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Yamareco

記録ID: 524138
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 赤岳ピストン(赤岳鉱泉にてテント泊)

2014年10月04日(土) 〜 2014年10月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.8km
登り
1,442m
下り
1,433m

コースタイム

1日目
山行
9:15
休憩
2:55
合計
12:10
5:50
45
美濃戸口(八ヶ岳小屋)
6:35
10
美濃戸(やまのこ村)
6:45
110
美濃戸山荘
8:35
10:05
35
赤岳鉱泉(テント設営)
10:40
10:00
150
行者小屋
12:30
12:50
55
文三郎分岐
13:45
14:35
5
赤岳山頂
14:40
13:40
120
文三郎分岐
15:40
15:55
25
行者小屋
16:20
赤岳鉱泉
2日目
山行
1:40
休憩
0:00
合計
1:40
8:00
60
赤岳鉱泉
9:00
10
美濃戸山荘
9:10
30
美濃戸(やまのこ村)
9:40
赤岳鉱泉
天候 1日目:曇〜晴
2日目:雨 
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口 八ヶ岳山荘の駐車場を利用しました。(500円/日×2日=1,000円)
コース状況/
危険箇所等
文三郎尾根分岐までの急階段は上からガレが落ちてくることがあるので注意。
山頂付近のルートは、岩のマーキングを頼りに通れば迷うことはないでしょう。ただしガスで視界が悪いと見落とすかも知れないので注意してください。
4:30AM 美濃戸口にある八ヶ岳山荘の駐車場に到着。この時点での駐車台数は10台ほど。
4:30AM 美濃戸口にある八ヶ岳山荘の駐車場に到着。この時点での駐車台数は10台ほど。
5:00AMごろに山荘の方が出てきて交通整理は始めたので、駐車料金(2日分で1,000円)を支払いました。駐車中はステッカーになっている駐車券をダッシュボードの上に乗せておきます。
5:00AMごろに山荘の方が出てきて交通整理は始めたので、駐車料金(2日分で1,000円)を支払いました。駐車中はステッカーになっている駐車券をダッシュボードの上に乗せておきます。
明るくなるまで仮眠を取り、5:50AMに美濃戸口を出発。
明るくなるまで仮眠を取り、5:50AMに美濃戸口を出発。
駐車場にはまだまだ余裕がありました。
1
駐車場にはまだまだ余裕がありました。
美濃戸へ向かう途中にトリカブトらしき花を発見。
美濃戸へ向かう途中にトリカブトらしき花を発見。
最近整備されたという美濃戸口から美濃戸までの林道ですが、まだ一部に大きな凹凸が残っていました。本格的なクロカン4×4でなければ底を擦る可能性があるので運転される方はご注意のほど。
最近整備されたという美濃戸口から美濃戸までの林道ですが、まだ一部に大きな凹凸が残っていました。本格的なクロカン4×4でなければ底を擦る可能性があるので運転される方はご注意のほど。
美濃戸の駐車場までは歩いて45分でした。6:35AMの時点で8〜9割が埋まっていました。
美濃戸の駐車場までは歩いて45分でした。6:35AMの時点で8〜9割が埋まっていました。
美濃戸山荘前で北沢ルートと南沢ルートに分かれます。今回は赤岳鉱泉にテントを張るので北沢ルートを選択。
美濃戸山荘前で北沢ルートと南沢ルートに分かれます。今回は赤岳鉱泉にテントを張るので北沢ルートを選択。
清々しい天気の中を北沢に沿って歩きます。
清々しい天気の中を北沢に沿って歩きます。
8:45AM 赤岳鉱泉に到着。受付で幕営料(1,000円/名)を支払います。
8:45AM 赤岳鉱泉に到着。受付で幕営料(1,000円/名)を支払います。
翌日は雨の予報が出ているので、水はけの良さそうな場所にテントを設営しました。
1
翌日は雨の予報が出ているので、水はけの良さそうな場所にテントを設営しました。
10:05AM 食料やシュラフ等をテントにデポして赤岳のピークを目指します。今回は文三郎尾根を歩くのでまずは行者小屋方面へ。
10:05AM 食料やシュラフ等をテントにデポして赤岳のピークを目指します。今回は文三郎尾根を歩くのでまずは行者小屋方面へ。
有名なマムート印の階段。
有名なマムート印の階段。
向こうに阿弥陀岳が見えますね。
向こうに阿弥陀岳が見えますね。
10:40AM 行者小屋に到着。ここで小休止。
1
10:40AM 行者小屋に到着。ここで小休止。
横岳の荒々しい山肌。
横岳の荒々しい山肌。
11:00AM 行者小屋を出発。しばらく進むと階段があります。
11:00AM 行者小屋を出発。しばらく進むと階段があります。
硫黄岳と横岳のコントラスト。
硫黄岳と横岳のコントラスト。
いつしか森林限界を越えて岩ばかりの景色に。
いつしか森林限界を越えて岩ばかりの景色に。
振り返ってみたら行者小屋が見えました。
振り返ってみたら行者小屋が見えました。
ちょっとウンザリするくらい続く長い階段(笑)
ちょっとウンザリするくらい続く長い階段(笑)
北アルプスが見えました。やっぱり槍ヶ岳は目立ちますね。
北アルプスが見えました。やっぱり槍ヶ岳は目立ちますね。
ひたすら階段を上り続けます。
ひたすら階段を上り続けます。
12:30 やっと文三郎尾根分岐に着きました。寝不足と疲労がたたって足の重いことといったら・・・(汗)
