北岳
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- GPS
- 11:33
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 2,109m
- 下り
- 2,091m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:35
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:59
天候 | 一日目 / 晴れのち曇り 二日目 / 嵐 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
運行したばかりのこの時期は始発が8:40なので登山開始が遅めの9:40になりました。 広河原~奈良田のバスは始発が7:00で次が14:30なので予定変更する場合は要注意です!(泣) |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓を登るのが本当にきつかったです。 甲斐駒黒戸尾根以来の無の心で登りました。 二日目は台風並みの暴風雨で稜線上で飛ばされそうになりました。 |
写真
感想
奈良田~広河原間のバスの運行が始まったので、北岳山荘でテン泊して白峰三山を縦走しようと土曜日まずは北岳に登りました。(登山後に林道を20キロを歩くガッツは僕にはないので)
それにしても雪渓メチャきつかったです。
雪が全然締まっていないのと斜度がだんだんえらいことになってくるのとで、甲斐駒黒戸尾根以来の無の境地で登りました。
先を見上げても全然近づいている気がしないので、途中から先を見るのをやめ、右足と左足を交互に繰り出す作業に専念しました。
ただ、振り向くと昨年登って楽しかった思い出しかない鳳凰三山がそこにどーんとそびえていて、僕の背中を力強く押してくれました。
八本歯のコルから先はキタダケソウがそこかしこに咲いていました。
世界中でただこの場所だけにしか咲かない、しかも6月のこの季節にしか咲かないなんて本当ロマンチックですね。
北岳山頂は残念ながらガスであまり眺望はありませんでしたが、それでも体験が勝ったというか、自分でも理由はよく分かりませんが震えるほど感動しました。
あの山の持つ何かに自分の感情が共鳴したのだと思います。不思議な山ですね。
単に八本歯までがきつすぎて、感情がバグっていただけの可能性もありますが(笑)
夜中、テントのポールがぐにゃっと折れ曲がるほどの暴風雨に、もう怖いを通り越してひとりげらげら笑ってしまいました。
翌朝、嵐は更に酷いことになっていて、何かにつかまらないと立っていられないほどの風と無限ビンタのような横殴りの雨の中、間ノ岳まで稜線を2時間歩き続けるのはさすがに危ないと判断し、肩の小屋経由で下山することにしました。
ただ、北岳山頂までの稜線を歩いた肩の小屋までの道中も十分すぎるほどスリリングでした。
てんくらは雨の予想はそうでもないが風の予想はほぼ当たるとどこかで読んだことがあり、図らずもその説を自分で立証してしまいとても残念でしたが、山は逃げないので今度は季節を変えてまた雰囲気の違う白峰三山を縦走したいです。
北岳山荘からの下山お疲れ様でした。
想像がつきます(笑)
ご無事で何よりです。
秋はとても良いですよ😊
日曜日に下山されたんですね。同士!
あの嵐の中一歩を踏み出すまでが長かったです..
花弱者の自分でも今回は心踊るものがありましたので秋にもまた行ってみますね!
cheers!
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