春を探しに4/七ツ森と笹倉山


- GPS
- 03:47
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 922m
- 下り
- 901m
コースタイム
天候 | 前日の春の嵐は過ぎ雨は止んだものの、予報の晴れ間には程遠く、曇り、冷たい風強い。午後から晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末は春の嵐。その前の金曜に軍沢岳を満喫し,土日はのんびりモード?日曜は里の天気は回復の予報。七ツ森の春の花の報のヤマレコに誘われ,春を探しにお出かけ。里山の小春日和をなんとなく期待してやや薄着にしたが,天気の回復が遅く,冷たい風で上下雨具着ることに。県境は重く黒い雲,吹雪間違いなし。
樹林に入って急こう配の七ツ森を辿ると暑く,山頂は強風で寒いの繰り返しこと4峰。それでも久しぶりに冬用でない軽い登山靴,ストックにはキャップをつけて,落葉の湿りぎみの柔らかな地面を歩くとふわふわな優しい感触が足に,腕に伝わるのがなんとも新鮮。特に足取り軽く,どこまでも走っていけそうに気もなるが,そこは素直な体が「頭がそう思っても,老体ですねんけん。無理せんで」と即座に否定してくれる。
松倉山への登りでは,カタクリが開店準備中。来週には開きそう。アズマイチゲはもう数輪咲いていて,白い花弁にわずかな赤味がさし,地方から上京したてで慣れないお化粧の大学生や新入社員を思わせる(どうも花の時期は妄想になる)
撫倉山に向かう巻道に入るとネコノメソウが群生。お向かいには登ったばかりの松倉山。樹木に緑がないので「地肌」がよく見えるのが新鮮。これが中年男性だと深刻な状況だなあと思う。
この時期,葉を落とした樹林には最初の春の陽光が差し込み,いつも地味なネコノメソウがこの間隙を縫って咲いているように思え,人類も旨く住み分けてほしいものと今度は高尚なことを考える。
寒々とした七ツ森では,ソロ2名,花目当ての老夫婦の計3組4名とスライド。4つめの蜂倉山までにして戻り,車でイワウチワ目当てで笹倉山に移動。ちょうどお昼の登山口は車が十数台が居並びびっくり。出ていく車もあればやってくる車もある。みなさんイワウチワ目当てかと期待。残念ながら「一面」のところはこれからで,ダム展望台の手前の日当たりのよい斜面で咲き始めにお会い。
笹倉山に登るはまだ2回目で最初は小雨交じりでおひとりだけにしか会わなかったが,今日は天気も回復してきたせいか,地元の小学生らしき集団から年輩の方,トレラン風の男性,お若い女性ソロ/お二人と,関東の人気の低山のような風情にびっくり。高尾山が山手線の混雑とすれば,こちらはせいぜい地下鉄東西線位の差はあれど,さっきの寒風吹く七ツ森とはえらい違い。実際,さっさと歩くと1時間位で戻ってこれて,展望台もあるので,天気をみてから,簡単に来れるのだろう。
さて,それなりに歩いて一汗かいて,春の方は花と鼻(花粉症)をしっかり感じたところで,道端のフキノトウを炒めた春ならではのバッケ味噌を肴に,ビールを頂くことにしよう。
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