山行前夜の中央道/談合坂SAにて。”ミニチーズすた丼”を戴きました
豚肉にニンニクが効いて相変わらずの美味しさ。もぅやめられないね(^^)
23
5/10 23:04
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。”ミニチーズすた丼”を戴きました
豚肉にニンニクが効いて相変わらずの美味しさ。もぅやめられないね(^^)
おはようございます。上高地への玄関口、”沢渡バスターミナル駐車場”より
今回は2022年の5月以来、約2年ぶりとなる残雪の奥穂を目指します!
8
5/11 7:23
おはようございます。上高地への玄関口、”沢渡バスターミナル駐車場”より
今回は2022年の5月以来、約2年ぶりとなる残雪の奥穂を目指します!
今回のお荷物:約15kg+手前のウエストバック含めて約16kg
今回のルートは山小屋が各所にあるので手持ちの水は500ml
以前は18kg〜19kgでしたが、近年は体力の低下もあり、本気で軽量化を考えるようになりました
それと、この時期の奥穂は穂高岳山荘の先に恐怖の雪壁があるので、その登降用にピッケルを2本持参。今回はバッチリ役立ちました
19
5/11 7:35
今回のお荷物:約15kg+手前のウエストバック含めて約16kg
今回のルートは山小屋が各所にあるので手持ちの水は500ml
以前は18kg〜19kgでしたが、近年は体力の低下もあり、本気で軽量化を考えるようになりました
それと、この時期の奥穂は穂高岳山荘の先に恐怖の雪壁があるので、その登降用にピッケルを2本持参。今回はバッチリ役立ちました
駐車場から階段を上がって”ナショナルパークゲート”へ
ここでシャトルバスの乗車券を購入(沢渡〜上高地往復で2,800円)
ここが世界の山岳リゾート”上高地”への玄関口。さすがに立派な施設です
10
5/11 7:42
駐車場から階段を上がって”ナショナルパークゲート”へ
ここでシャトルバスの乗車券を購入(沢渡〜上高地往復で2,800円)
ここが世界の山岳リゾート”上高地”への玄関口。さすがに立派な施設です
バス乗り場へ行くまでの順路にも様々な展示物があります
この日は晴天の土曜日で賑わっているのかと思いきや、意外と空いていました
8
5/11 7:45
バス乗り場へ行くまでの順路にも様々な展示物があります
この日は晴天の土曜日で賑わっているのかと思いきや、意外と空いていました
沢渡BTから30分ほどで上高地BTに到着。この青空!サイコーに気持ちいい♪
ここで登山届を提出し、身支度を済ませて出発です!
12
5/11 8:21
沢渡BTから30分ほどで上高地BTに到着。この青空!サイコーに気持ちいい♪
ここで登山届を提出し、身支度を済ませて出発です!
まずは梓川左岸の遊歩道から河童橋へ
いつもこの道で屏風のように聳え立つ穂高を眺めながら歩いて行きます♪
20
5/11 8:30
まずは梓川左岸の遊歩道から河童橋へ
いつもこの道で屏風のように聳え立つ穂高を眺めながら歩いて行きます♪
奥穂&吊尾根付近を拡大。左寄りの一番高く見えるところがジャンかな
中央左の白い付近が奥穂だと思う。明日はあの辺からこちらを眺めるのが楽しみだ♪
22
5/11 8:31
奥穂&吊尾根付近を拡大。左寄りの一番高く見えるところがジャンかな
中央左の白い付近が奥穂だと思う。明日はあの辺からこちらを眺めるのが楽しみだ♪
河童橋が見えてきました。ここも定番のビューポイント
これまで何度も見てきたこの風景。何回見てもいいもんだね♪
17
5/11 8:35
河童橋が見えてきました。ここも定番のビューポイント
これまで何度も見てきたこの風景。何回見てもいいもんだね♪
河童橋の上から見る定番の穂高ビュー。相変わらずの素晴らしい景色だ
20
5/11 8:36
河童橋の上から見る定番の穂高ビュー。相変わらずの素晴らしい景色だ
下流側には焼岳がよく見える。この抜けるような青空で気分もサイコー♪
「明日もこのままでお願いします〜」と祈りながら歩き始めます
