Annapurna Circuit 1984 Day22-29 Lake Tilitso Field Survey 1984-09-22 29

- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 3m
- 下り
- 0m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
ボートを組み立てて湖の測量に取り掛かる。
この日、私は待機組
確か6人乗りだったと思うが、機材を積むとあまり乗れない。
周りの景色に比べて小さく心もとない感じ。
氷河末端の棚氷が崩れて来ないかと心配した。
9月21日の劣化したフィルムロールの続きなので細部が潰れて色調がおかしいのが残念。
その背後の三角のピークはGangapurna 7,455 m
右側の山塊はGlaceir Dome (Tare Kang) 7,193 m
感想
Day 22-29
9月22日から29日まで野外調査を行う。
調査終了後にティリツォ湖盆をジョムソン方面に脱出するためには、キャンプサイトから湖岸沿いではなく、標高差500 mほどの丘の東側を通る必要がある。
ルート探索のハイキングまでの資料です。
調査期間中、ポーターはKangsarまで降りて待機してもらった。
コックが高山病になり、一旦Kangsar、Manangまで退避し、2,3日で戻ってきてくれた。
トンボを専門とするカウンターパート氏にはただただ寒いだけの待機を強いたのは申し訳なかったね。
ゴムボートを組み立て、ソナーで水深を探り調査ポイントを設定する。
深いところは90 m以上あった。
私は泥の調査が目的だった。
この最深部で5 kgの錘を付けたコアサンプラーを用いて柱状試料の採取を試みるが、底泥が揚がってこない。
湖底が礫で覆われている可能性も排除できなくはないが、更に5 kgの錘を追加して、何度かの挑戦の後、シルト状のコアを採取することができた。
高度4,900 m、不安定なゴムボート上でコアサンプラーを手繰り上げる作業は苦しかったが若かったお陰だね。
毎日のように棚氷末端が崩れ落ちる音が響く。
地球温暖化で堰き止め氷河湖の崩壊が懸念されていたので、氷河末端に登り溶解速度を調べようとしたが、短日に結果が出るものではなかった。
Day 21
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7637159.html
INDEX(全日程目次)
Annapurna Circuit from Dumre to Pokhara along the Marsyangdi and Kali Ghandaki rivers via Tilitso Lake in 1984
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7679096.html
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