上高地(西穂山荘は遥か遠く)


- GPS
- 06:16
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 332m
- 下り
- 338m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 中の湯売店が営業していました |
写真
感想
今回は上高地から西穂高岳を目指す計画でした。初日2/11は小梨平でテン泊、2日目は西穂山荘を経て西穂高岳まで行き小梨平で再びテン泊、3日目に帰る予定でした。
夏場に西穂山荘までのルートを歩いてみた限り、雪崩の起きにくそうな地形(森林地帯)の印象を受けましたが、しかし冬場のレポが見当たらないのは何故だろうと思い、自分の目で確かめようと計画したものです。
西穂高岳をピストン?無茶に決まってるだろ!と思われた方は正解です。無茶も無茶、西穂高岳どころか西穂山荘のずっと手前で引き返す事になりましたので。。
初日夜、アレもコレも凍りつきました。テント内に霜が降るし、シュラフカバー内部が結露してそのまま霜になるし、靴もスパッツも乾き切らず凍るし、水をうっかり放置すると凍るし。。凍りつくのは分かっていたので軽減する対策は取りましたが、もうゲンナリしました。
2日目朝、いろいろ凍りついた上にテント外は“痛み“を感じる冷気で、出発する時点でやる気が2,3割ほど削がれていましたが、気を取り直してなんとか出発しました。
西穂登山口からトレースが消え本格的な雪道になります。最初は緩やかな登りでラッセルも膝まで、しんどいながらも歩は進みました。しかし1時間ほど歩くと急登になり、ラッセルは腿腰まで、深い所は胸まで埋まりました。これで一気にペースダウン、ほとんど歩が進みません。更に地を這う強風に曝されて、こりゃ無理だと諦めて引き返しました。冬場のレポが見当たらない理由はコレか・・
お話にならないくらいの敗退で、悔しいというよりむしろ清々しい気分です。また作戦を練り直してこのルートに挑戦したいです。
p.s.
3日目、ゴール間近の釜トンネルでものすごい勢いで私を追い抜いて行った女性がおり、一体何をそんなに急いでいるのだろうと思いました。そしてゴールの中の湯売店に到着し、さあカレーとビールで一杯やるかと思ったら、ちょうどカレーが売り切れてしまった所でした。ああ残念楽しみにしてたのにと思いつつ店内を見渡すと、さきほどの女性がカレーを食べているではないですか。ものすごい勢いで追い抜いて行った理由はコレか! 西穂高岳に行けなかったことよりコッチの方が悔しかったです。
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