17
5/11 8:37
下流側には焼岳がよく見える。この抜けるような青空で気分もサイコー♪
「明日もこのままでお願いします〜」と祈りながら歩き始めます
こちらは清水橋からの清流。いつも思うけど、この透明度がハンパない美しさ
17
5/11 8:41
こちらは清水橋からの清流。いつも思うけど、この透明度がハンパない美しさ
まずは明神へ向かいます
いつもの明神岳ビューポイントにて。相変わらずのトンガリ帽子ですね
17
5/11 9:18
まずは明神へ向かいます
いつもの明神岳ビューポイントにて。相変わらずのトンガリ帽子ですね
明神の手前辺りから”ニリンソウロード”が始まっていました
26
5/11 9:23
明神の手前辺りから”ニリンソウロード”が始まっていました
今年も元気に咲いています。なんだか嬉しい気持ちになるね♪
17
5/11 9:24
今年も元気に咲いています。なんだか嬉しい気持ちになるね♪
河童橋からゆっくり歩いて50分ほどで明神に到着
土曜だけど閑散としていました。忙しくなくてとても良い雰囲気
13
5/11 9:26
河童橋からゆっくり歩いて50分ほどで明神に到着
土曜だけど閑散としていました。忙しくなくてとても良い雰囲気
明神から暫く進むとサルの集団に遭遇。まぁ、これはいつもの光景なのですが…
15
5/11 10:01
明神から暫く進むとサルの集団に遭遇。まぁ、これはいつもの光景なのですが…
ナント、その中にいたこの子が威嚇してきました!💦
ストックで追っ払いましたが、もぅビックリでしたよ(^^;
集団の中に必ずいるんですよね。こういう気性の荒いヤツが…
14
5/11 10:01
ナント、その中にいたこの子が威嚇してきました!💦
ストックで追っ払いましたが、もぅビックリでしたよ(^^;
集団の中に必ずいるんですよね。こういう気性の荒いヤツが…
クマベルも新しくなっていました
さっきのサルに襲われかけたのと一緒で、こちらも一応警戒しないとね(^^)
12
5/11 10:15
クマベルも新しくなっていました
さっきのサルに襲われかけたのと一緒で、こちらも一応警戒しないとね(^^)
明神から1時間弱で徳澤に到着
相変わらず良さげな雰囲気のテン場。一度張ってみたい場所ですね
15
5/11 10:21
明神から1時間弱で徳澤に到着
相変わらず良さげな雰囲気のテン場。一度張ってみたい場所ですね
徳澤園の”みちくさ食堂”
名物のソフトは帰りに戴こう…(と思っていましたが…)
9
5/11 10:26
徳澤園の”みちくさ食堂”
名物のソフトは帰りに戴こう…(と思っていましたが…)
徳澤から黙々と歩くこと1時間弱、ようやく横尾に着きました
この長いロードもここで終わり。トイレと水を補給してひと休みします
15
5/11 11:27
徳澤から黙々と歩くこと1時間弱、ようやく横尾に着きました
この長いロードもここで終わり。トイレと水を補給してひと休みします
で、横尾の避難小屋がサル軍団に占領されていましたよ(ここはアナタ達の避難小屋じゃないんだよ)
8
5/11 11:25
で、横尾の避難小屋がサル軍団に占領されていましたよ(ここはアナタ達の避難小屋じゃないんだよ)
横尾から暫く進むと左手に大迫力の屏風岩が見えてきます
現地で見るとあの巨大な岩壁がこちら側へ傾いていますが、写真ではその迫力が全く伝わらないね
11
5/11 12:30
横尾から暫く進むと左手に大迫力の屏風岩が見えてきます
現地で見るとあの巨大な岩壁がこちら側へ傾いていますが、写真ではその迫力が全く伝わらないね
本谷橋の手前まで来ると前方に北穂が見えてきます
いつも思うけど、あの高く聳える山容はホントに大迫力。でも写真だとイマイチなんだよね…
19
5/11 12:40
本谷橋の手前まで来ると前方に北穂が見えてきます
いつも思うけど、あの高く聳える山容はホントに大迫力。でも写真だとイマイチなんだよね…
山頂付近を超ズームで拡大すると北穂高小屋が見える
ホントによくあんなところに小屋を建てたもんだと思ってしまう