12:30 やっと文三郎尾根分岐に着きました。寝不足と疲労がたたって足の重いことといったら・・・(汗)
ヘリが何度も往復して荷物を運んでいました。
ここから上は気温が下がり風も強くなるので防風性の高いウェアに着替えました。
12:50 山頂に向けて出発。
ヘリが何度も往復して荷物を運んでいました。
ここから上は気温が下がり風も強くなるので防風性の高いウェアに着替えました。
12:50 山頂に向けて出発。
文三郎分岐から上はクサリ場が連続してちょっとスリリング。グローブ(軍手など)を装着した方が良いでしょう。
文三郎分岐から上はクサリ場が連続してちょっとスリリング。グローブ(軍手など)を装着した方が良いでしょう。
竜頭峰分岐。赤岳山頂まではもう少し。
竜頭峰分岐。赤岳山頂まではもう少し。
竜頭峰の東側はガスが出ています。
竜頭峰の東側はガスが出ています。
カッコつけてポーズを取ってみました(笑)
カッコつけてポーズを取ってみました(笑)
雲海から富士山の山頂が。
雲海から富士山の山頂が。
13:45 赤岳山頂に到着。親切な方にシャッターを押してもらいました。風のため不自然な髪型になっているのはご愛嬌(笑)
2
13:45 赤岳山頂に到着。親切な方にシャッターを押してもらいました。風のため不自然な髪型になっているのはご愛嬌(笑)
山頂で写真を撮影した後は赤岳山頂山荘へ移動しました。
山頂で写真を撮影した後は赤岳山頂山荘へ移動しました。
こちらの方がスペースに余裕があります。
こちらの方がスペースに余裕があります。
赤岳展望荘が見えました。
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赤岳展望荘が見えました。
手前に行者小屋、奥に赤岳鉱泉が見えます。良〜く見ると私のテントも見えました。
手前に行者小屋、奥に赤岳鉱泉が見えます。良〜く見ると私のテントも見えました。
山頂から見た阿弥陀岳。その向こうには・・・
山頂から見た阿弥陀岳。その向こうには・・・
噴煙を吐く御嶽山が見えました。
一週間前にこの山で起きた悲惨な噴火災害を思うと胸が痛みます。
噴煙を吐く御嶽山が見えました。
一週間前にこの山で起きた悲惨な噴火災害を思うと胸が痛みます。
14:35に赤岳山頂から下山開始して15:40に行者小屋のテント場まで下りてきました。
14:35に赤岳山頂から下山開始して15:40に行者小屋のテント場まで下りてきました。
16:20 赤岳鉱泉に戻ってきました。
文三郎尾根経由の赤岳ピストン、けっこう疲れました〜(汗)
16:20 赤岳鉱泉に戻ってきました。
文三郎尾根経由の赤岳ピストン、けっこう疲れました〜(汗)
小屋で記念のピンバッジを購入。
小屋で記念のピンバッジを購入。
それとビールっ!頑張ったからこれくらいの贅沢はいいでしょ?
それとビールっ!頑張ったからこれくらいの贅沢はいいでしょ?
今日の夕食は、無洗米を炊いて缶詰のカレーをかけただけ。最近このパターン多し。
今日の夕食は、無洗米を炊いて缶詰のカレーをかけただけ。最近このパターン多し。
テントの外が妙に賑やかだと思ったら、大勢の登山客が赤岳を撮影していました。
テントの外が妙に賑やかだと思ったら、大勢の登山客が赤岳を撮影していました。
夕日に照らされて赤く染まる赤岳。キレイですね〜♪
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夕日に照らされて赤く染まる赤岳。キレイですね〜♪
振り返ると見事な夕焼けでした。やっぱり八ヶ岳に来て良かった〜!
振り返ると見事な夕焼けでした。やっぱり八ヶ岳に来て良かった〜!
翌朝4:00AM頃から雨が降り始めました。
6:00前にゆっくりと起きて朝食の準備。この日はパスタを茹でてインスタントソースをかけるだけ。
翌朝4:00AM頃から雨が降り始めました。
6:00前にゆっくりと起きて朝食の準備。この日はパスタを茹でてインスタントソースをかけるだけ。
モーニングコーヒーです。山で飲むコーヒーの美味しいことといったら何事にも代えられません。ゴミが増えるのを承知でドリップコーヒーを淹れるのは小さなこだわりです。
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モーニングコーヒーです。山で飲むコーヒーの美味しいことといったら何事にも代えられません。ゴミが増えるのを承知でドリップコーヒーを淹れるのは小さなこだわりです。
雨の赤岳鉱泉。
レインウェアを着てテントを撤収します。
1
レインウェアを着てテントを撤収します。
赤岳鉱泉で水の補給とザックの整理。
8:00AM 下山開始。
赤岳鉱泉で水の補給とザックの整理。
8:00AM 下山開始。
雨の北沢を歩くのも悪くありません。
雨の北沢を歩くのも悪くありません。
美濃戸山荘からはひたすら砂利道を歩きます。
美濃戸山荘からはひたすら砂利道を歩きます。
9:40AM 八ヶ岳山荘に到着。ここでお風呂に入ってサッパリ。
9:40AM 八ヶ岳山荘に到着。ここでお風呂に入ってサッパリ。
10:30AM クルマは10台程度。
雨が降っているので登山客は多くないのでしょう。
10:30AM クルマは10台程度。
雨が降っているので登山客は多くないのでしょう。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 コッヘル 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 時計 サングラス タオル カメラ テント テントマット シェラフ

