今熊山

- GPS
- 02:13
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 232m
- 下り
- 218m
コースタイム
| 天候 | 小雨かくもり。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| その他周辺情報 | 今熊神社から車で20−30分に「つるつる温泉」あり。日帰り温泉。大きな駐車場あり。 |
写真
感想
土曜日午前中に思い立って、八王子市の今熊山に登ることにしました。
「今熊山ハイキングコース」があるようですが、毎度ですが時短のため最短ルートを事前検索しました。東京近郊で低山を主に歩いていますが、手頃な山でした。
元々は、今熊山から金剛の滝へとなんとなくルートを考えていました。
結局、小峰公園も行かず、今熊山だけのコースで満足して、下山後はすぐにつるつる温泉に向かいました。初心者とそもそものポリシーは「お気楽」なので登山は2時間以下、その後のお遊びに重きをおいた行程でした。
今熊山、ですが名前の通り現地に行くと熊注意・熊の鈴をつけましょうなどなどいまでも野生の熊が生息しているようです。低山で505メートル、とてもお手軽です。
ルートは全く迷うことなく一本道、頂上付近に2つほど岐路がありますが看板あり。
金剛の滝や陣馬山へも行けますがこの日は麓と頂上の往復でした。
麓の今熊神社の横の駐車場に車を駐めました。無料です。10時頃、他の車は1台だけでした。全部で30台以上駐車可能です。駐車場の先には林道がありますが、鎖で通行止めになっていました。「多くの車などが通ったので荒れてしまいました、通行止めです」の看板と熊注意の看板があり。
まず神社(今熊神社=今熊大権現)にお参りをしました。ここはスサノオさんとツクヨミさんが祭神として祀られています。この2柱は日本神話の中の創造神、有名ないざなぎのみこと・いざなみのみことさんの次の代の神様です。いざなぎさんが右目・左目・鼻を洗って順に「アマテラスさん、スサノオさん、ツクヨミさん」がお成りになったと言います。古事記に記載あるようですが面白そうですね、今度よく読んでみよう。アマテラスは女神さんで、スサノオさん、ツクヨミさんは男の神様と言います。
・アマテラス(長女?)さんを祀っているのが伊勢神社です。太陽の神さま。
・ツクヨミさんは月の神様、当て字でしょうか(ツキ=運がいい=開運)と言うことで、この神社の左側には何個かの赤い鳥居があり、開運と書いてありますということでここ今熊神社は開運のご利益あり。古事記では月読命と記載あありますが神様関係は日本書紀の記載とやや異なるようです。山形の月山神社が有名らしい、今度行ってみよう。にわか調べですが、何十年ものあいだ、私は女神さんと思っていました。某漫画の読み過ぎか・・ (孔雀王)。
・スサノオさんはこの3柱では末弟。熊野大社が有名。ヤマタノオロチを退治した強い神様。
<お山のご利益>
面白いのが、この今熊山、なくし物・家出人探しに御利益ありなんです。
失踪者や遺失物などを探し出して欲しい場合、この頂上で「・・・・を出してくりょーやーい!」と大声で呼びだすと願いが叶います、、という”呼ばわり山”伝説あり。
そもそもは大昔、(*西暦466年なので古墳時代)安閑天皇さんのお妃さんがどこかに居なくなってしまったとき、天皇さんの夢枕にお告げがあって「今熊山へいくと妃の行方がわかりますぞ」と。早速、使いが今熊山へ向かいお願いするとなんと、行方が判ったというのが伝説の起源です。
ミツバツツジが有名らしく、3月末のこの日、やや訪問が早かったようです。
ややアメの心配がありましたが下山まで持ちました。
頂上には奥宮(本宮?)の今熊神社の社があります。近辺には江戸時代の遺物でしょうか石碑も何個が残っています。頂上手前では例えば神奈川県の大山ではよく見られる石灯籠が何個かありました。崩壊してしまったものも。
石の鳥居も頂上で崩壊しているのも見ました、栄枯盛衰ですね。
熊の糞があったり、とある樹木には結界のような白い紐が掛かっていたり、名前の通り熊も神様となった不思議な神域なのかもしれません。深い山や密林の中、メインの神殿近辺だけ往事の神物が遺っている様を直接みて、とあるゲームを思い出しました(=トゥームレイダー)。
岐路は近所の「つるつる温泉」を楽しました。
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MarkWonder
boo9000









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