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Yamareco

記録ID: 65588
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

北海道芦別岳本谷

2010年05月16日(日) 〜 2010年05月18日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
11.5km
登り
1,423m
下り
1,427m

コースタイム

本文参照
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
本文参照

感想

先週の記録です
基本的には自分への備忘録を書いています

ルート/フーフレ川本谷〜芦別岳山頂〜新道
タイム/4時26分太陽の里P〜4時40分登山口〜6時15分フーフレ小屋〜10時山頂11時10分〜13時太陽の里P
天気/晴れ時々うす曇
メンバー/単独

★もやしラーメン
富良野の街でスーパーに寄る。
定番のふなぐちの1L缶が1180と安いのに釣られ買ってしまう。
太陽の里のキャンプ場はガラガラだったが、どうも気乗りしない。
管理棟駐車場の宿泊棟脇に駐車してテントを張らせてもらう。
ふなぐちを呑みながらのテントを張るときが、私には一番幸せなことかもしれない。
寒さは感じないから新聞紙を広げ食事は外でする。
さばと秋刀魚の缶詰を温めて肴にする。
主食は38円で買ったもやしをラーメンに入れておなかは満たされる。
ふなぐちをがんがん呑んだらあっという間に奈落の底に落ちた。

★手招き
目覚めたのは3時16分だ。
宿泊棟には既に電気が点いている。
登山者が準備をしてるのだろう。
あんかけ焼きそばとリンゴの朝食を食べ、テントをたたんでいると6人パーティーが出発した。
遅れること30分で私も登山口目指して歩き出す。
晴れてはいるがスッキリとはしない。
薄い膜がかかっているようだ。
4時40分登山口に着くと車が3台到着する。
ユーフレ小屋までは3回の高巻きがある。
年々道幅は狭くなり、よくも事故が起きないんものだ。
途中でネギが手招きするのをじっと我慢するが、こらえきれずにちょっとだけ頂戴した。

★大河
6人パーティーを追い越すだろうと思ったが、なかなかの健脚だ。
ユーフレ小屋でやっと追い着く。
20分ほど休んで6人より先に出発する。
例年よりも確実に雪は多い。
15分も歩くと左右は3,40mの崖が迫り、間隔もまた2,30mほどしかなくなる。
いよいよ本谷の核心部の始まりとなる。
もう本谷だけで10回できかないだろう。
毎年でも歩きたくなる魅力にあふれたところだ。
それは7時を回って直ぐだった。
750mだったかどうか確かではない。
いきないドーンと音がしたと思ったら左岸の沢筋から大量の雪崩が起きた。
瞬時に身を翻して後ずさりした。
目の前30mの谷間に大量のデブリが埋まり、最後はゆっくりと流れる大河のように押し寄せた。

★運
雪崩を目の前で実際見たのは初めてのことだ。
15秒先を歩いていたら間違いなく私はデブリの下で窒息死していたと思う。
それほどの量だった。
まして一人だったから誰も助けてはくれない。
本谷は人気のあるルートで、過去雪崩事故での報告は知らない。
しかし常に雪崩の危険性があるのは登山者全ては承知している。
そこかしこにデブリがあるのは毎年のことだ。
たまたまこれまで事故がなかっただけの話だ。
運がよかったに過ぎない。
935で休憩を取っていると後続の6人も追いついてきた。
私を含めて全員がアイゼンを装着する。

★腐れ雪
高度を一気に稼ぎ出す。
デブリのデコボコが歩きにくい。
休憩まで1時間は我慢して歩こうと決め、前日のかすかに残る踏み跡を辿るが、腐った雪には大して役には
立たない。
1400mからはまさに急勾配だ。
雪が締まっていたらアイゼンはぎしぎし利くが、その分滑落の危険は高まる。
幸いその心配は少なかった。
1500で両手ストックからピッケルとストックをそれぞれの手に持つ。
前日の踏み跡がかろうじて残っているのを使わせてもらう。
僅かな跡でも有難かった。
難所を乗り切りコルでアイゼンを外す。
山頂に着いたのは丁度10時だった。

★節約
周囲の山が全て見通せた。
大雪、十勝連峰はおろか夕張岳、暑寒別岳、樺戸山塊、札幌方面の奥には羊蹄山までがはっきりと見えた。
誰もいない山頂を独占していると50分遅れて6人が着く。
新道からの登山者はいない。
1時間10分も長居してしまう。
下りは雪がたっぷりあって大助かりだ。
大股で斜面を下る。
前日の踏み抜き跡は相当苦労しただろうと推察する。
600付近まで雪があり、時間の節約になる。
新道登山口に着いたのは12時50分。
車に戻ったのは13時だった。

★おまけ
本谷も後1月は大丈夫だろう。
常に雪崩の危険性はある。
それを承知で行くしかない。

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