感想

4:30AMに美濃戸口に到着。駐車場で仮眠後、2日分の駐車料金1,000円を払って山歩きを開始しました。(5:50AM出発)
本当はもう少し先の美濃戸まで自家用車で行くことができるのですが、凹凸の激しい未舗装路を通ることになるので素直に諦めました。(歩いても僅か45分だし、駐車料金も安いし・・・)ちなみに美濃戸の駐車料金は1,000円/日です。
北沢を通って赤岳鉱泉に着いたのが8:35AM。沢沿いを気持ち良く歩くことができました。
赤岳鉱泉でテントを設営。(幕営料:1日 1,000円/名)
テントに食料やシュラフをデポしてザックを軽くし、文三郎尾根経由で赤岳山頂を目指しました。
余裕があれば赤岳〜横岳〜硫黄岳と縦走したかったのですが、寝不足気味に加えて疲労が残っていたので赤岳ピストンに。
ところが森林限界を越えた後にひたすら続く階段にゲンナリ。身体の調子がイマイチなのか足の重いことといったら・・・本当に情けない限り。時々立ち止まって呼吸を整えては数十歩のぼるの繰り返し。赤岳山頂が見えているのになかなか辿りつきません。
なんとか文三郎尾根分岐まで登ると山頂までの見通しがハッキリしてきてヤル気が出てきました(笑)
ここから先は風が強く耐寒気温も下がるので、防風性の高いウェアに着替えました。
その後いくつかのクサリ場を通過して13:45赤岳山頂に到着。いや〜長かった・・・

山頂で親切な登山者にシャッターを押してもらってアリバイ写真(笑)を撮影した後、見渡す限りの絶景を思い存分楽しみました。山頂からは雲海が広がっていて、アルプスの頂が頭をのぞかせていました。(阿弥陀岳のはるか向こうに噴煙を吐く御嶽山が見えた時には複雑な心境になりましたが・・・)

下りはあっという間。まだ明るい16:20に赤岳鉱泉のテント場に到着しました。
夕食後、テントの中で横になっていたら周りが賑やかになってきたので外に出てみると、夕日に染まった赤岳がそびえ立っていました。やっぱり八ヶ岳に来てよかった〜♪(翌日に雨予想が出ていましたが・・・)

2日目は予報の通り雨。6:00前に起床して簡単な朝食を取った後はいつものモーニングコーヒーを淹れました。山で飲むコーヒーの美味しいことといったら・・・
雨の中のテント撤収は毎度憂鬱になりますが、赤く染まった赤岳を見ることができたので我慢がまん。
八ヶ岳山荘でお風呂に入り、サッパリした状態で運転して帰りました。

今回もいい山行になりました〜♪ 必ずまた来ますっ!


(反省点)
仕事の疲れが溜まっていたうえ、寝不足気味で登るのは良くありませんね。
次回は体調万全で赤岳〜横岳〜硫黄岳の縦走にチャレンジしたいと思います。

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