入口（938mのほう）まで下ってきました。前回はここからタクシーで東武日光駅まで戻りましたが、今日はもう暫く林道歩きです。
林道歩きも終盤に差し掛かると今日最初に登った外山が見えてきました。「乗ってきますか？」と声を掛けてくれる優しいハイカーはいませんでした（世の中そんなに甘くありません、笑）。
7
1/22 15:03
林道歩きも終盤に差し掛かると今日最初に登った外山が見えてきました。「乗ってきますか？」と声を掛けてくれる優しいハイカーはいませんでした（世の中そんなに甘くありません、笑）。
こんなところ（路傍のただの水路）にもプチ氷柱が沢山。やけに芸術的でした。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ヘルメット
ピッケル
|
|---|
感想
正月に登った雪たっぷりの比良山系が恋しいです。
つくばには電車に1時間乗っただけで登れる雪山は無いので。という訳で、、、
なんだか雪にまみれたくなり、4年振りに雲竜渓谷に行ってきました。
夏に買い替えた車（FF）の雪道走行のスペックが未知数だったため、
無理せず神橋の近くの駐車場に車を停めました。
ただ、さすがに長い林道の往復は避けたかったので、少し時間はかかりますが、
外山（とやま：880m）から北へ連なる稜線を見晴台まで登ってから、
雲竜渓谷へと下りました。このコースが静かでなかなか良かったです。
名物の氷柱と氷瀑は、10kmも歩いた沢のどん詰まりのほんのわずかな区間に
あるのみですが、その「ほんのわずか」から得られるものは大きいです。
全身の細胞が入れ替わり、帰途に就きました。
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