14
5/11 12:41
山頂付近を超ズームで拡大すると北穂高小屋が見える
ホントによくあんなところに小屋を建てたもんだと思ってしまう
本谷橋の手前に雪渓の横断個所があります
5/11現在、雪も切られていてまだ安定して歩ける状態でした
但し、今後の雪解け次第では早めに崩落するかもしれません
10
5/11 12:43
本谷橋の手前に雪渓の横断個所があります
5/11現在、雪も切られていてまだ安定して歩ける状態でした
但し、今後の雪解け次第では早めに崩落するかもしれません
横尾から約1時間で本谷橋に到着
事前の情報で分かっていましたが、今年もこの先は高巻きで谷底を歩くことはできない状態でした
13
5/11 12:51
横尾から約1時間で本谷橋に到着
事前の情報で分かっていましたが、今年もこの先は高巻きで谷底を歩くことはできない状態でした
高巻き道に入っても暫く夏道が出ており、雪は標高1940m付近から出始め、涸沢ヒュッテまで繋がっていました
今回は雪と岩のミックスゾーンは少なめでした
8
5/11 13:19
高巻き道に入っても暫く夏道が出ており、雪は標高1940m付近から出始め、涸沢ヒュッテまで繋がっていました
今回は雪と岩のミックスゾーンは少なめでした
横尾谷を見下ろすと2年前のこの時期よりも雪割れが進んでいない。ここだけ見ると「これならまだ歩けるんじゃないの?」と思ってしまう
12
5/11 13:36
横尾谷を見下ろすと2年前のこの時期よりも雪割れが進んでいない。ここだけ見ると「これならまだ歩けるんじゃないの?」と思ってしまう
本谷出合を過ぎて涸沢谷に入ると前方に前穂の北尾根が見えてきます
いゃ〜それにしても、相変わらずのギザギザで大迫力の風景です
16
5/11 14:00
本谷出合を過ぎて涸沢谷に入ると前方に前穂の北尾根が見えてきます
いゃ〜それにしても、相変わらずのギザギザで大迫力の風景です
涸沢谷の谷底はこんな感じ。確かに2年前のこの時期よりは割れておらず歩けそうだけど、それでも昔歩いた時よりはやっぱり少ない(薄い)と思う
以前は5月下旬でもあの谷底の雪上を悠々と歩き、帰りはスキーで滑れたのに。もう温暖化で5月の谷底歩きは無理なのかな…
8
5/11 14:01
涸沢谷の谷底はこんな感じ。確かに2年前のこの時期よりは割れておらず歩けそうだけど、それでも昔歩いた時よりはやっぱり少ない(薄い)と思う
以前は5月下旬でもあの谷底の雪上を悠々と歩き、帰りはスキーで滑れたのに。もう温暖化で5月の谷底歩きは無理なのかな…
そして正面に奥穂とその下に涸沢ヒュッテが見えてきました
涸沢から2年ぶりに見る残雪の奥穂、何度見てもその迫力に圧倒される
24
5/11 14:25
そして正面に奥穂とその下に涸沢ヒュッテが見えてきました
涸沢から2年ぶりに見る残雪の奥穂、何度見てもその迫力に圧倒される
ヒュッテを拡大。米粒のような登山者がトボトボと登っています
ここからはいつもの如く”見えてからが長いっ”になります…
でも、白出沢中腹からの穂高岳山荘の方がより”見えてからが長い”と思う
10
5/11 14:26
ヒュッテを拡大。米粒のような登山者がトボトボと登っています
ここからはいつもの如く”見えてからが長いっ”になります…
でも、白出沢中腹からの穂高岳山荘の方がより”見えてからが長い”と思う
これは何だろう?岩の突起か何かに雪が付いたのかな?初めて見たよ
13
5/11 14:55
これは何だろう?岩の突起か何かに雪が付いたのかな?初めて見たよ
ヒュッテもだいぶ近くなりもうすぐなんだけど、でも中々着かない…ここからが最後の踏ん張りどころですね(^^;
それにしても、真正面に聳え立つ奥穂の迫力がハンパない。やっぱり凄い山だと思う。テンションもアップ!
16
5/11 15:06
ヒュッテもだいぶ近くなりもうすぐなんだけど、でも中々着かない…ここからが最後の踏ん張りどころですね(^^;
それにしても、真正面に聳え立つ奥穂の迫力がハンパない。やっぱり凄い山だと思う。テンションもアップ!
