記録ID: 626761
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ハイキング
奥秩父
黒金山（登りは青笹尾根で牛首へ、下りは大ダオから東奥山窪）
2015年05月01日(金) [日帰り]
山梨県
hachi
- GPS
- 18:55
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,553m
- 下り
- 1,534m
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円川駐車位置7:25ー天科/青笹7:33ー沢離脱8:05―尾根8:25/8:35―標高1264m地点9:04/9:15―標高1460mデエロ9：50/9:58―標高1504m―林道横断10:16/10:16―湿地（右奥）11:53−水場11:10―(涸）水場11：50―不明瞭分岐12：25―牛首のタル12:34/12:44―黒金山13:22/13:55―大ダオ分岐14:04/14:10―笹原14:24―大ダオ14:36/14:51―東奥山窪源頭（水場）15:15―水量多い沢15:22―松霞新道分岐16:16/1628―林道終点16:44―ゲート17:15―乾徳山登山口17:28―乾徳山登山口バス停17:55/18:25―（バス乗車）―天科バス停18:39ー円川駐車位置18:49
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/fs/1/3/2/6/0/5/8/_/___________s.pdf 山梨貸切自動車（窪平から先の運行は時期により土日祝のみ）： http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20150310/H27%E8%A5%BF%E6%B2%A2%E6%B8%93%E8%B0%B7HP.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所: なし。 不明箇所: 青笹尾根： ・青笹川から離れて尾根に取り付く標高975m付近は不明瞭です。そのまま青笹川沿いに行きそうですがここで右へ曲り沢から離れますので5枚目の写真を参照してください。なお下りの場合は問題ないでしょう。 尾根を降る場合、牛首から天科へ向かって約8分で真っ直ぐ進む明瞭な道（どこへ行くか知りません）がありますが、天科へは右斜めに降る必要があります。赤と黄色のテープがその分岐の目印です。写真を参照してください。 東奥山久保(沢装備不要の沢）： 大ダオからは東奥山窪に沿って最後まで行けばよいのですが、沢は荒れていて踏み跡以外は非常に歩きにくいので踏み跡を辿るのが良いです。特に大ダオから東奥山窪源頭付近までは非常に分かりにくいです。色あせたテープはありますがあまり目立ちません。大ダオからの東奥山窪はバリエーションコースというレベルです。 以下に下る場合のポイントを書きました。 �� 大ダオからの下山は熊笹の中を低いところへ向かって降り、10分ほどすると右方面に沢の窪みがあることが分かります。しかしそこへは下らないでやや左気味に進むと踏み跡が出てきます。 この付近踏み跡が極めて薄いです。 �� 東奥山窪を4〜5回ほど渡渉しますが水の少ない季節なら濡れる心配は無いです(橋は一つも無い)。東奥山窪沢の濡れた岩は滑るので要注意。 �� 標高1500m付近（舗装された林道に出る20分ほど手前）で今は廃道になった松霞新道(しょうかしんどう)入り口にオレンジ色の目印が左岸にあるので写真を参照してください。ここからは沢の左岸のみを進みます。 |
| その他周辺情報 | 駐車場： 円川バス停横の国道の路肩に５台位くらいの余地があります。管理者不明なので自己責任で駐車。 |
写真
ここが出発地点。
国道（右）脇の円川バス停の横に駐車可能な路肩があります。
国道（右）脇の円川バス停の横に駐車可能な路肩があります。
10分ほど歩くと笛吹川に架かる赤い橋を渡ります。その先は天科集落。因みに天科バス停は写真の赤い橋の左側手前付近で、赤い橋を渡らずに左へ50mほど進んだ先にあります。
5/1 7:31
10分ほど歩くと笛吹川に架かる赤い橋を渡ります。その先は天科集落。
因みに天科バス停は写真の赤い橋の左側手前付近で、赤い橋を渡らずに左へ50mほど進んだ先にあります。
因みに天科バス停は写真の赤い橋の左側手前付近で、赤い橋を渡らずに左へ50mほど進んだ先にあります。
ここが登山道の取り付き。赤い橋を渡ったら少し左にこの道標があります。
この付近で放し飼いの犬とすれ違いましたが、問題なし。
この付近で放し飼いの犬とすれ違いましたが、問題なし。
ここが青笹川から離れて右に曲がり尾根に取り付く標高975m付近です。注意していないとこのまま青笹川沿いに行きそうな感じのところです。
1
5/1 8:05
ここが青笹川から離れて右に曲がり尾根に取り付く標高975m付近です。注意していないとこのまま青笹川沿いに行きそうな感じのところです。
