2/21に、八ヶ岳の赤岳に行ってきました。ソロです。冬の赤岳は、関東で山にのぼりはじめてから、ずっと憧れていた山で、3年かかってようやく到達(^^) めっちゃうれしかったです(^^)これまでは、経験であったり裝備であったり体調であったり天気であったり、なにか不安点があって、そのたびにやめとこうって判断をしてきたんですが、今回は、これらの不安点が全てなくなり、もう行くっきゃ無いっていう風に、お膳立てされたみたいです。もちろん不安はありました。自宅で準備して一度寝て、朝の2時に起きた時は、さあ行くぞって感じではなく、不安が大きく、どうしようかなあって感じで二度寝してしまい、3時に再び起きた時には、ここで行かなきゃ後悔するって気持ちになることができて、しっかり起きて、3時半に自宅を出ました。美濃戸口には、6時半頃についたのかな。道路は、一部雪がありましたが、ノーマルタイヤのチェーン無しで来られました。美濃戸まで車でいけたら楽なんだろけど、俺の車じゃ無理と判断し、美濃戸口に停めて歩き出しました。空はきれいな済んだ空。雪もたっぷりあって、二日くらい前に降ったばかりで、白くてきれい(^^)気持ちは高ぶります。美濃戸までの車道にも雪はたっぷり。しばらく歩いて行くと、車3台と人だかりが・・・近づいてみると、どうやらスタックした模様。(パジェロとかデリカとかそんな感じの車でした)人も10名以上いて、チェーンをつけようとしていたので、こりゃ、人手は足りてるなあと、判断して挨拶だけして後にしてしまいました。思ってたより早く美濃戸までは辿り着いた〜順調です。美濃戸からは、いつものように南沢を選択。っていうか、北沢歩いたことありません・・・ここからがちゃんとした登山道、こころなしか空気も、シンとします。登山者も思いのほか少ない。着実に前に進みます。途中から、日が差してきて、あかるくなってきた。行者小屋の少し前くらいから、展望も開けてきて、横岳とかがバーンと見えてきます。日差しも直接あたるようになり、とてもいい感じ(^^)青い空、きらめく雪、そびえる山最高です(^^)行者小屋に到着したら、腹ごしらえとアイゼン装着、ピッケル準備、サングラス装着の完全裝備で、文三郎尾根に向かいます。文三郎は、夏は階段がひたすら続くところで、結構な急斜面なんですが、冬は初めてどうなってるんだろうと期待しながらのぼります。ま、予想通り、ガッツリの直登でしたね。階段があるところに、雪がたっぷり載って階段を隠しているところをガシガシ登る感じ。雪が締まってて、いい感じでのぼれました。ちょっとのぼって振り返ると、思ってた以上にのぼっててびっくり。絶景やん! でも下見るとこわいやん。ッて感じでした。ただ、この上りは、文三郎尾根の分岐の標識が、だいぶ手前から見えるけど、なかなかたどり着かないのがつらい。ちょっとずつ酸素も薄くなってきて、しんどい。でも楽しいんだよね〜分岐についたら、権現岳とかその向こうに南アルプスの面々が勢揃いしてて、これまた感動(^^)ここから見る、阿弥陀岳もかっこいい(^^)で、ここからが、がんばりどころ両側に岩があるところの間を登っていく感じです。まさに岩の要塞(^^)路面が凍っていたり、鎖が埋まっていたりすることもある場所だし、トラバースもあるので慎重さが必要です。ただ、この日は、特段難しいところはありませんでした。雪の状態も調度良く、アイゼンを効かしながら、確実に歩けました。感謝です。竜頭峰分岐まで、来たら今度は、東側斜面がみえて、富士山も見えた〜ここまできたら、あとひとのぼりで山頂っす。 やっと、来られたぞ〜(^^) 山頂は、雲ひとつ無い空の上にぽつんと浮かんでる感じ。 周りも全部見える。 山頂も雪に覆われてる。 見たかった景色が、ここにありました(^^) うれしかったなあ(^^) 先客は一人のみでした。 ご挨拶して、お参りして、三角点にタッチして、山頂標識撮って、動画とかとってたら、急激にお腹が空いてきた。展望に満足してから、頂上山荘の脇で昼ごはん。って言っても菓子パンですけどね(^^)腹ごしらえが済んだなら、下りです。実は、上りはそんなに心配してなかったけど、下りは不安でした。もともと苦手なところに、地蔵尾根はナイフリッジの上を歩かないといけないみたいだし、急斜面だし・・・ 不安でいっぱいでした。なので、知らない人に先行してもらって、様子をみながら続く作戦です。地蔵尾根の分岐のお地蔵様に、無事を祈願して、さあ、ナイフリッジに!ところが、先行者が、ナイフリッジの真ん中で、ナイフを崩しちゃって、ささっと渡って行っちゃった。それを目の前で見て、ビビる・・・・ナイフリッジ細くなってるし・・・・とは言っても、引くわけにも行かず、覚悟を決めて渡ってやりましたよ。うん、こわかった。でも、その後にずっと続く急斜面の下り坂の方が俺は苦手だったなあ雪が、緩んできてるので、足元がズルズルな感じで、下からはどんどんのぼってきてるので、すれ違わないと行けないし、後ろからもガツガツ降りてきて、しかも滑って落ちてくるし・・・ここが、俺的には一番の核心部でした。樹林帯まで降りてくれば、あとは余裕。写真を撮りながら、のんびり歩き、行者小屋に到着。行者小屋前で、アイゼンを外し、腹ごしらえをして、再度景色を目に焼き付けて、また南沢を降ります。目標を達成できた満足感と、いやいや帰るまでは気を抜いちゃダメだと思い直したり、でも、ニヤニヤしちゃったりしながら、心のなかは忙しく降りました。ほぼ予定通り、美濃戸につき、そのまま歩いて美濃戸口まで余韻にひたりながらの、平坦路は楽しかった(^^)車に戻り、もみの湯で汗を流して高速に乗ると、渋滞なしだって〜いや〜、一日、めっちゃ楽しみました。念願だった冬の赤岳は、予想以上に楽しく、きれいで、最高な山でした。やま最高(^^)!!!!!
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おおっ!
冬赤岳登頂おめでとうございます!!
やっぱり雪のついた赤岳がかっこいいですよね。
私も来月赤岳にいってこようと思います。
快晴で凄く羨ましいです☆
ありがとう
ようやく冬の赤岳にのぼれました〜
とはいっても、この日は春みたいだったけどね
でも、景色はすごかった。
今でも余韻に浸れます(^^)v
来月行くんだね〜
気をつけて〜〜
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