記録ID: 6892997
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ハイキング
四国剣山
西祖谷村 坂瀬集落(烏帽子山) 竜ヶ岳の名水周辺
2024年06月07日(金) [日帰り]
marin412
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 04:48
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,402m
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日帰り
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:36
10:47
73分
スタート地点
12:00
12:30
135分
竜ヶ岳の名水
14:45
14:46
97分
林道 日和茶坂瀬 終点
16:23
ゴール
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
県道 及び 林道歩き (細く、落石の多い険道)。 |
| その他周辺情報 | 今まで この辺りを歩いた まとめ的なレコで、かなり長いです🙇♀ 先週 中津山山頂への車道を歩きました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6873544.html 今日は その山裾にある竜ヶ岳の名水を汲むついでに 更に奥に入った坂瀬集落を歩きました。 |
写真
松尾川温泉を経由し、そのまま県道149号線を進んだ所を歩く。
旧松尾川林道(昭和35年に完成)。
旧松尾川林道(昭和35年に完成)。
以前歩いたが、ここから左へ行くと 明瀬へ。古道を広げて車道にしているが 明瀬は既に廃集落。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6120559.html
4
6/7 10:49
以前歩いたが、ここから左へ行くと 明瀬へ。古道を広げて車道にしているが 明瀬は既に廃集落。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6120559.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6120559.html
いはい(位牌)の滝《細野集落の段壁に 30人程が入れる岩窟がある。飢饉の時に 若者が老人を背負い その岩窟に置いて帰る。後に 位牌を持って行き 霊を慰めた という姥捨伝説がある。》
(「阿波学会研究紀要」より)
7
6/7 10:52
いはい(位牌)の滝
《細野集落の段壁に 30人程が入れる岩窟がある。飢饉の時に 若者が老人を背負い その岩窟に置いて帰る。後に 位牌を持って行き 霊を慰めた という姥捨伝説がある。》
(「阿波学会研究紀要」より)
《細野集落の段壁に 30人程が入れる岩窟がある。飢饉の時に 若者が老人を背負い その岩窟に置いて帰る。後に 位牌を持って行き 霊を慰めた という姥捨伝説がある。》
(「阿波学会研究紀要」より)
ここは 朝日通し。
山男達が博打を打ってるうち 洞穴の上から朝日が差したという言い伝え。
山男達が博打を打ってるうち 洞穴の上から朝日が差したという言い伝え。
狭そうで 実は広い。
その一番奥に、お酒が供えられた石仏が二つ…。
その一番奥に、お酒が供えられた石仏が二つ…。
そして見上げると、確かに穴から陽が差し込んでいる。山男が博打をしていると、ここから朝日が入って来た?
こんな所で博打?🤔
こんな所で博打?🤔
鳶職の半次郎が 向こう岸の大蛇を見つけて飛び出したが 後ろ飛びで戻った?
ちょっと有り得ない😅
ちょっと有り得ない😅
不自由集落から いはいの滝がある細野集落へ登っていく古道は ここかも。
この松尾川の上流に 松尾川ダム(別名 春ノ木尾ダム)がある。《車道が出来た後 河床の岩石は庭石として乱獲され、渓谷美を誇った松尾川は 無惨な姿に変貌した。》
(「阿波学会研究紀要」より)
以前は もっと美しかったようだ…。車道の功罪…。
12
6/7 11:32
この松尾川の上流に 松尾川ダム(別名 春ノ木尾ダム)がある。
《車道が出来た後 河床の岩石は庭石として乱獲され、渓谷美を誇った松尾川は 無惨な姿に変貌した。》
(「阿波学会研究紀要」より)
以前は もっと美しかったようだ…。車道の功罪…。
《車道が出来た後 河床の岩石は庭石として乱獲され、渓谷美を誇った松尾川は 無惨な姿に変貌した。》
(「阿波学会研究紀要」より)
以前は もっと美しかったようだ…。車道の功罪…。
この 第三松尾川橋は 昭和37年竣工。
私が生まれる頃まで この川沿いの道は無く、山を越えるしか無かった秘境。
私が生まれる頃まで この川沿いの道は無く、山を越えるしか無かった秘境。
あちこちに 沢。
この上は 中津山山頂。
先週 この上の道を歩いた。
この上は 中津山山頂。
