晩夏の金剛山 北宇智から久留野道、郵便道。帰りは豪雨に(泣)


- GPS
- 06:13
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:14
藤岡家住宅 6:56
白高大明神 7:26
久留野道登山口 7:32
久留野峠 9:01
中葛城山 9:14
伏見峠 9:52
ちはや園地 9:57
金剛山三角点 10:09
一の鳥居 10:20
金剛山山頂広場 10:32
郵便道分岐点 11:03
高天彦神社 12:08
かもきみの湯 12:55
天候 | 晴れのち曇、入浴後は豪雨と雷鳴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:コミュニティバスで近鉄御所駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
久留野道への入り口は看板があるので大丈夫ですが、入り口からの踏みしろが判りづらかったのかルートエラー。修正後は迷うこと無くダイトレに合流しました。 |
その他周辺情報 | 高天彦神社近くの東屋では、ごぼうが売ってました。 下山してからのかもきみの湯は気持ちイイです。 |
写真
感想
一日前の生駒に続き金剛山へ。連日の山行は9月に控えている関東遠征の前哨戦。
昼から天気が崩れる予報でしたので、午前中に行けそうなコースを考え、初めての久留野道に決定。コースも予め下調べしておきます。 http://homepage3.nifty.com/nara-takada/kongo-kuruno.html
前回行った天が滝新道からのコースでは、4時間ぐらいで金剛山に到着した。今回は金剛山まで5〜6時間を想定、天気のこともあり始発で向かうこととしました。
北宇智駅では私ともう一人の登山格好した女性が下車。彼女はその後友人と車で移動されました(まさかこのあと金剛山で再会するとは・・・)。駅長(?)の黒猫に挨拶してから出発です。
藤岡家住宅までは順調ですが、山麓線を越えた辺りで1回目のルートエラー。北宇智川の左側を上がらないといけないのに、右側を上がってました・・・。途中で獣除けがガッチリされてたので「これはおかしい??」と思い地図を確認し初めてエラーに気付く。逆に獣除けが無ければ、気付くのがもっと遅れていたことでしょう。
戻る途中で地元の方とお会いして、詳しく登山口へのルートを教えてくださりました、ありがとうございます(≧∇≦)。
久留野道への看板に赤のテープがあったので「これを目印に進めばヨイ」と勝手に解釈、これが2回目のエラー。目印は斜面の上のほうにもありますが、踏みしろも無く傾斜がきつく地盤も緩く、とっても危険。しばらく斜面と格闘してましたが「今の自分には無理(><)!!」と判断。以前通ったことのある天が滝新道の登山口から登り直そう、と考えながら来た道を戻ると道が拓けている・・・。もしかしてこれがホントの久留野道?と思いながら足を進めていく、どうやら正解らしい。
下手に体力と技術があれば道無き斜面を登ってたかと思うと、文字通り道迷いになってた可能性がある。冷静に行動するよう気を付けないと・・・。
駅から登山口まででルートミス、更に久留野道入って直ぐにテープの目印を見誤りルートミス、とここまででかなり神経と体力を消耗してましたが、蜘蛛の巣にもめげず進んでいきます。(でも三本松・「山の神」の祠は判らなかった・・・。)
そして久留野峠に到着、中葛城山へ寄り道してから踵を返し金剛山へ。一の鳥居過ぎて山頂へ向かう途中、北宇智駅でお会いした女性と再会。彼女は高天彦神社まで車で移動してから登ってきたそうな。
山頂広場で大休止してから郵便道で下山。昼からの天気も考えるとバッチリな行程。ただ疲れは足にきてたので自分のペースで下っていきます。高天彦神社に着いてから小休止して、かもきみの湯へ移動。やっぱり運動後の温泉は気持ちイイ。
ポツポツ雨が降り始めた頃に風呂上がって、身支度してから出ようかと思ったらバケツをひっくり返したような雨が・・・。他のお客さんも足を止めて帰るのをしばしためらってましたが、雨足が弱まったところでバス停に移動。耳をつんざくような雷鳴が聞こえた時は流石に怖かった。。。
バスで御所まで移動して最寄駅から家までの間、雨に濡れて帰りました。
今回の教訓:家に帰るまでが山行です。
はじめまして。
北宇智駅のクロネコ
春に北宇智駅で電車を待っていると、どこからともなく現れて
私のことをうさんくさそうに観察してました
元気でいてるんや。と嬉しくなりました。
猫好きなもので、山行に関係ないコメントでごめんなさい。
neko-obabaさん、こんにちわ。
春には既にクロネコが居たんですか!? 私に対してニューニャー鳴いてました。
駅の待合所を根城にしてる共有ネコなのかな?
>うさんくさそうに観察
いえいえ、neko-obabaさんがエサをくれないか観察してたんじゃないでしょうか?
いつも北宇智駅に居るみたいなので、勝手に「駅長」に指名しちゃいました。
chonyさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
調子くれたヒトだと、「ここまで登ったんだから…このまま突っ切れば!?」ということに、大抵はそれで済んでしまったり、「道じゃないトコ通った、オレってスゲー?!」ってことになってしまいますが…。
“間違いに気がついたら、間違える前まで即座に戻る” はお山の基本です!
数ある遭難事故のほとんどの原因がそこにあります。
ところが、これは登山ハイキングに限らずすべてのことに当てはまりますね。「後戻りをする勇気」はなかなか出せないものですが大切なことです。
あと、古くは赤布、今はテープが多いですが…必ずしも“道しるべ”ではありませんね。けっこう林業的には“切る木”だったり“残す木”だったり?? そういった目印が頼りになることもあるのですが、基本はそういったものは100%信じないことですね。「藁をもすがる思い…」の境地に入ってしまったならば、その時点で遭難しているも当然?確実なところまで戻る…ができれば、今回のように「道が拓けます!」
あと、アプローチの市街地の道で迷う、通称“登山口遭難”が流行っているようです??
古くは、登山地図だけでなくロードマップなども補助的に使え!と教わったものですが、いまはgoogleマップなどを拡大していけば、駅から登山口までの路地までわかりますから、計画段階でチェックしておくと現場で混乱せずに済みます。
今年に入ってから、弥山に、武奈ケ岳と遭難が相次いでいます。気をつけたいものですね…
leseratteさん、こちらにまでコメント頂き、有難うございます。
実は間違いに気付いたのは、道が拓けてからしばらくしてからでして・・・(汗)
引き返したのは諦めたのが本音です、それが正解に繋がったわけで。
結果として無事でしたが、今思い返すと危ない橋を渡りかけていた状況でした。
折に触れて頂いたアドバイスを読み返すようにします。
あと「登山口遭難」は意外と他の方も多いような気がします。新しいコースは登りのみで下りは慣れたコース、という形でよく行く山域ルートの拡大を目論んでます。
ただ遠征といった初めての山域ではこうもいきませんので、時間に余裕をもって人気のある整備された道をコースに選ぶようにしています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する