幌尻岳
北海道
hiroyuki0165
体力度について
- GPS
- 12:02
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 1,956m
- 下り
- 1,943m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:01
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
写真
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感想
北海道遠征2本目。この旅の本命、日本百名山のひとつ、幌尻岳へ。
平地の天気はくもり。山の方向は雲に包まれているため、登れば雨の可能性は高い。他の山なら行かない天気だが、ここは山荘の予約やら何やらあるし、何よりこの旅の本命。川が増水さえしていなければチャレンジと決めていたので、意を決する。念のため山荘の予約も取ってはいたが、明日も天気は駄目そうなので、できれば日帰りを目指す。
序盤の聞いていた林道は想像より長く感じ、渡渉は水量が少なかったこともあり想像よりはてこずらなかった。
山荘ではこの日宿泊の方や山小屋の方に見送られ出発。山荘を過ぎると急坂が始まり、登山開始という感じ。このあたりから雨が強くなり、修行登山となる。こんな天気で登ってよいのかと逡巡し、今日は特別と思い直しながら登る。
そしてこのあたりから同じ日帰り狙いの方と抜きつ抜かれつ、そして下山までほぼ行動を共にすることに。あとで聞けば私よりも熟練者。どおりで渡渉も余裕があり、ペースも丁度いいはずだ。そして何より同じことを達成しようとする人が近くにいることが励みになり、助かりました。
稜線は雨に加えて風。本州の3000mに匹敵とはこういうことかと妙に感心。花も多いが時間的にも楽しむ余裕はなく、ひたすら歩を進める。
そして山頂。当然何も見えず、ここも写真をとってすぐに下山。下山しかけたらチロロ林道からの登山者2名が。話をすると4時スタートとのこと、しかもこの天気、なかなか元気です。
下山も修行モードは継続。稜線を外れると寒さが和らぐ。足元がそれほどぬかるんでいなかったのは幸いだったかも。
山荘に戻るころには雨が止む。山荘では行きに見送りして頂いた方々と談笑し、パワーを頂く。渡渉に備え靴を履き替える。
帰りの渡渉は寒さや疲労、濡れによるふやけで踏ん張りが弱く、自ずと慎重になる。
そして林道、帰りは行き以上にひたすら長く感じた。しかもちょいちょい微妙な上りがあるのがツラい。しかし途中から同じ日帰り狙いの方と会話しながら進んだからか、気持ち的には楽だった。が、最後は思ったよりギリギリの時間になり、焦る。そして17時の5分前に、滑り込むようにバス停到着。
水は2L持参、1.5L消費、持って行った携帯浄水器は使わず。天気が良かったら2Lではたぶん足りなかった。
日帰り登山では自分史上、最長時間クラス。そして念願？の幌尻岳に登れたことに感謝。達成感、初めての渡渉、長いコース、雨、寒さ、人…どれをとっても記憶に残る山旅だった。
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