こちらの真っ白な斜面が、明日登る予定のザイテングラート。あの上に見える鞍部(白出のコル)までひたすら直登して行きます
上部はワンスリップで一発アウトの急斜面。今回は中央の岩尾根の左側(小豆沢)で上り、帰りは岩尾根右側のトレースを使って下りました
18
5/11 15:06
こちらの真っ白な斜面が、明日登る予定のザイテングラート。あの上に見える鞍部(白出のコル)までひたすら直登して行きます
上部はワンスリップで一発アウトの急斜面。今回は中央の岩尾根の左側(小豆沢)で上り、帰りは岩尾根右側のトレースを使って下りました
そして横尾から約3時間30分、ようやく涸沢ヒュッテに着きました
いゃ〜分かっちゃいたけど、今回も見えてからが長かったなぁ。。。
いつもは小屋の玄関前に着くトレースですが、今回はテン場へ直結でした
23
5/11 15:24
そして横尾から約3時間30分、ようやく涸沢ヒュッテに着きました
いゃ〜分かっちゃいたけど、今回も見えてからが長かったなぁ。。。
いつもは小屋の玄関前に着くトレースですが、今回はテン場へ直結でした
こちらでテン泊の受付を済ませて我が家の設営を始めます
ちなみに昔はここで受付、2年前は上の売店で受付でした。その年によって受付場所が変わるようです
12
5/11 15:31
こちらでテン泊の受付を済ませて我が家の設営を始めます
ちなみに昔はここで受付、2年前は上の売店で受付でした。その年によって受付場所が変わるようです
晴天の土曜日ですがテン場は閑散としており、好きな場所を選べました
今回も丁寧に整地して、今夜の就寝を快適なものにします
14
5/11 15:56
晴天の土曜日ですがテン場は閑散としており、好きな場所を選べました
今回も丁寧に整地して、今夜の就寝を快適なものにします
そして我が家の完成です。残雪の涸沢カールで今季最後の雪中テント泊
夏も良いけど、やっぱり自分は雪テンの方が好きだなぁ(^^)
25
5/11 16:29
そして我が家の完成です。残雪の涸沢カールで今季最後の雪中テント泊
夏も良いけど、やっぱり自分は雪テンの方が好きだなぁ(^^)
だいぶ陰ってしまったけれど、展望テラスから神々しい穂高の峰々を眺めながらゆっくり過ごす♪
まさに至福のひと時。やっぱり涸沢カールに来たらこれを楽しまなくちゃね
17
5/11 16:41
だいぶ陰ってしまったけれど、展望テラスから神々しい穂高の峰々を眺めながらゆっくり過ごす♪
まさに至福のひと時。やっぱり涸沢カールに来たらこれを楽しまなくちゃね
左の涸沢岳と画面中央から右へ続く北穂を一望
あのテン場から北穂に登るも良し、奥穂に登るも良し、ここから穂高を眺めるも良し。ホントに最高の場所だよね
12
5/11 16:41
左の涸沢岳と画面中央から右へ続く北穂を一望
あのテン場から北穂に登るも良し、奥穂に登るも良し、ここから穂高を眺めるも良し。ホントに最高の場所だよね
今回目指すのは奥穂ですが、ここからの眺めでイチオシはやっぱり北穂!
この高く天を突く山容が超カッコいい☆
でも、あの北穂沢下部の土砂を巻き込んだスラッシュ雪崩のようなもの?以前の5月にはなかったんだけどな
12
5/11 16:42
今回目指すのは奥穂ですが、ここからの眺めでイチオシはやっぱり北穂!
この高く天を突く山容が超カッコいい☆
でも、あの北穂沢下部の土砂を巻き込んだスラッシュ雪崩のようなもの?以前の5月にはなかったんだけどな
北穂の頂上付近を拡大。右奥の北峰が最高所になります
2013年の5月に初登頂、そして2017年の5月にはスキー板を担いで登った残雪の北穂。板を担いで登るなんて、今はもう出来ないね…
11
5/11 16:42
北穂の頂上付近を拡大。右奥の北峰が最高所になります
2013年の5月に初登頂、そして2017年の5月にはスキー板を担いで登った残雪の北穂。板を担いで登るなんて、今はもう出来ないね…
こちらは右の奥穂から正面に吊尾根、左の前穂まで
これだけ見ているとまだまだ雪タップリだけど、今夏の渇水は大丈夫かな?
11
5/11 16:46
こちらは右の奥穂から正面に吊尾根、左の前穂まで
これだけ見ているとまだまだ雪タップリだけど、今夏の渇水は大丈夫かな?