10分ほど進むと枝沢があり、ここで沢を渡り戻るように進むところです。この先5分ほどで尾根道になります。
ここが標高1264mと思われます。
この少し先までヒノキなどの植林があります。
この少し先までヒノキなどの植林があります。
林道横断の10分ほど手前の様子。笹は殆んど食べ尽くされています。
林道横断地点の広場。
ここは展望のよいところで雁坂峠、雁峠、大菩薩まで一望できます。
ここは展望のよいところで雁坂峠、雁峠、大菩薩まで一望できます。
ーーーこの湿地。標高1700mほどの位置。
ここは地図に書かれた水場ではないようです。
ここは地図に書かれた水場ではないようです。
左は牛首の標高2086mのピーク。
道は牛首のピークの南を巻いています。
道は牛首のピークの南を巻いています。
牛首のピークの南の標高1980m付近に謎の分岐があります。写真では分かり難いですが、この斜め右下前方から歩いてきました。水平に写真左へ向かう明瞭な踏み跡はどこへ行くのでしょうか？
5/1 12:25
牛首のピークの南の標高1980m付近に謎の分岐があります。写真では分かり難いですが、この斜め右下前方から歩いてきました。水平に写真左へ向かう明瞭な踏み跡はどこへ行くのでしょうか？
ツガ林を抜けると突然牛首のタルの笹原が見えます。
牛首のタルの連続写真その1。
牛首のタルの連続写真その1。
牛首のタルから黒金山まではツがやシャクナゲの林の中の登りになりますが、雪が20〜30cmほど残っていました。スパッツ（ゲイター）やアイゼンは使用しませんでした。牛首のタルから5分ほど歩くと黒金山の南東方向へ行く薄い踏み跡がありますが、どこへ行くのかは不明です。
2
5/1 12:55
牛首のタルから黒金山まではツがやシャクナゲの林の中の登りになりますが、雪が20〜30cmほど残っていました。スパッツ（ゲイター）やアイゼンは使用しませんでした。
牛首のタルから5分ほど歩くと黒金山の南東方向へ行く薄い踏み跡がありますが、どこへ行くのかは不明です。
牛首のタルから5分ほど歩くと黒金山の南東方向へ行く薄い踏み跡がありますが、どこへ行くのかは不明です。
黒金山山頂。
北面を除いて樹林に囲まれています。
ここで登山者二人に会いましたが、今日会ったのはこの方々のみ。
北面を除いて樹林に囲まれています。
ここで登山者二人に会いましたが、今日会ったのはこの方々のみ。
黒金山山頂北面の眺望。
連続写真その1。コトメキから奥千丈岳の稜線。
連続写真その1。コトメキから奥千丈岳の稜線。
黒金山山頂北面の眺望。
連続写真その2。国師ヶ岳と天狗尾根の途中に天狗岩が確認できました。
連続写真その2。国師ヶ岳と天狗尾根の途中に天狗岩が確認できました。
黒金山山頂北面の眺望。
連続写真その3。国師ヶ岳から甲武信岳までの稜線。
連続写真その3。国師ヶ岳から甲武信岳までの稜線。
これも国師ヶ岳の眺望ですが黒金山の北面はこの様な広いガレ場で雄大な奥秩父の眺望を楽しめます。因みに金峰山は国師ヶ岳の左にちょこっと頭だけ見えます。
2
5/1 13:23
これも国師ヶ岳の眺望ですが黒金山の北面はこの様な広いガレ場で雄大な奥秩父の眺望を楽しめます。
因みに金峰山は国師ヶ岳の左にちょこっと頭だけ見えます。
因みに金峰山は国師ヶ岳の左にちょこっと頭だけ見えます。
大ダオ分岐から大ダオまでも標識やピンクテープなどたくさんあります。
標高2035m付近の笹原。ここは大ダオではありません。
昔ここから東奥山窪へ降りる道があったようです。
1つ目の笹原です。
昔ここから東奥山窪へ降りる道があったようです。
1つ目の笹原です。
大ダオから10分も下ると倒木だらけですが、透明ヒモの目印を見付けて進んで行く。やや南東（左気味）を意識して進まないと倒木地獄になります。←重要なポイントです
2
5/1 15:03
大ダオから10分も下ると倒木だらけですが、透明ヒモの目印を見付けて進んで行く。
やや南東（左気味）を意識して進まないと倒木地獄になります。←重要なポイントです
やや南東（左気味）を意識して進まないと倒木地獄になります。←重要なポイントです
東奥山窪の様子。
この辺はどこでも歩けますが踏み跡を探して歩かないと倒木や薮があります。
この辺はどこでも歩けますが踏み跡を探して歩かないと倒木や薮があります。
この沢も種々の標識があります。
丸い標識の全部の番号は見つからないと思います。
丸い標識の全部の番号は見つからないと思います。
ここは林道終点の20分ほど手前ですが、ここが松霞新道の入口で右の木にその案内板があります。奥の岩や木に赤ペンキのマーキングが見えます。私は2009年4月11日にここを登りました。
廃道の松霞新道の位置は最後の写真の地図をご覧ください。
5/1 16:19
ここは林道終点の20分ほど手前ですが、ここが松霞新道の入口で右の木にその案内板があります。奥の岩や木に赤ペンキのマーキングが見えます。
私は2009年4月11日にここを登りました。
廃道の松霞新道の位置は最後の写真の地図をご覧ください。
私は2009年4月11日にここを登りました。
廃道の松霞新道の位置は最後の写真の地図をご覧ください。
