【甲信越100 黒川鶏冠山】落合登山口から周回


- GPS
- 03:56
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 709m
- 下り
- 709m
コースタイム
天候 | 快晴 放射冷却で,登山口は氷点下10度と冷え込みました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 落合登山口は黒川鶏冠山の北側に位置しており、スタートから積雪していたので、念のため最初からチェーンアイゼンを装着して歩き出しました。ただし、積雪の深さはせいぜい10cm程度。登山道も良く整備されており、問題なく歩けました。 ・ 鶏冠山と黒川山との鞍部に到着後、まずは鶏冠神社奥宮のある鶏冠山へと向かいますが、短いながらも足場の悪い岩場歩きがあるので、転倒転落に要注意です。 ・ 鶏冠神社奥宮には「鶏冠山(黒川山)山梨百名山」の標識が建っていて、ここが山頂と勘違いしそうですが、本当の山頂は最高点(1,716m)となる見晴台だそうです。三角点のあるピークは1,710mで、こちらも山頂ではありません。 ・ 鶏冠神社奥宮からは、正面に大菩薩嶺、その右奥に富士山が並んでいて、とても良い眺め。日当たりも良く暖かかったので、ここでのんびり休憩し、北側の巻き道ルートから鞍部へと戻りましたが、雲取山から笠取山へと連なる稜線の展望もナイスでした。 ・ 見晴台に立つと、奥秩父の大展望が広がっていました。国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂嶺〜笠取山の稜線が目の前です。 ・ 見晴台から登山道へと降りると、日当たりの良い南側となり,こちら側にはまったく雪がありません。しかし、横手山峠の分岐を右に折れ,落合登山口へ進むと、またも雪の登山道となります。小動物の足跡が続く雪道歩きを楽しみながら、登山口へと下りました。 |
写真
感想
・ 滝子山に登った翌日に、黒川鶏冠山に登りました。この山も滝子山と同様、甲信越百名山に選定されており、残り8座となった甲信越百名山完登を目指して今回チャレンジしました。
・ 登山ルートは西側の柳沢峠から登るルートと、北側の落合登山口から登るルートのどちらにするか迷いましたが、滝子山が南側の寂ショウ尾根からアプローチしたので、こちらは雪の積もっていそうな北側からのアプローチとしました。
・ 登山口近くの駐車スペースにクルマを駐車して外に出てみると、放射冷却のためかとても冷え込んでいて、外気温は氷点下10度。最初は登山をためらうほどでしたが、意を決して雪の登山道を登っていくと、徐々に体が温まり、久しぶりの雪道歩きを楽しむ余裕も出てきました。登山道は良く整備されており、傾斜が緩く初心者でも安心して歩けます。登山道上には最近設置されたと思われる、真新しい鳥の巣箱がいくつもの木に取り付けられており、関係者の自然への思いやりを感じました。
・ 黒川鶏冠山は、鶏冠神社奥宮のある東側の岩峰と三角点のあるピーク、そして最高点1,716mの見晴台の3つのピークの総称だそうですが、山頂碑は鶏冠神社奥宮のところにあって、ここが山頂かと勘違いしそうな感じですね。実際、足場の悪い岩場歩きの先にあって、大菩薩嶺や富士山の展望も良く、達成感のあるピークなのでそう言われても違和感はありません。
・ 一方、最高点である見晴台に立つと、北側に連なる奥秩父の稜線パノラマが素晴らしく、こちらも山頂としては文句なしの風格がありました。
・ 下山は横手山峠の分岐を右に折れて落合登山口へ。小動物の足跡が続く雪道歩きを楽しみながら、登山口へと下りました。
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