昨夏は渇水だったようですが、5月は北穂沢の伏流水が豊富に出ています
冷たくて超美味しいので、ここへ来るといつもガブガブ飲んでいます(^^)
さぁテントに戻り、ゆっくり食事して明日の登頂に備えよう…
10
5/11 17:43
昨夏は渇水だったようですが、5月は北穂沢の伏流水が豊富に出ています
冷たくて超美味しいので、ここへ来るといつもガブガブ飲んでいます(^^)
さぁテントに戻り、ゆっくり食事して明日の登頂に備えよう…
翌朝。予定より少し遅れて4時40分に出発。空模様は予報通りの曇り空
まぁそれなりのコンディションなので、ゆっくり焦らず北アの最高峰へ
まずは画面中央やや右の岩尾根の左側(小豆沢)を直登していきます
10
5/12 5:05
翌朝。予定より少し遅れて4時40分に出発。空模様は予報通りの曇り空
まぁそれなりのコンディションなので、ゆっくり焦らず北アの最高峰へ
まずは画面中央やや右の岩尾根の左側(小豆沢)を直登していきます
ザイテングラートの中腹より望む前穂北尾根
晴れていれば朝日に照らされてより映えるんだけど、曇りだとイマイチだね…
12
5/12 5:05
ザイテングラートの中腹より望む前穂北尾根
晴れていれば朝日に照らされてより映えるんだけど、曇りだとイマイチだね…
ザイテン(岩尾根)の下端部に到達。ここから左側を直登していきます
とにかくこの時期は朝の雪が締まっている時間帯に登ることが肝要です
ちなみに帰りは明瞭なトレースがついていた右側を下りてきました
12
5/12 5:27
ザイテン(岩尾根)の下端部に到達。ここから左側を直登していきます
とにかくこの時期は朝の雪が締まっている時間帯に登ることが肝要です
ちなみに帰りは明瞭なトレースがついていた右側を下りてきました
途中で振り返るとこんな感じ。ヒュッテとテン場があんなに下に見える
でも、写真では斜度感が殆ど感じられない。実際はここで滑ったら、そう簡単には止まらないほどの急斜面です
14
5/12 5:28
途中で振り返るとこんな感じ。ヒュッテとテン場があんなに下に見える
でも、写真では斜度感が殆ど感じられない。実際はここで滑ったら、そう簡単には止まらないほどの急斜面です
テン場から雪の大斜面をひたすら登ること約2時間、穂高岳山荘に到着
ここまで飲まず食わずでただただ登り続けてきたのでクタクタ状態…
とりあえずひと休みしてエネチャージ。で、あの先の雪壁はというと…
18
5/12 6:43
テン場から雪の大斜面をひたすら登ること約2時間、穂高岳山荘に到着
ここまで飲まず食わずでただただ登り続けてきたのでクタクタ状態…
とりあえずひと休みしてエネチャージ。で、あの先の雪壁はというと…
下からズームで確認するとビッシリついていました(^^;
暖冬少雪のシーズンだったので、もっと少ないかと思ったら結構残ってるし…
さらにカールではほぼ無風だったのに、稜線上は予報に反して強風だった💦
10
5/12 6:43
下からズームで確認するとビッシリついていました(^^;
暖冬少雪のシーズンだったので、もっと少ないかと思ったら結構残ってるし…
さらにカールではほぼ無風だったのに、稜線上は予報に反して強風だった💦
強風の中、雪壁の下端に到達。ここから雪壁登攀を覚悟しましたが、左の岩場の状態も見たかったので、一旦岩場へ入ってみることに
9
5/12 7:04
強風の中、雪壁の下端に到達。ここから雪壁登攀を覚悟しましたが、左の岩場の状態も見たかったので、一旦岩場へ入ってみることに
岩場に入り、少し登ったところで振り返る。ご覧の通りまだこれだけの雪つきがあり、さらに氷結箇所も多数あった
上りは何とかなったものの、この氷結状態での下りは危険と感じたので、帰りはあの雪壁を下りることに
12
5/12 7:12
岩場に入り、少し登ったところで振り返る。ご覧の通りまだこれだけの雪つきがあり、さらに氷結箇所も多数あった
上りは何とかなったものの、この氷結状態での下りは危険と感じたので、帰りはあの雪壁を下りることに
あの雪壁ゾーンをクリアすると、上部にある第二の雪壁まで雪はなし
しかし予報に反して15m前後(瞬間的に20m前後)の強風に煽られ体力を奪われる
「ふぅ、もぅこんなの聞いてないし…」と思いながら少しずつ進んで行った
