伊吹山


- GPS
- 05:45
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
天候 | 曇り一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は100名山と言う事もあり、非常によく整備されております。 登山口から一合目までは樹林帯歩き。 一合目から五合目まではスキー場のゲレンデ歩き。 五合目から山頂までは、本格的な登山道をジグザグ歩きになります。 六合目に避難小屋があります。屋根は吹き飛んでいますが、中はキレイで使えます。 頂上直下にも、避難小屋というかお堂があり、避難小屋として使えます。 登山届は、登山口に観光協会の建物が有り、そこで記入して提出。 駐車場は、登山口に至る道路の両側に民家が有り、その民家の庭に駐車。 離れているところは500円。近くに行くと1000円。納得です。 下山後の温泉は、車で5分位の所に「ジョイ伊吹薬草風呂」(400円)があります。 |
写真
感想
冬の間はせっかく購入したピッケルも使うことなく冬眠していたけれど、
いよいよ2010年も始動開始。
今年の初登山、伊吹山登山記です。今回の登山テーマはズバリ、ラーメン。
ていうか登山関係無いし・・・
最近、山ちゃんはつけ麺にはまっとるもんで、せっかく遠出するんなら、
岐阜の美味しいつけ麺屋巡りをメインテーマに考えてみましたー。
登山はついで、足慣らしみたいなものです。
結果、前日夜に高山を出発して翌日帰ってくるまでに3軒ハシゴしてきましたー!!!
食べ過ぎです・・・。
まず前日、仕事終了後、高山を出発して岐阜市内でラーメンを喰らった後、
(お目当てのつけ麺屋が2軒ともやってなかったので妥協しました)
伊吹山登山口近くの道の駅に移動。そして車中泊。
車中泊も昨年12月の九州登山ツアーで嫌ってほどしたので、慣れっこです。
翌朝は7時頃起床。
天気予報に反して曇り空だったけど、伊吹山はクッキリと見えます。まずまずです。
登山口は集落の中にあり、車は周辺民家の庭に停める事になります。
ちなみに駐車料金は、登山口からちょっと離れた場所だと500円、登山口すぐ近くだと倍の1000円となります。なかなかな商売です。
山ちゃんは変な所で節約志向なので、当然500円の場所に車を停め準備します。
ピッケルは車に積んでたけど、いらなさそうだったので置いていきます。
一応、アイゼンはザックの中に忍ばせて準備完了、いざ登山口へ。
8時25分
登山口出発!!!神社の脇から進みます。
100名山という事もあり、登山道はよく整備されています。
緩やかな樹林帯の中を20分程登ったら一合目です。
一合目・二合目・三合目・五合目・六合目・七合目・八合目と看板があり目安になりました。
四と九は見んかったなあ。見落としただけなのか、縁起担ぎなのかはわかりません。
一合目から五合目までは、今もやってるのか不明な廃墟っぽいスキー場のゲレンデをだらだらとひたすら登ります。
登りながらふと思ったのが、伊吹山は西側は石灰石の採掘場として削られとるし、登山道はスキー場やし、鉄塔はいっぱい立ってるしと、
人間によって開発されて無残な姿になってしまった可哀そうな山やなあって事でした。
当然、景色はあんましよろしく無いです。
9時40分
五合目到着。
ここからが本格的な登山道で、斜面をジグザグに登ります。
腐れ雪が、所々に少しだけ残ってます。
しかし、この頃になると天気予報に反して天候が悪化しはじめ雪がちらほらと舞い始めました。
登りだした頃には、まだ見えていた伊吹山の山頂も、もはや見えません。
半分、心も折れかけてきたけど先行者の姿も見えたので進むとします。
六合目には避難小屋もあります。正面から見ても中をのぞき見ても、なかなか立派な建物だけど
ちょっと登って振り返って見ると、屋根が吹き飛んでいて、残念な姿になってます
多分、強風で吹き飛ばされたんやろうな。伊吹おろしって言う言葉がある位やでなぁ。
この頃になると風も強くなってきた。
八合目の看板は、倒れて無残な姿でした。雪も積もってた・・・。
この辺りで、下山者にすれ違ったので
「あと、どれ位で着きますかねえ・・・?」っと尋ねてみます。
そしたら20分位という素敵なコトバを頂いたので、折れかけの心を奮い立たせ、
もはや周りは真っ白で何も見えない中、俺は一体何をしとるんやろーっと心の中で自問しながら、頂上へ向かうとします。
状況は更に悪化、何も見えません・・・プチホワイトアウト。
そして真っ白な中を黙々と進んでいたら、いきなり山頂の標識が目の前に現れました。
あれ、着いてまったの?って思った程、実にあっけない登頂でした。
10時55分
伊吹山登頂!!!
風寒いし、何も見えないので記念写真をささっと撮るとします。
手袋外すと、一瞬で手が冷たくなりました。
写真を取り頂上から速効、逃げてたら登った時には全く気がつかなかったお堂を発見!。
「緊急時はご自由にお使いください、鍵は開いてます」と書いてあったので、遠慮なく中に避難。
中には、先客が一人いました。中は普通にお堂でした。
こんな所で飯を食べていいんかなあっと一瞬躊躇したけど、先客は普通にカップラーメンを食べる準備していたので、
山ちゃんもそれに倣い、どん兵衛ウエスト味を準備して、喰らいます。
でーれ美味いし&暖まりますー!!!。生き返ります。
寒いし風も強いので、お堂の中から出たくないです。
そんなに慌てる理由も無いので、コーヒーを飲みながら1時間位、天気良くならんかなあと思いつつ、お堂の中で休んでました。
しかし一向に変化する兆しもないので、しゃーないので下山するとします。
12時20分
下山開始。相変わらず、風強いし寒い。下りは早い。40分程で五合目に到着。
さすがに、ここまで下りると雪も降ってないし、寒さも和らぎます。
三合目まで下りると、廃墟スポットっぽい光景が見えてきたので、ちょこっと探検してみました。
果たして今も営業しているのかどうかが謎な、「伊吹高原ホテル」がありました。
かっては賑わっていたんやろうなー。哀愁を感じます。
一合目まで下りると、天気は回復。ポカポカ陽気で暑いくらいです。
昼から登れば良かったのではと、思ってしまった・・・。その後も、スタスタと下り
14時10分
登山口到着。行って来ましたー!!!
登山口から民家駐車場に戻る頃には、振り返ると伊吹山の姿がクッキリと見えました。
その後、近くにあった「いぶき薬草の湯」(400円)という日帰り風呂に立ち寄り、
風呂から出た頃にも伊吹山の姿はクッキリと見えました。
まあ、山頂からの眺望は皆無で散々だったけど、とりあえず無事に行ってこれたのでよしとしますか。
今回の登山はあくまでも足慣らしやし、メインはラーメン屋巡りなので・・。
もちろん帰りにもラーメン屋に寄りましたー。しかも短時間に2軒
食べ過ぎです・・・
麺屋六三六
麺屋白神
どちらも、でーれ美味かったー
岐阜のつけ麺、レベル高いです
翌日は足の筋肉痛がちょっと出た位だけだったので、どうやら体も大丈夫そう。
今後は徐々に内容をハードにしていって今年もクレイジー登山を堪能したいものです。
すっかり雪も消えてしまいましたね。
雪のときは小屋は全く気がつきませんでした
コメントありがとうございます
riekoさんは真冬に登られていたんですね
伊吹山、雪あるかなあと思って行ったんですけど
すっかり無くなっていました
小屋の中は立派だったけど、外は哀れな姿でしたよ。
天気がいい日に再び訪れたいものです。
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