どこまでもSな傾山


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:00
さて、九折越小屋のトイレはゴメンなさい、入れませんでした。ところがTさん「中国でもっと酷いのに入った〜」と。さっさと入る姿は逞しかったです。しかしどうにかならないのかな。有料でいいからトイレ整備をすすめてほしい。気になり海外の状況を調べてみたら超広ーい国立公園では近隣にディスポ/リーユースタイプのトイレ用品を扱ってたり、公園内に有料で汚物を処理してくれる設備があるところも。し尿処理では薄めて肥料にするケースを初めて知りました。栄養満点なんですって。だから花摘みキジ打ちで直接植物に振りかけるのは原液の液肥をかけて花を枯らすようなもの。できれば岩場、なければ土を掘って・・ですかね。国内ではバイオトイレが普及しつつあるようですが、最適条件を満たすのに苦労してそうです。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九折駐車場ー三ツ尾コースー三ツ坊主・二ツ坊主ー傾山ー九折越ー上畑コースー九折駐車場の周回コース。三ツ尾コースに入る前に観音滝を渡渉しますが、それよりずっと手前に「滝壷」行きの標識があります。これに従って下ると斜面を登るのに苦労するので行きたくてもガマンです。実は春にこの斜面を下まで降りて大失敗しました。所詮滝壺には辿り着けないのであしからず。コース全体としては台風の名残か倒木が多数見られますが、随所にテープが見られるので心配なし。あえていえば坊主のあたりは・・どっちに行けばいいかわかりにくい箇所も。岩にペイントしてほしいです。ロープ・梯子の大半はルートの目安、あるいは滑りやすいときの転落防止用でしょうか。安定した岩や木の根を見極めればそれらを使わず容易に移動できます。といっても体力気力がそれなりに必要ですが(笑) |
その他周辺情報 | 地図上だと8時間45分のコース、休憩込で10時間を予想しましたが何だかんだ下山までに11時間。くたくたの身体に温泉は必須です。帰りは竹田にある花水木温泉へ行きました(*´з`)入湯料500円。夕飯はUさんのおススメでとり天の丸福食堂へ。ジューシーな唐揚げにお腹も心も満たされます!http://taketa-marufuku.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
携帯
時計
タオル(グローブ:持ってます。けど岩場等は手元の感触を確認しながら登るから防寒用か。)+水分約2L
|
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備考 | サングラス:1300M付近より上はあった方がいい。 |
感想
実はこのコース、先に触れた通り一度失敗しました。敗因は携帯が一切使えなくなったこと。何よりコースをちゃんと把握していなかったことでした。山歩きをはじめて1年半、九州の一部しか知りませんが、「初めて本当に山らしい山」と感じたのを覚えてます。もちろん直後に地図とコンパスを購入。そしてようやく念願叶った登山は標高差約1300Mで予想以上に楽しめました。少なくとも今の体力なら一日かけて歩くのに最大限のボリュームです。
さて、歩き始めて間もなく滝の音が聞こえます。落差75Mの観音滝は迫力あり。紅葉の季節は見事でしょう。ちなみに長すぎて携帯カメラの画面に収まりません。そしてここで渡渉しますが増水なければ大丈夫、浅いです。
コース全体は原生林が多くモミやツガ、マツその他広葉樹林と幅広い植生が楽しめます(北側斜面は一部人工林)。10月上旬で紅葉は期待していませんでしたが、そこら中にどんぐりゴロゴロ、そして1400〜1500Mあたりから紅葉がちらほら。思いがけず一足早い秋を堪能。地質は祖母・傾山系特有で岩場が多く、ルート内にロープや梯子がいくつも見られました。といっても切り立った斜面に必ずロープがあるわけではなく、設置個所はどちらかといえば「コースから外れないように」といった印象(凍結は別)。これを書いてるのはロープ=難関コースと誤解しないでほしいからーやたらぶら下がる姿は見て怖い!それはさておき三ツ尾コース中盤から傾山山頂へ行くまでのルート、ここから見える祖母山系の景色は圧巻で縦走したくなる気持ちがわかる!また遠く西側には阿蘇も見えて嬉しかった。そして下山、登れば下らず帰れない。これまた急斜面あり、林道ありの長い長いコース。ところが1200Mあたり?から水の音が聞こえます。谷が近い錯覚に陥りなんとも悩ましいのですが、とにもかくにもコースバリエーション豊かで飽きるヒマなし。
「ただじゃ帰らせてくれないドSな山!歩く人はM」
あーだから健脚向きなのか(笑)
日本百名山には入っていませんが、九州へ登山に来る人がいたら・・是非歩いて欲しい。おすすめします。
はじめまして!私も何回か傾山に登ってるのですが、山頂直下の迂回が、分からずにあの木の根を必死に越えてます(≧∇≦)いつか滑り落ちるんじゃないかと…
憧れていた傾山から祖母への縦走を9月の連休にしました。距離のある健脚向きコースですが、特に危険箇所はなく、最高に楽しめました^_^
yamaladyさん何度も登ったんですね、素敵です✨迂回路は考えてなかったのですが、わかりにくかった。でもいつかご来光登山してみたいです。尾根からでも良いから…想像するだけで顔が緩んじゃう(笑)かならず後日縦走します!
トラブル無く?下山出来てホッとしてますよ(笑)
やっぱ傾山いいですね〜、まだ登れてないんではよ登らないかん!
あ、傾山なのに傾いて写真撮ってないやん(笑)
全て傾いまーす、人も傾く。お互い傾いて平行にしか見えないの〜(笑)
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