ここが林道終点で写真の右上から降りてきました。
ここからバス停までは1時間10分ほど。
ここからバス停までは1時間10分ほど。
ここからバスで天科まで乗車し車へ戻りますが、駅へ行くバスは既に16：40に終わっているのでバスに乗り遅れた哀れな登山者の様に見えたかも。
1
5/1 17:57
ここからバスで天科まで乗車し車へ戻りますが、駅へ行くバスは既に16：40に終わっているのでバスに乗り遅れた哀れな登山者の様に見えたかも。
天科行き18：25バスに乗車しようとしたら運転手さんが「お客さんどこへ行くの？駅に行くバスはもうないよ」だとさ。「円川に止めた車へ戻る」と云うと「あの車は朝から停まっていたので気になっていた」とのこと。私以外の乗客は一人でその方から飴玉数個頂戴した。
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5/1 18:25
天科行き18：25バスに乗車しようとしたら運転手さんが「お客さんどこへ行くの？駅に行くバスはもうないよ」だとさ。「円川に止めた車へ戻る」と云うと「あの車は朝から停まっていたので気になっていた」とのこと。
私以外の乗客は一人でその方から飴玉数個頂戴した。
私以外の乗客は一人でその方から飴玉数個頂戴した。
夕闇迫る天科バス停18：40到着。バスはここまでなので円川まで800mほどをまた歩く。
徒歩で円川バス停18：50到着。日没と同時に車へ戻れましたが予定通りです。
今日も無事登山終了です。
今日も無事登山終了です。
装備
| 個人装備 |
アウター手袋
軍手
軍足
防寒着
雨具
保温シート
ゲイター
コンパス
ヘッドランプ
小型ライト
予備電池
GPS
筆記用具
地図（地形図）
ガイド地図
ファーストエイドキット
保険証
ラジオ
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
大型ビニール袋
ロープ
非常食
熊鈴
呼子
|
|---|---|
| 備考 | 水は2.5L持って行き1.8L飲みました。 |
感想
感想：
天気は快晴で湿度も低く快適な一日でした。
青笹尾根を牛首のタルまで歩くのは初めてでしたが、青笹尾根の標高1500mくらいから上の景色は素晴らしいです。奥多摩の笹尾根の比ではありません。
黒金山の頂上は僅か20平方メートルほどで樹林に囲まれていますが、その北西側は開けていて国師ヶ岳から甲武信岳までの眺望が素晴らしいです。特に国師ヶ岳の南面は雄大です。
大ダオからの東奥山窪は今回のコースで一番不明瞭なところですが、奥秩父の良さを感じるところでもあります。沢はかなり荒れているので水量の多いときは苦労すると思います。
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hachiさん、こんにちは。
黒金山周辺は、行きたいコースが何本かあり、目移りしてしまって、どういうルートにしようかな、と悩んでいました。なるべく効率よく、攻略したい、という思いも、あり、行かずに大事に温存していた、とも言えます。
公共交通機関利用では、遅い時間になってしまう事も、悩ましい原因ですが。（私の場合、たぶん麓で、野宿になりますね。過去に、道の駅みとみで、２回野宿経験あり。）
そんな事から、レコ興味深く拝見しました。予想に反し、指導標等も割と整備されているようで…。
もしかしたら、連休中に行ってしまうかも。
shuchanさん こんばんは
黒金山は40年以上前に初めて行きましたが今も静けさは変わってないです。そこから眺める国師ヶ岳は一見の価値があります。
この辺では�．乾肇瓮�から大烏山、�⊂床某憩擦粘テ岨魁⊂�し離れて�Ｂ膤抻各甓貪埒声劼�らの修験道、�ぢ腑瀬�から北の大南窪なんてのもあり渋いコースが楽しめそうです（番号は勝手に評価した楽そうな順）。
公共交通機関ですが、大昔は新宿発の夜行列車に接続して未明の午前３〜４時にバスが出ていましたが懐かしいです。それも廃止になったころ私は塩山駅近くのバス営業所のベンチで野宿して一番バス待ってましたがそれも今は出来ないです。時代は変わりましたね。
今年のＧＷ連休はお天気よさそうですね。
黒金山は是非晴れの日に登って国師ヶ岳を眺めてください。
それではお気を付けて行って来てください
大ダオから東奥山窪の下り、気になっていたところでした。
私が一度だけ下った1999年でも、結構荒れていて大変だったことを覚えていますが、
やはり更に荒れている感じですね。
少々、不安に思います
masaiさん
大ダオは2009年以来6年ぶりでしたが増水の激流で新しく流されたと思われる石（苔が付いてない）が大量にあるところなどあり、沢様子は変わっていました。
しかし基本的な踏み跡はちゃんと残っているので安心しました。
今回迷いではありませんが、踏み跡を見失ったところもありましたが問題なく歩けると思います。
６月になると木々の葉が茂りマーキングが見つけにくくなるのが気掛かりです。
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