大朝日岳〜以東岳 日暮沢小屋から時計回り
iga3
その他2人 | 天候 | 6／15 快晴 微風 大井沢で29℃ 6／16 晴れ 微風→風＆ガス 大井沢で27℃ 6／17 ガス 強風（風速15m以上） 時々雨 大井沢で24℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
6／15日（土）05時 日暮沢小屋 駐車場 20台 6／17日（月）12時 日暮沢小屋 駐車場 4，5台 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
〇日暮沢小屋〜ハナヌキ峰 小屋から根子川沿いを歩き砂防ダム様な橋で右岸にわたる。右岸を遡って進み、小屋から2.2Kmくらいからハナヌキ峰へ500m高度を稼ぐ。この最初の2.2�劼�緩やかで日差しも少なく気持ちが良く歩けた。 〇銀玉水上の残雪 小朝日岳から見るとこの残雪が急に見えるが、直下に来るとそんなでもない。 気温も高く蹴ればステップができるので軽アイゼンはいらなかった。 〇中岳の残雪 朝の通過は雪も固くステップできなくて歩きずらかった。滑ってもその場で転ぶだけだけど、入りソウカ沢まできれいに見渡せているのでイヤンな気持ち。 〇竜門山の残雪 竜門山北東側の残雪は数m残っている程度で下りでもあまり気にならなかった。下山時にスライドした登山者から結構状態を聞かれました。 〇狐穴小屋〜竜門山 3日目は猛烈な西風と若干の雨に二時間打たれ続けた。おそらく風速15〜20m。 雨が強いまたは風が風速20mを超えるようであれば危なかった。竜門小屋で休憩できたのは大きい。竜門山からユーフンに下ると風雨は嘘のように弱くなった。 |
| その他周辺情報 | 〇前泊前の飯 手打 水車生そば 〒994-0025 山形県天童市鎌田本町１丁目３−２６ 元祖鳥中華 870円 〇ラストコンビニ セブンイレブン 〒990-0703 山形県西村山郡西川町間沢２８２−２ 〇前泊前の風呂 海味温泉 うなぎ湯 海味温泉 うなぎ湯 250円 〇下山後の風呂 大井沢温泉 湯ったり館 〇下山後の飯 そば処 ふもと 〒990-0522 山形県寒河江市清助新田６３−１ 冷たい肉そば 大盛 げそ天 |
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装備
| 個人装備 |
箱ワイン２L<br />アサヒスーパードライ500ml×３本<br />ウィスキー300ml×１
|
|---|---|
| 共同装備 |
一升瓶（陸奥八仙）
|
| 備考 | 一升瓶は1�埣羶箸�1,8�圈�Alc-weight ratioが良くないですが、視覚のよる破壊力が高いです。箱ワインの箱外しこそ最強なのではないでしょうか！ |
感想
去年8月、仲間の1人が朝日岳を登った際に、大朝日小屋の小屋番の方と花の時期に青森県の日本酒をもって再訪する約束をしたそうです。
小屋番に青森の日本酒をふるまいたい、以東岳まで縦走したいという彼の気持ちを汲んで私がなんとなく詳細を計画した今回の山行。
自分は大朝日岳へ古寺鉱泉からピストンした経験しかなかったため、以東岳も含めた縦走に大きく期待しました。
前日のうちに天童市で買い物し、30℃を超える6月の山形の気温に驚きながらと日暮沢小屋へ逃げるように向かう。天童のイオンモールでは、日暮沢小屋で飲む酒と山の上で飲む酒と真剣に悩み倒す。箱ワインは3Lで行くべきか2Lで行くべきか…外の段ボールを撤去した際に中身が漏れ出すようなことはないだろうか…心配は尽きない。2日間3人+αを想定した量をはじき出した結果、3日目の朝に多少ワインは余ったものの想定の範囲内に収まる。（その余りは軽量化の名のもとに出発前にiga3が責任もって全飲した。）
さて今回の山行の目的は果たせたのか？結論から言う。大朝日岳から以東岳までは縦走した。一方、日本酒をふるまう案件についてはからぶった。約束した小屋番はこの日の当番ではなかった。気持ちはすぐに切り替えた。もはや小屋番ならだれでもよい青森の日本酒を飲んでくれよう〜そんな一心で「日本酒どうですか？」と勧めると、お酒は飲めない方のようで断られた。気持ちはすぐに切り替えた。小屋で一緒になったほかの登山者へ勧めることにした。
日本酒を担いできたポーター1号はボソッと「空瓶持って下山するんすよね…」下山するまで空瓶と命を共にする彼だけは気持ちを切り替えることができなかった。登山前より少し老けて見えた。
稜線にあがるとゼブラ柄の斜面、可憐に咲くヒメサユリ、以東岳まではるか遠くに続く縦走路、素晴らしい景色で満たされていった。
汗をかいてもお茶しか飲まなくて熱痙攣になってみたり、私が運んだ500mlのビールの缶を飲みほした後に空き缶だけそっと差し出したり、そもそも日本酒を運ばない発起人だったり、モヤモヤは尽きないが全てを許せる景色と酒と宴と出会いがあった。
これはこれでよいと堪能することができたポーター2号であった。
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