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記録ID: 512196
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無雪期ピークハント/縦走
東北

奥会津の藪山(袖山&田代山)連踏

2014年09月14日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.8km
登り
983m
下り
974m

コースタイム

〈地図軌跡〉(注)袖山と田代山間の軌跡は単に両山登山口を繋いだもの
〈コースタイム〉
 袖 山:登山口 9:25 → 9:50 稜線第1分岐(605M)→ 10:01 稜線第2分岐(642M)
     → 10:32 山頂(所要 1:07)
      山頂 11:09 → 11:35 第一分岐 → 11:55 登山口(所要 0:46)
 田代山:登山口 13:30 → 14:16 山頂(所要 0:46)
     山頂 14:35 → 15:15 登山口(所要 0:40)
天候 晴一時にわか雨
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(磐越道)会津板下IC → (国道252) → 金山町大塩、同町土倉
コース状況/
危険箇所等
(袖 山)・登山口まで砂利林道進入可(9/14現在)
     ・入山口・登山口の標識なし
     ・山頂手前から藪漕ぎ
(田代山)・登山口まで砂利林道進入可(9/14現在)
     ・樹林帯下草繁茂で一部ルート不鮮明
     ・山頂手前で2回の巨岩越え
※※※袖山編※※※
(入山口)
国道252号線大塩三百苅(さんびゃくがり)から右手の小屋の先を右折し農道を北上。
※※※袖山編※※※
(入山口)
国道252号線大塩三百苅(さんびゃくがり)から右手の小屋の先を右折し農道を北上。
(農道)
農道は雑草に覆われているが車は入れる。昔は銅鉱山の道であったらしい。
(農道)
農道は雑草に覆われているが車は入れる。昔は銅鉱山の道であったらしい。
(登山口)
1キロ程進むと右に1本松が出て来る。松の左手林道が登山口。(標識等一切なし)車は路肩に駐車。
(登山口)
1キロ程進むと右に1本松が出て来る。松の左手林道が登山口。(標識等一切なし)車は路肩に駐車。
(林道)
林道は広く刈り払らわれているが、間もなく九十九折の急登となる。結構きつい。
(林道)
林道は広く刈り払らわれているが、間もなく九十九折の急登となる。結構きつい。
(ミヤマママコナ)
急登で花を撮ってひと呼吸。
(ミヤマママコナ)
急登で花を撮ってひと呼吸。
(鋭峰)
急登西樹間には只見の鋭峰鷲が倉山(918.4M)が覗く。
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(鋭峰)
急登西樹間には只見の鋭峰鷲が倉山(918.4M)が覗く。
(第1分岐)
急登を終えると主稜線上に延びる林道と合流。ここは右折。
(第1分岐)
急登を終えると主稜線上に延びる林道と合流。ここは右折。
(ヤマハギ)
旬の山花が美しい。
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(ヤマハギ)
旬の山花が美しい。
(第2分岐)
林道は635M(GPS)付近で二股に別れ、ここも右手に進む。
(第2分岐)
林道は635M(GPS)付近で二股に別れ、ここも右手に進む。
(造林地)
641M(GPS)付近で地形図破線上の道は消え、杉の造林地へ導かれる。
(造林地)
641M(GPS)付近で地形図破線上の道は消え、杉の造林地へ導かれる。
(道消失)
造林地で突如道が消失する。薮中に踏み跡らしきものもない。
(道消失)
造林地で突如道が消失する。薮中に踏み跡らしきものもない。
(薮漕ぎ)
地形図破線上に引いた北方のGPSルートへ復帰するため、造林地西端伝いに藪漕ぎ突入。
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(薮漕ぎ)
地形図破線上に引いた北方のGPSルートへ復帰するため、造林地西端伝いに藪漕ぎ突入。
(山頂)
稜線(破線)下の薄い灌木薮を進んで、GPS山頂地点(701.9M)に抜け出る。(ピンクテープは到着後付けたもの)
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(山頂)
稜線(破線)下の薄い灌木薮を進んで、GPS山頂地点(701.9M)に抜け出る。(ピンクテープは到着後付けたもの)
(三角点)
薮の様子から近時の登頂者はいないようだ。薮草を掻き分け三角点を探し出す。
(三角点)
薮の様子から近時の登頂者はいないようだ。薮草を掻き分け三角点を探し出す。
(展望)
山頂展望は東方のみ。雲行きが怪しくなり、バナナを食べて早々に下山開始。
(展望)
山頂展望は東方のみ。雲行きが怪しくなり、バナナを食べて早々に下山開始。
(急下降)
急ぎ足で往路を下る。550M付近で麓集落を俯瞰。
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(急下降)
急ぎ足で往路を下る。550M付近で麓集落を俯瞰。
(ミヤマホツツジ)
急登に咲く花弁全裂のミヤマホツツジ。
(ミヤマホツツジ)
急登に咲く花弁全裂のミヤマホツツジ。
(セーフ)
ポツリポツリと遂に雨粒。下山口目前、何とかセーフ。
藪漕ぎのピーク、それなりに想い出となった。
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(セーフ)
ポツリポツリと遂に雨粒。下山口目前、何とかセーフ。
藪漕ぎのピーク、それなりに想い出となった。
※※※田代山編※※※