先週 この上の道を歩いた。
大岩を登った上に 小屋。
道路が出来る時に 作業員が休む小屋だったのかもしれない。
道路が出来る時に 作業員が休む小屋だったのかもしれない。
竜ヶ岳の名水に到着。ここで水を汲み、ランチ。
平日なら待ち時間無し。
飲むと、身体中に 水がスーッと行き渡る感じ✨
平日なら待ち時間無し。
飲むと、身体中に 水がスーッと行き渡る感じ✨
竜ヶ岳、以前は「竜ヶ嶽」だったようだ。
三か所 行場(前金剛 中金剛 奥金剛)があったという 大変興味深い場所。
三か所 行場(前金剛 中金剛 奥金剛)があったという 大変興味深い場所。
《国内無双の紅葉の名所と誇っていた竜ヶ岳一帯の紅葉樹が、チップ材としてすっかり伐り倒された。林道開通のもたらした罪悪といっても過言ではない。》(「阿波学会研究紀要」より)
7
6/7 12:32
《国内無双の紅葉の名所と誇っていた竜ヶ岳一帯の紅葉樹が、チップ材としてすっかり伐り倒された。林道開通のもたらした罪悪といっても過言ではない。》
(「阿波学会研究紀要」より)
(「阿波学会研究紀要」より)
山風呂集落への入り口。
二度歩いたが、分校や 多くの墓があった。
二度歩いたが、分校や 多くの墓があった。
では 本日のメイン、「林道 日和茶坂瀬線」を上る。以前 少し歩いたが、落石や道路の傷みで、私の車では通行不可だと判断。
(山風呂集落と、ここに上がらず 真っ直ぐ149号線を進み、小祖谷に行った時のレコ)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4357410.html
7
6/7 13:06
では 本日のメイン、「林道 日和茶坂瀬線」を上る。
以前 少し歩いたが、落石や道路の傷みで、私の車では通行不可だと判断。
(山風呂集落と、ここに上がらず 真っ直ぐ149号線を進み、小祖谷に行った時のレコ)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4357410.html
以前 少し歩いたが、落石や道路の傷みで、私の車では通行不可だと判断。
(山風呂集落と、ここに上がらず 真っ直ぐ149号線を進み、小祖谷に行った時のレコ)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4357410.html
江戸時代に建立された大師堂を建て直したようだ。
建て直した後 この集落は無人となる…。
建て直した後 この集落は無人となる…。
熊墓…。《明治の始め頃 猟師が熊を撃ち殺したが、その娘がてんかんになり、祈祷師が言うには熊の祟り。霊を供養する為に建てたと。》
(「阿波学会研究紀要」より)
9
6/7 14:19
熊墓…。
《明治の始め頃 猟師が熊を撃ち殺したが、その娘がてんかんになり、祈祷師が言うには熊の祟り。霊を供養する為に建てたと。》
(「阿波学会研究紀要」より)
《明治の始め頃 猟師が熊を撃ち殺したが、その娘がてんかんになり、祈祷師が言うには熊の祟り。霊を供養する為に建てたと。》
(「阿波学会研究紀要」より)
神社で引き返すつもりが、ワンコがドンドン進む。
道 無いって書いてるで！
道 無いって書いてるで！
古道✨
しかし、この先は不明瞭。
恐らく マドから烏帽子山 或いは水ノ口峠に通じる古道👍
しかし、この先は不明瞭。
恐らく マドから烏帽子山 或いは水ノ口峠に通じる古道👍
立派な橋の向こうは未舗装。
何処に続くのか?😱
雨が降りそうやから帰るよ！
やっとUターンしてくれた。
何処に続くのか?😱
雨が降りそうやから帰るよ！
やっとUターンしてくれた。
寒峰の南の登山口が 「林道日和茶坂瀬線」であることが判明！
林道終点も記載されている。
林道終点も記載されている。
私が歩いた緑🟢の地点から、寒峰の林道終点 青🔵の地点まで、これから繋がる😱
古道の場所まで戻った。
沢の水と土砂が流れ込み、車道は こんな感じ😓 杜撰な工事。
沢の水と土砂が流れ込み、車道は こんな感じ😓 杜撰な工事。
車に戻った。
出合にある 美味しい珈琲とピザとカヌレのお店「ハレとケ珈琲」は4時まで😔
竜ヶ岳を眺めながらコーヒータイム。
出合にある 美味しい珈琲とピザとカヌレのお店「ハレとケ珈琲」は4時まで😔
竜ヶ岳を眺めながらコーヒータイム。
感想
「竜ヶ岳の名水」を汲みに行く度に ちょこちょこ探検。
松尾川ダムを作る為に出来た車道のお陰で便利になった反面、急激に過疎化。主要だった山道は廃れ、遂には廃集落ばかりとなってしまった…。
その廃集落を経由する車道(林道)が 今 現在も延びている。
(徳島には、国見山や半平山の林道も 1年に数十メートル延びている。勿論 他にもある筈)
世の中 進み過ぎて、無駄なことやってるんじゃないかと思う事が多々ある。
秘境 中祖谷、何度でも訪れたい。
引用させて頂いた 「阿波学会研究紀要」は、1972年3月発行のものです。ありがとうございます。
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