金剛山《壮観‼カトラ谷のニリンソウお花畑》
- GPS
- 04:40
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 734m
- 下り
- 598m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 5:31
天候 | 曇り後小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・最寄駅−南海本線河内長野駅 ・バス停−(行)河内長野駅前8:50〜9:10金剛山登山口 (帰)ロープウェイ前15:00〜15:25河内長野駅 時刻表は30分間隔ですが祝祭日は臨時便が出ています |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・登山口〜カトラ谷分岐 危険個所なし ・カトラ谷分岐〜山頂直下お花畑 谷を流れる水量は少ないが渡渉や沢歩きが連続するので要注意。 雨で沢沿いの登山道は滑り易い。増水時は要注意。 ・山頂〜(ダイトレ)〜久留野峠〜ロープウェイ前バス停 危険個所なし |
写真
感想
多くの登山ルートがある金剛山ですが、今日のカトラ谷は初めてなので期待が高まります。目的はカトラ谷の山頂直下付近に咲く、ニリンソウのお花畑を見ることです。
今日の山行ルート、上りは金剛山登山口バス停から黒栂谷道〜カトラ谷道〜山頂まで。下りはダイトレコースを山頂〜久留野峠へ、分岐からロープウエイ前バス停までの周遊コースになります
金剛登山口バス停から少し進むと、山の豆腐屋さんのある三叉路に出合います。分岐を右に進むと千早本道、左は黒栂谷からカトラ谷の道になります。左の林道を歩き始めると、三叉路にいた登山者の喧騒が無くなり急に登山者の姿が消えている。登山者の少ない静かな道を歩けることに少しホットする。
林道を進むとタカハタ道やツツジオ谷に至るルートがあるが、そのまま直進してカトラ谷分岐をめざす。
登山口から45分ほどでカトラ谷登山道分岐地点に到着する。
カトラ谷の前半は、何カ所か登山道が複路化しているが谷から大きく外れなければ大丈夫です。後半は土石流に洗われた谷間でかなり荒れている。
途中にある土石流防止ネットは2018年に設置され、そこから上流は大崩落地帯です。
崩落によって攪乱した渓流沿いには、何通りもの踏み跡がついており注意が必要です。暫く急坂を登ると目の前に金剛山有数のお花畑が一面に拡がり、いつの間にか大勢の登山者が花を楽しんでいる。
この季節にはニリンソウ、イチリンソウ、ヤマブキソウ、ヤマシャクヤク、クリンソウなどが登山道周辺を彩る。特に一面に拡がるニリンソウのお花畑は息をのむほど壮観です。お花畑で随分寄り道をしましたが、ここから少し急坂を登ると山頂広場です。
大勢の登山者で溢れている広場、白い金剛桜とピンク色の八重桜が小雨と霧に霞み幻想的です。広場の屋根付きベンチで雨を凌ぎ、ゆっくりと昼食を摂り冷えた身体を温める。
休息後、雨具を装着し金剛山最高峰の葛木神社に向かう。
更に靄に包まれた大杉の道を一の鳥居に向かう。ここでダイヤモンドトレイルに合流する。
いつもより静かな雨模様のトレイルを黙々と歩く。
伏見峠から久留野峠まで靄は更に深く視界が効かず、トレイルは薄闇に包まれ幻想の世界をさ迷っているようです。
久留野峠分岐から無事、終点のロープウエイ前バス停に到着する。
カトラ谷は土砂崩れや倒木が多く、滝の横をよじ登り、渓流をさかのぼり、少しばかりスリリングなところもあり、変化に富んだたいへん楽しい登山道でした。見事に咲き誇るニリンソウのお花畑に感動しました。
5月になればヤマシャクヤクやクリンソウの花が見頃を迎えます。
心配していた登山、皆さんにご迷惑を掛けることなく山行を楽しむことができました。少し自信を取り戻しています。焦らずリハビリ登山を続けていきたいと思います。
何方とご配慮いただきました山友の皆さん、本当にありがとうございました。
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