記録ID: 6834647
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山滑走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳(剣ヶ峰)
2024年05月22日(水) [日帰り]
osamuin
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:41
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 648m
- 下り
- 662m
コースタイム
天候 | くもり/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスで位ヶ原山荘まで 往復3,000円 始発 8:45 今日は一台でした。 富士見平の除雪スタート。今週末は大雪渓までまだ開通しないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズン、行けてなかった乗鞍岳へ。 天候:晴れ 気温:11℃ 三本滝駐車場からバスに揺られて位ヶ原山荘へ。 三本滝駐車場ではスキーヤーが多かったが、バスの乗るとツボ足登山者(アイゼン)も目立つ。 位ヶ原山荘で登山届を出して、板を担いでしばらく歩き、雪が繋がっているところからシールハイク(いつも滑ってくる場所よりも奥の南側から)。 すでに9時近くで日光が当たり暑い。 シールで登り出す。雪はすでに緩んでザラメ雪化。 ここはアプローチが便利ですぐに雪に取り付けるので、最初からスキーを担いで登る人もいる。 標高2450mまで最初の急登を登り上げる。シールが良く効いて上がりやすかった。 そこからダラダラと雪渓の中を登っていく。 すでにハイマツが勢いよく生い茂り、横切るのは不可能。 トレース上を歩いて標高2600mを超えてエコーラインとクロス。 すでに除雪されているので板を外して通過。 ここからクトーを付けて登り出す。 また体を冷やすためTシャツに。 やや左手の朝日岳の南側へ直登するルートを進む。 身体の放熱ができるようになり動きやすさを感じる。 また、シールが良く効いて登りやすく、あまり斜度を感じない。 標高2800mまでほぼ真っすぐ登り上げようやくキックターン。 少し右手に上げコルに向かってやや直登気味。 標高2850m辺りは細かくジグザグで標高を稼ぐ。 やや硬いところも出ていたが不安なく通過、途中で二羽のライチョウと出会う。 標高2800mから上ではザラメ雪の下の固い斜面が部分的に露出ているのでクトー装着が吉。 標高2950mで尾根に乗り上げる。 剣ヶ峰に向かうと蚕玉岳周辺で雪切れ。板を担いで通過すると雪渓が山頂小屋直下まで続く。 今回は、このポイントからドロップする目途を付け、板とザックをデポして剣が峰に向かう。 頂上小屋付近はまだ雪に覆われていたがすぐに地道となり剣が峰へ。 丁度、ガスがかかりだし、周囲の山々の景色はあまり楽しめなかった。 長野県側と岐阜県側の社に参拝してミッション完了。 今日は早めに帰宅したかったので午後1時台のバスに乗る予定なので写真を撮り下山。 板のあるところまで戻り軽食を取り滑走準備。 ドロップすると滑りやすい広いザラメ雪の斜面が続いた。 標高2750m位まで一気、その下の緩斜面は縦溝が出ていたのでゆっくりとエコーラインまで滑り込む。 エコーラインとの合流点は雪の段差があり安全のためバックステップで下りる。 そこから大雪渓手前まで板を担いでエコーラインを歩き、大雪渓手前で再び板を履く。 ハイマツの間の雪渓を下っていくと見通しが利くようになり位ヶ原で左手に舵を切りトラバース気味に北に滑って山荘とバスが見えると最後の斜面。 ずっと緩んだ雪で足に疲れが溜まったところでゴール。 まだ小枝もうるさくなく助かったが、板を外してエコーラインに出るとなぜか台湾からの観光客が寄ってきて写真を撮られる(熱烈歓迎の雰囲気)。エコーラインが上まで開通すると外国人観光客が増えるだろう。 |
その他周辺情報 | 梓水神社 https://visitmatsumoto.com/history/%E6%A2%93%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE/#:~:text=%E3%80%8C%E6%A2%93%E6%B0%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%EF%BC%81 温泉:湯けむり館 大人:730円 乳白色の泉質で温まる。 https://norikura.co.jp/yukemuri/ バームクーヘン:ヤムヤムツリー いつもお土産に買っていくが、この日は休業日でした(水曜日)。 https://yumyumtree.thebase.in/ |
写真
撮影機器:
感想
今回は乗鞍岳の剣ヶ峰、まだまだ滑れそうなので山スキーで初詣に。
今シーズン何回か来ているFさんもご一緒することになり心強かった。
乗鞍高原で梓水神社に参拝して倒れた鳥居にご挨拶。
年々若木の枝が伸びて乗鞍岳の山並みが見えなくなってしまった。
それはそれで時の流れなのだろう。
三本滝駐車場からバスで位山山荘へ
まだ雪はたっぷり、山荘から歩いてすぐに板を履けた。
序盤は体温が上がりオーバーヒート気味。
一枚脱いだら体が冷えてパワーが出せるようになり、快適にシール歩行。
あまり息が上がることなく稜線に出て剣ヶ峰へお参り。
晩に用事ができたので午後1時台のバスに乗りたいので、早々に下山。
山頂小屋北側のコルから滑り出す。ナイスなザラメ雪の斜面を一気に落ちていく。
ハイマツ帯は縦溝ができていて大回りで滑ったので足に負担がかかった。
もう少し細やかに滑った方がダメージが少ないようだ。
エコーラインを歩いて、タイムリミットが近づいてきたので位ヶ原山荘へ向けてそのまま滑っていく。久しぶりのスキーでようやく慣れたところでゴールでした。
エコーラインに出ると台湾人ご一行に写真をせがまれ熱烈歓迎を受けた。
湯けむり館でひと風呂浴びて、ヤムヤムツリーでバームクーヘンを買って帰ろうとしたがお休み。全ミッションの達成ならず。
乗鞍岳の神様は「また来い」といっているのだろうと謙虚に考えて、新緑の中、帰路に就く。
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