鎌倉山〜峰床山〜八丁平

- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 960m
- 下り
- 956m
コースタイム
9:40−もみじ平ー9:45
10:06−ブナ平ー10:11
10:38−鎌倉山レスキュー1−10:38
11:00−鎌倉山ー11:05
11:16−千年杉ー11:16
11:40−3つ目の転換点ピークー11:56
12:14−オグロ坂峠ー12:43
13:08−峰床山ー13:10
13:30ー八丁平ー13:35
13:47−中村乗越取付ー13:52
13:58−中村乗越ー13:58
14:16−江賀谷右俣ー14:21
14:49−江賀谷林道へ徒渉ー14:54
15:22−中村
坊村駐車場着 15:42
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 鎌倉山からオグロ坂峠までの道が、落ち葉が積もっていて道が大変分かり辛い。テープはあるので、見失わないように注意をすること。 (・・とか書きながら、私自身間違えてしまった。) ◆ 中村乗越から下りてきて、江賀谷を下るのだが、台風で谷が相当荒れていて、以前に比べると随分歩き難くなっている。 ◆ 最後に、右俣と左俣が合流する所に丸木橋があって、右岸の林道に渡れれたが、木橋が流されて無くなっている。 渡渉する時は対岸の状態も考慮する必要があるが、其処より100m位下流に左岸を下るとダムがあり、浅瀬になった所があり渡り易かった。 ◆ 江賀谷林道も相当にやられていて、修復中だ。この日は工事をしていなかったが、工事をしている時は中村からは人を入れないかもしれないと思われる。 と言ふのは、林道の入り口に石橋があるが、鉄パイプとロープで出入りできない様に塞いであった。 これを乗り越えるのに、苦労した。最後の難関だった。 |
感想
◆ 今朝起きた時、雨が降っていた。ショックだった。
今日は行けるのか、この後天気はどうなるのか。GVP の予報で調べると、8時以降は晴れてくるようだ。
しかし、今日行くか行かないか、目的地を変更するか、と考える内に家を出るのが15分遅れる。家を出発したときは雨は止んでいた。鯖街道に入ると道路は濡れているが、大した事は無い。
◆ しかし、登山口の出発が9時を過ぎてしまった。とにかく、予定通りに進み、弁当の後で時間が無ければショートカットを考えることにする。
◆ 鎌倉山までは駐車場の奥の道路を北に200m位行くと、鎌倉谷の橋がある。渡ってすぐ左に左岸を100m位上ると、右に踏み跡がり急坂に木段がついている。すぐ小さな尾根の上に出る。
杉林の中の急坂をジグザグに登って行く。約30分で林道を横断する。此処がもみじ平だ。ここから幾分坂も緩やかになり、道は鎌倉山に連なる尾根に上がる。
◆ ブナ平・・・広い尾根で杉やヒノキ中の道が自然林が増え、平らになった所がブナ平だ。私の足で此処まで丁度1時間。
ここからヒノキの林の中を少しづつ斜度を増し、イワカガミの群落が出てくると間もなく鎌倉山だ。山頂は広い、平らな所に三角点がある。
後ろを振り返ると蓬莱山が見える。
◆ 鎌倉山から先は、オグロ坂峠までは府県境の尾根を伝って行くが、ここから、千年杉を通り、オグロ坂峠までがこのコースの一番面白い所だ。次々と饅頭みたいな小ピークが現れ、その登り下りが意外にしんどい。
そして、ピークを越える度に、道はどの方向に行っているかと確かめるのが面白い。
◆ 私は今の時季よりも、ブナの若葉の頃が好きだ。この頃峰床山や八丁平では郭公来て、綺麗な鳴き声を聞く事ができる。
◆ そして、夏場の踏み跡がはっきり分かる時は余り問題は無いが、今の時期人も少なく、落ち葉が一杯積もった時季は、道が分かり難い。幸い今日は一年ぶりだが、赤いテープが所々にあり、地図を見て注意して歩けば問題はないと思われる。
◆ この間、コース取りで注意する地点が3ヶ所ある。最初の2ヶ所は、以前は無かった道標(と言っても紙に書いた道標をビニールで包んだものを木に巻き付けたもの)が近年取り付けられて分かり易くなった。
◆ 最後の3ヶ所目は、鎌倉山から2/3来た所で、登山地図で見ると千年杉を過ぎて、県境の道が真南に向かっていたのが、このピークで急に南西に向きを変える。よく見ると、テープもあり、落ち葉ではっきりしないがそれらしき道も分かる。此処には道標は無い。
と言ふより此処で二つに分かれた尾根の、真っ直ぐ南に行ってる方でなく、右方向(南西)の尾根に入るべき事が分かっていれば問題は舞い筈だが、何を考えていたのか真っ直ぐ進んでしまった。200m位行って、尾根の形、全く道らしきものが無い事、植生が違っていて杉が多かったこと等で間違いに気がついた。地図を確かめると左の尾根に入っていた。
◆ こんな事は玉にはあるが、今日は朝から出発が遅れて、ショートカットも覚悟していただけに、これで決定的になったと、がっくり来た。約15分のロスになった。
ここからはもう一度軽い上りがあるが、下って行き県境尾根に分かれてオグロ坂峠に出る。