(入山口)
雨が上がり時間もあったのでもう一座。只見川左岸の土倉集落から路傍の標石に従い下の沢沿いの舗装された田代林道に入る。
※※※田代山編※※※
(入山口)
雨が上がり時間もあったのでもう一座。只見川左岸の土倉集落から路傍の標石に従い下の沢沿いの舗装された田代林道に入る。
(林道分岐)
暫く走ると分岐が現れ、標識とおり右のダート道に入る。
(林道分岐)
暫く走ると分岐が現れ、標識とおり右のダート道に入る。
(登山口)
車は終点まで進入、5〜6台駐車可能な広場となっている。立派な登山口の標識が立っている。
(登山口)
車は終点まで進入、5〜6台駐車可能な広場となっている。立派な登山口の標識が立っている。
(案内盤)
登山口には「1,200M(距離)・1時間(所要)」と記された石盤もある。
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(案内盤)
登山口には「1,200M(距離)・1時間(所要)」と記された石盤もある。
(美林)
登山路に入るとミズナラやブナの美しい樹林帯となる。
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(美林)
登山路に入るとミズナラやブナの美しい樹林帯となる。
(クサボタン)
ここにも可憐な秋の花。
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(クサボタン)
ここにも可憐な秋の花。
(踏み跡)
標高 620M付近から左に山腹トラバースとなるが、下草が濃く踏み跡が不鮮明となる。ここも近時の登山者は居ないようだ。
(踏み跡)
標高 620M付近から左に山腹トラバースとなるが、下草が濃く踏み跡が不鮮明となる。ここも近時の登山者は居ないようだ。
(尾根取付き)
標高 640M付近で山頂に繋がる主尾根に乗る。辺りはママコナの群生だ。
(尾根取付き)
標高 640M付近で山頂に繋がる主尾根に乗る。辺りはママコナの群生だ。
(主尾根)
踏み跡が鮮明となり、右手は杉植林、左手は谷へ切れ落ちる細尾根に変わる。滑落には要注意。
(主尾根)
踏み跡が鮮明となり、右手は杉植林、左手は谷へ切れ落ちる細尾根に変わる。滑落には要注意。
(岩場)
徐々に傾斜も増し岩場が現れた。
(岩場)
徐々に傾斜も増し岩場が現れた。
(樹間)
樹間から覗く急斜の北東稜線。
(樹間)
樹間から覗く急斜の北東稜線。
(密薮)
突如密薮で行く手を遮られる。薮下を潜って前進。
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(密薮)
突如密薮で行く手を遮られる。薮下を潜って前進。
(巨岩 1)
750M付近で巨岩が出現。右を巻く。
(巨岩 1)
750M付近で巨岩が出現。右を巻く。
(巨岩 2)
直後に柱状の2つ目の巨岩が続く。トラロープで越える。
(巨岩 2)
直後に柱状の2つ目の巨岩が続く。トラロープで越える。
(山頂肩)
標高 800M付近で視界が開け山頂の肩に出る。
(山頂肩)
標高 800M付近で視界が開け山頂の肩に出る。
(パノラマ)
肩からの東方パノラマは抜群だ。
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(パノラマ)
肩からの東方パノラマは抜群だ。
(鞍部)
山頂直前で鞍部から登り返す。ナナカマドが奇麗。
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(鞍部)
山頂直前で鞍部から登り返す。ナナカマドが奇麗。
(山頂 1)
薮草の田代山山頂(830M)に到着。地形図では少し先の
792Mピークを高森山と呼んでいるが、こちらを同山と記す地図もある。
(山頂 1)
薮草の田代山山頂(830M)に到着。地形図では少し先の
792Mピークを高森山と呼んでいるが、こちらを同山と記す地図もある。
(山頂 2)
西方の展望。午前中の袖山が手前に横たわる。中段は鷲が倉山、最奥は浅草岳か。
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(山頂 2)
西方の展望。午前中の袖山が手前に横たわる。中段は鷲が倉山、最奥は浅草岳か。
(山頂 3)
北方は懐かしの本名御神楽。昨秋の負傷事故が思い出される。田代山も素晴らしい山だ。(→最奥中央ピークは狢ケ森山、右ピークは日尊の倉山か。10/4追記)
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(山頂 3)
北方は懐かしの本名御神楽。昨秋の負傷事故が思い出される。田代山も素晴らしい山だ。(→最奥中央ピークは狢ケ森山、右ピークは日尊の倉山か。10/4追記)

感想

1.3連休の好天に誘われ、大好きな奥会津大塩の薮の中高山を巡った。
2.最初は「袖山」(そでやま、701.9M)。旧田代銅山跡地から整備された林道を
 辿ったが、序盤の急登、山頂手前の薮漕ぎ等久々にワイルドなピークハントと
 なった。
3.2座目は廃村となった田代集落への林道から広葉美林と細尾根の急登、奥会津一
 望の展望素晴らしい田代山(830.0M)。この山を高森山と称する地図もある
 が、地形図では少し先の792Mを同山としている。(※)
(※ 登山口の案内板には山頂が827M、展望台835Mとあるが、展望台がどこに
   あるのか不明だった。9/23追記)
4.共にオフロード林道の終点から薮中の踏み跡を辿るコースであるが、静かに自然
 を堪能出来る中高山である。
5.会越国境の山々を展望出来る薮の中高山にはそれぞれに趣があり、豊富な温泉と
 共に魅力いっぱいのエリアである。

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