12
5/12 7:21
あの雪壁ゾーンをクリアすると、上部にある第二の雪壁まで雪はなし
しかし予報に反して15m前後(瞬間的に20m前後)の強風に煽られ体力を奪われる
「ふぅ、もぅこんなの聞いてないし…」と思いながら少しずつ進んで行った
上部にある第二の雪壁が見えてきた。幸いなことに割りとしっかりしたステップがついていたので、あれを使わせていただくことに
10
5/12 7:33
上部にある第二の雪壁が見えてきた。幸いなことに割りとしっかりしたステップがついていたので、あれを使わせていただくことに
第二の雪壁をクリアし、夏道は山頂手前のこの岩峰の南側を回り込んで山頂へ達するが、その夏道はまだ雪がついていたので、そのまま雪のないこの岩峰を直登してみた
9
5/12 7:55
第二の雪壁をクリアし、夏道は山頂手前のこの岩峰の南側を回り込んで山頂へ達するが、その夏道はまだ雪がついていたので、そのまま雪のないこの岩峰を直登してみた
これが奥穂登頂12回目にして初めて見る手前の岩峰からの山頂風景
登ろうと思えば夏道を辿らず、ここからでも行けることを初めて知った
16
5/12 7:57
これが奥穂登頂12回目にして初めて見る手前の岩峰からの山頂風景
登ろうと思えば夏道を辿らず、ここからでも行けることを初めて知った
そして山頂に到達です。テン場からここまで誰とも会わず山頂も独り占め♪
ここまで想定外の強風や初めて辿った道など色々ありましたが、何とか無事に踏めてよかったです
28
5/12 8:03
そして山頂に到達です。テン場からここまで誰とも会わず山頂も独り占め♪
ここまで想定外の強風や初めて辿った道など色々ありましたが、何とか無事に踏めてよかったです
貸切の山頂で槍さまもお出迎え♪
久々に味わうこの達成感。やっぱりサイコーだね
16
5/12 8:04
貸切の山頂で槍さまもお出迎え♪
久々に味わうこの達成感。やっぱりサイコーだね
槍さまも穂先はほぼ雪なしの模様。それにしても曇り予報とはいえ今日は日曜日
ここまで3時間20分、誰とも会わない一人旅だったなんてこれも想定外だよ
24
5/12 8:05
槍さまも穂先はほぼ雪なしの模様。それにしても曇り予報とはいえ今日は日曜日
ここまで3時間20分、誰とも会わない一人旅だったなんてこれも想定外だよ
こちらは北ア中央〜北部方面。曇り空だけど、視界は良好なので十分大絶景
23
5/12 8:07
こちらは北ア中央〜北部方面。曇り空だけど、視界は良好なので十分大絶景
左は黒部五郎、右奥に薬師、センターに双六&三俣蓮華
今年の夏はコロナ禍以来となる黒部源流域へぜひ行きたいところ
20
5/12 8:07
左は黒部五郎、右奥に薬師、センターに双六&三俣蓮華
今年の夏はコロナ禍以来となる黒部源流域へぜひ行きたいところ
西にはデッカイ笠から抜戸岳。ここもご無沙汰なので再訪したい
13
5/12 8:08
西にはデッカイ笠から抜戸岳。ここもご無沙汰なので再訪したい
そしてジャンさまも。まだここからウマノセあたりまでスノーリッジみたい
この時期は無理だけど、また夏になったらジャン&奥穂の日帰りで再訪したい
26
5/12 8:08
そしてジャンさまも。まだここからウマノセあたりまでスノーリッジみたい
この時期は無理だけど、また夏になったらジャン&奥穂の日帰りで再訪したい
南方には左に霞沢岳、右が焼岳、正面の先には乗鞍岳
奥穂の山頂から望むこの爽快な南方の風景が私のお気に入り☆
14
5/12 8:08
南方には左に霞沢岳、右が焼岳、正面の先には乗鞍岳
奥穂の山頂から望むこの爽快な南方の風景が私のお気に入り☆
2月に踏んだ乗鞍と焼岳のコンビ。それにしても、乗鞍の雪は随分減ったなぁ…
14
5/12 8:09
2月に踏んだ乗鞍と焼岳のコンビ。それにしても、乗鞍の雪は随分減ったなぁ…
南東には左の前穂と右に明神。そして遥か遠方にはあのお山が…
13
5/12 8:09
南東には左の前穂と右に明神。そして遥か遠方にはあのお山が…
この日は奥穂から日本一の富士山も見えました!
日本第三位の頂から望む日本一の頂。いい気分だな(^^)
23
5/12 8:09
この日は奥穂から日本一の富士山も見えました!
