イブネ・クラシ・雨乞岳 〜朝明渓谷より旧千種街道で〜 《鈴鹿シリーズ》


- GPS
- 07:41
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:35
天候 | 曇り時々薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいなトイレあります 朝5:30到着時〜登山出発時はガラ空き 下山時は、ほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に危険箇所はありません 斜度が緩やかで歩きやすい部分が大半だったと思います 分岐など要所要所に、適度に標識があります 道が分かりにくいと感じた時・・・ → 先の方や、辺りを見回すと必ず木の幹にサインがあります 渡渉がたくさんありますが、全て足を濡らすことなく渡ることができました ●朝明渓谷〜根の平峠 ・緩やかな斜度で歩きやすい道です ●根の平峠〜上水晶谷 ・三重県から滋賀県に入ります ・緩やかな斜度の道です ・一瞬、道が分かりにくいと感じた場所がありました ●上水晶谷〜コクイ谷出合 ・細かいアップダウンはあったと思いますが、ほぼフラットで明瞭な道です ●コクイ谷出合〜杉峠 ・標高差250m以上ありますが、緩やかな斜度の道です ・一瞬、道が分かりにくいと感じた場所がありました ●杉峠〜佐目峠〜イブネ〜クラシ ・イブネまで、緩やかで明瞭な道でした ・佐目峠〜イブネは、短いですが急な斜面があります ・イブネ北端〜クラシは近いのですが、ガスで道が分かりにくかったです 不注意で、違うバリエーションルートを下りかけてしまいました 立ち止まってよく確かめるということを怠り、大変軽率でした 他の登山者の方に教えていただき、事無きを得、無事クラシに着きました (ありがとうございました!) ●杉峠〜雨乞岳 ・出だしの短い部分が急斜面で、登りきれば稜線に出ます ・急斜面は北斜面で湿っぽくて、下りでは滑りやすいと思います |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉 アクアイグニスに行きました 600円 混んではいましたが、芋洗いというほどでもなかったです 朝明渓谷にも、三休の湯という温泉がありましたが、今回はこちらにしました |
写真
ガスでクラシに行く道がよく分かりません
この辺りを左へという意識が欠落していました
立ち止まって確認するという基本動作を怠り、なんとなくの不注意で、地図にない別ルートを下りかけてしまいました
一瞬の気のゆるみがミスを招く事例だったと思います
感想
鈴鹿シリーズ2回目、今回は朝明渓谷起点で千種街道を通り、イブネ・クラシと雨乞岳を目指してみました。
イブネ・クラシ方面は、鈴鹿に詳しい親戚のおじさんからも、とてもいいから一度歩いてきたら・・・と、情報を得ており、かねてから訪れてみたかった場所でした。
道中、道が分かりにくい場所があるとも聞いており、鈴鹿へ行き始めたばかりの自分にはどうかとも思いましたが、行かれた方のレコなども参考にして下調べを重ね、思い切って行ってみることにしました。
イブネはやはり素晴らしい場所でした。
山上の平らな場所に庭園のような景色が広がっています。
天候が今ひとつでも感動でした。
晴れていて、展望も良かったらどんなに素晴らしいのだろうと思います。
また、再び訪れてみたい場所が一つできました。
イブネ北端からクラシに進もうとしていたとき、一時的にガスが出てきました。
道が今ひとつ分からず、本来ならしっかり立ち止まって確認すべきところでした。
道は左よりのはずでしたが、魔が差したのか、どうしたことか右寄りに続く地図にはないバリエーションルートを、そのままの勢いで下りかけてしまいました。
すぐに、別ルートで上がって来られた、出発時に朝明渓谷でお会いしたお2人と対向し、正しい道を教えていただき、無事クラシに行くことができました。
本当に幸運で、大事に至らなくてすみました。
初めての道をソロで歩き、自然を感じながら無事目的地に到達するのは、達成感があってとても楽しいことです。
しかし、全ては自己責任。
日照時間が短く寒さが増すこの時期に、単独での道間違いは致命的です。
今回は、道が分からなくなったら立ち止まって確認するという基本的作業を、一瞬の気のゆるみから怠ってしまいました。
この辺りは登山技術というより人間力なのかもしれません。
また道中、昨年から行方不明になっている方の、情報を求める掲示板も見かけました。
そういことが起きている山域を自分も歩いています。
初心忘れるべからず・・・
当たり前のことですが、改めて気をつけたいと思います。
●行動食・水分
○出発前朝食
・ジャムパン 1
・ゼリー飲料(グリコ) 1
○行動中
・おにぎり 3
・スティックパン 5
・飴玉 4
○水分
・アクエリアス 1リットル
コメント
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このコースを7時間半程度とは健脚ですね。
イブネ、クラシは天気の良い日、最高です。
私も気に入った山なので幾度も足運びました。
銚子まで足伸ばせば充実登山でしょうね。
杉峠のシンボル杉の木は、4〜5年前まで葉を付け、風雪に耐えていましたが、残念ですね。さびしい限りです。
道間違い気を付けて下さいね。
いい山行を続けて下さい。
toradoshiより
toradoshi 様
こんばんは
ありがとうございます。
イブネは本当に素晴らしい場所ですね。
天気予報の割に空がスッキリしない初冬らしい天候で、日照時間も短くなってきているので、あまり休憩もとらず駆け足で巡りましたが、再訪したい場所ができて大きな収穫でした。
さらに、近くに銚子というのもあるのですね。
鈴鹿はまだ行き始めたばかりですが、またいつか目指してみたいと思います。
道間違いは、本当に気をつけなければならない・・・
今回強く感じた次第です。
鈴鹿シリーズの第二回を楽しく読ませていただきました。
達成感の中に、山への再認識、流石です。
私も2年半前の春先、初鈴鹿で3120mさんと同じく、雨乞〜上水晶谷の区間を歩きました。
起伏はあるものの、実に判断の悩む箇所が多々で、難しい山域との印象を持ちました。
自分の現在地、確認、進む方向への再確認、山歩きの難しさを感じました。
山を侮るなかれ、3120mさんの感想に同感でした。
こんばんは
道中、判断に悩むことは本当に何度かありましたね。
無難に通過してきたのですが、今回の反省ポイントの箇所だけは、ふと気が抜けていて無意識だったといいましょうか・・・
気をつけなければいけないと思いました。
ところで、3年前の穂高日帰りの時は、日程が1日しかとれなかったのもあるのですが、あの頃はマラソンにかなり力を入れていまして(そんなに速くはないのですが・・・)、脚力が今よりも充実していたんです。
10月の連休最終日で、奥穂から山荘への下りでは北斜面に残雪が凍ってこびりついており、とても怖かった記憶があります。
今思うと無茶な挑戦をしたものだと思います。
でも、穂高ってやっぱりいいんですよね。
ロングコースおつかれさまでした!
鈴鹿山系はルートが多く、一見登山道?って見ても獣道だったりして、
とっても道迷いしやすいですね。
こんばんは
この時期は樹林帯は落葉していて雰囲気は明るいですし、ヒルや蛇もまず大丈夫ですが、道は落ち葉で判別が難しいところがありますね。
地図にない道でも結構人が入っていて、鈴鹿初心者にはとってはまだまだ奥が深く感じます。
そうそう、JINさんのように、うちの子供も御在所辺りに誘ってるのですが、なかなか予定と天候が合わなくて・・・
寒くなってきたので、今年はそろそろタイムアウトかな・・・
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