◆ 尾根筋は風が強かったが峠は窪んでいるので全く風が無い。ここで弁当に。
峰床山まで此処から30分はかかる。腹も空いたし山頂は風がきついと思って、食べてから峰床山に行けるかを考えよう。
計算の結果、30分遅れで駐車場に16時までには着けそうだ。
◆ 峰床山まで25分で行けた。弁当を食べて少しは元気が出たようだ。天気もよくなり、山頂は想像通り風が強かった。直ぐに立ち去り先を急ぐ。
◆ 八丁平は何処も一所だが、梅雨前ともみじ時がいいが、今年はどちらも機会を逃した。
ここも昔は笹薮だったが、理由は分からないが比良山同様笹が無くなってしまった。その代わり鹿が増えてヒルがはびこる様になった。
◆ 八丁平を半周して中村乗越へ。此処からは下りで、もう登りはない。
八丁平までは台風の影響も殆ど感じられなかったが、江賀谷は相当荒れていると思われる。
以前は乗越から沢に出る途中に、綺麗な水場があったのが、谷が抉られ無くなっていた。小さな谷が深く抉られ、10m以上上まで道は高巻きして、新しい道ができていた。
◆ 江賀谷は予想通り荒れていたが、通行や徒渉にはそれ程支障はなかった。谷自体が小さく、水量が少ないからだろう。
右岸の林道に出る最後の徒渉も、今は水量が少なく問題は無かった。ただ、私は左岸の踏み跡を辿り、100m下流まで場所を探して、浅く、対岸の林道に上がり易い所から渡った。
◆ これで今日の山行は終わった様なものだが、道の悪い水の溜まった林道歩きが中村迄30分。その後、坊村まで20分はうんざりする。
夏場の国道歩きは、西日をまともに浴びて、地獄の行軍だが、今日は思っていたより早く着けそうなのも手伝って、それ程でもなかった。
◆ 今日は、絶対予定通りは行けまいと、あきらめ気分だったが、予定通り全うできたので、帰りの運転も気分が良かった。
コメント
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mesner











mesnerさん、こんばんは。
峰床山でしたか。お元気ですね!!
坊村からのあのアップダウンを何回行くのかと思っただけで行く気力が失せてしまいます。
昨年の今頃一緒に行きましたね。。あの時は、紅葉が綺麗でしたが今年は如何でしたか?
やはり、今夏の大雨で橋が流されたり、谷の崩壊があるんですね。。
しかし、その元気に圧倒されています。。
また、適当な所を誘って下さい。。
moto さん、今晩は。
昨年は11月14日でしたね。峰床の山頂には雪が有りましたね。その時の気温は5度〜15度でした。
今日の気温は11度〜22度ですから、今年の方が暖かいようです。でも今年はもう紅葉はありませんでした。所々に真っ赤な何本かはありましたが。
今日は最初から中村に下る積もりでした。鎌倉山の往復はしんどいですから。
最近の台風は、毎年あちら此方の谷を荒らして困った事です。
来週はまた宜しく。
おはようございます
私が始めて八丁平に行ったのは30年ばかり前でした
このときは花背側からマウンテンバイクで入りました
湿地の周りのルートは笹に埋もれていました
長い空白があって昨年11月に訪れたときはびっくりしました
前回と全く違った景観になっていました 本当にこれが前に来た八丁平?
案内の看板を何度も見直しました 間違いなく八丁平でした
増えすぎたシカは困りますね
olddreamer さん, 今日は。
私は46年前に行きました。その時は山条京阪から芦火橋駅で下りて、芦火谷を遡行しました。途中滝が二つあり、高巻きしたり、簡単な道ではありませんでした。二の谷まで出ると尾越から道がありました。
今は、二の谷管理舎ができて、此処まで車で入れるのですね。
フノ坂から先は肩まである熊笹とススキの中でした。今はない同志社の新しい小屋も在りました。
湿原の中にも道がありました。
帰りは、当時簡単に京都に出る事ができなかったので、峰床山から戻ってきて、オグロ坂峠から笹薮の中の道を久多に出て、梅ノ木から三条京阪へ。
当時は、車も無く、林道も今ほど整備されていないので、大変でしたね。マウンテンバイクしか入れなかったでしょう。
江賀谷と中村乗越経由で行けるようになり、便利になりました。
笹が枯れて八丁平はほんとに良くなりました。それまでは肩の上まである笹薮で湿原は見えず、峰床山も同じく、それ程魅力のある所ではありませんでした。
私の記憶では、2008〜9年頃に笹は枯れました。比良山と一緒です。
それに、林道を反対運動で迂回させたり、京都市も同志社の小屋を撤去させたり、皆が八丁平を守るようになった事などで・・・笹も何となく居辛くなって枯れたのではと思っています。
私は、5月から7月にかけて、郭公が鳴く八丁平が好きです。郭公は渡り鳥なので、毎年必ず飛来するとは限りませんが、ここ1〜2年聞いていません。比良山でも聞く時がありますが、近くでは聞けません。
その点、八丁は狭い盆地で、姿は見えませんが、頭の上で鳴いてると思われる位近くに感じられます。
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