日本第三位の頂から望む日本一の頂。いい気分だな(^^)
誰もいないのでセルフでパチリ。今回で残雪期は3回目、通算で12回目の登頂
北ア最高峰の奥穂は大好きなお山のひとつ。これからも登り続けていきたいね
34
5/12 8:12
誰もいないのでセルフでパチリ。今回で残雪期は3回目、通算で12回目の登頂
北ア最高峰の奥穂は大好きなお山のひとつ。これからも登り続けていきたいね
独り占めの山頂で20分ほどいましたが、結局誰も来ることはなかった
曇り空だけど、大絶景を堪能できたのでそろそろ下山します
13
5/12 8:14
独り占めの山頂で20分ほどいましたが、結局誰も来ることはなかった
曇り空だけど、大絶景を堪能できたのでそろそろ下山します
帰りは岩峰に登らず夏道を辿ってみました
ご覧の通りまだ雪に覆われていましたが、薄いながらも踏み跡があったので躊躇せず進めました
13
5/12 8:24
帰りは岩峰に登らず夏道を辿ってみました
ご覧の通りまだ雪に覆われていましたが、薄いながらも踏み跡があったので躊躇せず進めました
そして個人的に今回の行程で最大の核心部、山荘直上の雪壁を下降します
ここの登降のためにピッケルを2本持参したので、それとアイゼンの前爪を使って慎重にクライムダウンします💦
14
5/12 8:58
そして個人的に今回の行程で最大の核心部、山荘直上の雪壁を下降します
ここの登降のためにピッケルを2本持参したので、それとアイゼンの前爪を使って慎重にクライムダウンします💦
ある程度下ってひと呼吸。出来れば左の岩沿いを下りたかったが、あの小岩の間が氷むき出しでヤバかったのでやや右に振りながら下降。正直、私の経験と技量ではこのレベルが限界。本当にドッキドキしながらの下降だった💦
13
5/12 9:10
ある程度下ってひと呼吸。出来れば左の岩沿いを下りたかったが、あの小岩の間が氷むき出しでヤバかったのでやや右に振りながら下降。正直、私の経験と技量ではこのレベルが限界。本当にドッキドキしながらの下降だった💦
恐怖の雪壁下降を何とかクリアし、無事に山荘まで帰還しました
無事に終えたことの安堵感とこの脱力感。もぅ心身ともにクッタクタですよ。。。
15
5/12 9:22
恐怖の雪壁下降を何とかクリアし、無事に山荘まで帰還しました
無事に終えたことの安堵感とこの脱力感。もぅ心身ともにクッタクタですよ。。。
「あんなところを下りて来たんだなぁ…」と振り返りながら、あんパンを食べて大休止
14
5/12 9:27
「あんなところを下りて来たんだなぁ…」と振り返りながら、あんパンを食べて大休止
で、ボャ〜と眺めていると滝が氷結している…
ん?今まで夏も含めて何回もここに来たけど、滝なんてあったっけ??
この時期限定のあの雪壁からの”雪解け滝”なのか?
14
5/12 9:27
で、ボャ〜と眺めていると滝が氷結している…
ん?今まで夏も含めて何回もここに来たけど、滝なんてあったっけ??
この時期限定のあの雪壁からの”雪解け滝”なのか?
