谷川岳・マチガ沢東南稜


- GPS
- 09:09
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,745m
- 下り
- 1,745m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 9:07
天候 | 曇ときどき晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
沢と岩を楽しめる欲張りコース。
登山道からマチガ沢へ合流する記録がほとんどだが、沢靴だったので最初から沢へ。
登山道合流地点の少し手前までは普通の河原で難所なし。この時期なら濡れる箇所もない。
岩盤がでてきて沢登りっぽくなると、すぐに登山道の合流地点になる。
合流地点から上は完全に沢登り。
トポでは3級となっていたのでカンタンなのだろうと思っていたが、幅広い滝はツルンとしてフリクション頼みだったり、ゴルジュは一歩がいやらしかったり、水流はメッチャ滑ったり、乾いてるトコを登ろうとしたら外傾してて怖かったりと気が抜けない。
そんなカンジでピリ辛の沢を登っていると、東南稜が正面に見えて二俣になるのだが、この二俣は右の水が枯れた沢が本谷になる。
二俣からすこし登れば東南稜の取り付き。
基部は落石が不安だがテラス状。
1p目はルンゼを直上。
中間地点が濡れておりバランスも悪い。
スベらないよう気をつければ難しくはない。
終了点がよくわからず、残置ハーケンとカムで構築。
2p目は、トポによるとテラス右のクラックなのだが、先行パーティーが左を行っていた。
終了点からだと右のクラックは残置がよく見ない。
左も残置は豊富そうなため左を選択。
1p目のように中間地点が悪く濡れている。
さらに1p目より狭く登るのに苦労した。
1p目よりこちらの方が難しいと思う。
3p目はリッジに出て快適な登りで小ピークで終了。と思ったのだが、なんとロープが足りない。
眼の前の小ピークは技術的にはアンザイレンで問題ないが、一歩間違うと奈落の底なので4p目を伸ばした。
4p目は小ピークを越えて、その先にあるギャップをクリアして終了。山頂までは草付きを10分ほどだった。
ピッチが短く少し物足りなさを感じてしまうマチガ沢だが、明るく開放的で行く価値は十分ある。
スキーシーズンの偵察ができたことも良かった。
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