大休止後、涸沢ヒュッテまでこの大斜面を下っていきます
ヒュッテまで約680mの落差。そしてこの広大な斜面。ザイテンと涸沢カールは改めて凄いところだと思ってしまう
17
5/12 9:33
大休止後、涸沢ヒュッテまでこの大斜面を下っていきます
ヒュッテまで約680mの落差。そしてこの広大な斜面。ザイテンと涸沢カールは改めて凄いところだと思ってしまう
上りの小豆沢では全く気づきませんでしたが、山荘から小豆沢の反対側へ明瞭なトレースがついていました
これを有難く使わせていただき、今回はテン場まで前下りのまま歩けました
11
5/12 9:35
上りの小豆沢では全く気づきませんでしたが、山荘から小豆沢の反対側へ明瞭なトレースがついていました
これを有難く使わせていただき、今回はテン場まで前下りのまま歩けました
だいぶ下降してテン場を確認すると、残っていたのは私のテントだけでした
ヒュッテも上から見るとまだあれだけ埋まっている。少雪のシーズンでも、これだけの雪がある涸沢カールはやっぱり凄い場所だと思う
14
5/12 10:31
だいぶ下降してテン場を確認すると、残っていたのは私のテントだけでした
ヒュッテも上から見るとまだあれだけ埋まっている。少雪のシーズンでも、これだけの雪がある涸沢カールはやっぱり凄い場所だと思う
そして無事に我が家まで帰還しました。既にクッタクタでひと休みしたいところですが、上高地のバス時間もあるので早々に撤収を始めます
16
5/12 10:43
そして無事に我が家まで帰還しました。既にクッタクタでひと休みしたいところですが、上高地のバス時間もあるので早々に撤収を始めます
最後は私ひとりだけのテン場になりましたが撤収完了です
今シーズン最後の雪中テント泊を満喫できました。ありがとうございました
既に上部はガスで真っ白。さらに雨もパラついてきたので早々に出発します(というか、雨なんて聞いてないし…)
12
5/12 11:53
最後は私ひとりだけのテン場になりましたが撤収完了です
今シーズン最後の雪中テント泊を満喫できました。ありがとうございました
既に上部はガスで真っ白。さらに雨もパラついてきたので早々に出発します(というか、雨なんて聞いてないし…)
小雨がパラつく中、スタスタと下って本谷橋まできました
ここでアイゼンを洗って収納。まだ雨は傘なしで良いレベルでしたが…
9
5/12 13:12
小雨がパラつく中、スタスタと下って本谷橋まできました
ここでアイゼンを洗って収納。まだ雨は傘なしで良いレベルでしたが…
本谷橋から暫く進んだあたりで雨脚が強くなり、傘をさして横尾に到着
この先も長いけれど、ここまで来ればあとは上高地まで傘さし歩行で行けますね
12
5/12 14:16
本谷橋から暫く進んだあたりで雨脚が強くなり、傘をさして横尾に到着
この先も長いけれど、ここまで来ればあとは上高地まで傘さし歩行で行けますね
横尾〜徳澤を経て明神まで戻りました。さすがにここまで雨の中を歩き続けて疲れたので明神館でひと休み
飲料を買えば館内での休憩可とのことで、雨宿りさせていただきました
12
5/12 16:16
横尾〜徳澤を経て明神まで戻りました。さすがにここまで雨の中を歩き続けて疲れたので明神館でひと休み
飲料を買えば館内での休憩可とのことで、雨宿りさせていただきました
明神館での休憩後、再び雨の中を歩いて河童橋に到着
いつもの風景は今ひとつでしたが、険しい山に登頂できた喜びと、久しぶりのテン泊歩荷でこの距離を歩き通せたことで大きな達成感がありました
14
5/12 17:06
明神館での休憩後、再び雨の中を歩いて河童橋に到着
いつもの風景は今ひとつでしたが、険しい山に登頂できた喜びと、久しぶりのテン泊歩荷でこの距離を歩き通せたことで大きな達成感がありました
そして最後は上高地バスターミナルでフィニッシュ
涸沢からここまで約5時間強、17:30の最終バスにも間に合いました
(実際には臨時便の17:15発に乗れて、待ち時間もほぼ無しでした)
7
5/12 17:11
そして最後は上高地バスターミナルでフィニッシュ
涸沢からここまで約5時間強、17:30の最終バスにも間に合いました
(実際には臨時便の17:15発に乗れて、待ち時間もほぼ無しでした)
バスで沢渡へ戻り、2日間待っててくれたプリやんの下へ帰還しました
年齢的には厳しくなってきたけれど、やっぱりテント泊で高く険しい頂を踏めた時の喜びは良いものだと思います
10
5/12 17:51
バスで沢渡へ戻り、2日間待っててくれたプリやんの下へ帰還しました
年齢的には厳しくなってきたけれど、やっぱりテント泊で高く険しい頂を踏めた時の喜びは良いものだと思います
沢渡の”上高地ホテル”で入浴を済ませ、最後に中央道の諏訪湖SAで食事にしました
今回は”豚汁そば”と”牛肉温玉丼”の二品を注文(計1,660円)
クタクタで超腹ペコなので、これだけ食べてもまだ足りないくらいでしたよ(^^)/
22
5/12 20:51
沢渡の”上高地ホテル”で入浴を済ませ、最後に中央道の諏訪湖SAで食事にしました
今回は”豚汁そば”と”牛肉温玉丼”の二品を注文(計1,660円)
クタクタで超腹ペコなので、これだけ食べてもまだ足りないくらいでしたよ(^^)/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する