記録ID: 7660435
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ハイキング
奥武蔵
小鹿野伊豆沢の峰 ゴ・ドーハンのチョイ山歩 軍荼利山〜“孤高の御嶽山”大久保山
2024年12月30日(月) [日帰り]
埼玉県
godohan
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:27
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 614m
- 下り
- 606m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・山中はバリです。特にケスタ地形の近くは急な崖地になっています。 |
写真
瀧上不動尊はあの植林に中、幻の滝はこの時季、まさに幻ですね。
医王山常光寺(十輪寺末寺)の跡地と常光寺持ちだった愛宕神社。此処には明治44年〜昭和46年まで愛宕座という芝居小屋があった。
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12/30 10:35
医王山常光寺(十輪寺末寺)の跡地と常光寺持ちだった愛宕神社。此処には明治44年〜昭和46年まで愛宕座という芝居小屋があった。
台石には「慶應三(1867)」肝心な所は剥落しています。廃寺前の痕跡と言えるものはこちらだけですが、元々、こちらにあったものかどうかは分かりません。
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台石には「慶應三(1867)」肝心な所は剥落しています。廃寺前の痕跡と言えるものはこちらだけですが、元々、こちらにあったものかどうかは分かりません。
あちらは伊豆沢左岸尾根の天狗山、繋ぐと馬蹄形コースになります(笑)、右奥に毘沙門山と観音山
「瀧上不動尊入口」の石標、この時季だと見つけやすいです。落葉が積もった山道を行くと、
以前モンブランさんと掘り起こした「九頭龍大権現」石鉾は健在でした。
小鹿野市街地の北には屏風のように吉田丘陵、その向こうには城峯山、
吉田丘陵は一本杉峠と秋葉山と続きます。その向こうには皆野アルプス、反射板の真上が天狗山、右隣に大前山、さらに少し離れて破風山
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12/30 11:08
吉田丘陵は一本杉峠と秋葉山と続きます。その向こうには皆野アルプス、反射板の真上が天狗山、右隣に大前山、さらに少し離れて破風山
下小鹿野山、赤平川の上に駐車地の小鹿野町役場の庁舎が見えます。
瀧上不動尊の御堂、主はすでに降ろされていますが、堂内に奉納額や絵馬がいくつか残されています。
軍荼利山(育玉山)とうちゃこ！最近伐採され明るくなりましたが、ススキやヒッツキムシなどが繁茂しないか心配です。
「吉田和泉守政重五代 小鹿野住 吉田藤太夫致辰」＊吉田政重は北条氏邦家臣。藤太夫は小鹿野村名主。
先日のお散歩計画では小判沢側に下る予定でしたが、今回は伊豆沢側に下るので、馬蹄形コースをちょこっと歩いてみます。
酉谷、熊倉山〜芋の木、白岩山、霧藻が峰〜チョコンと妙法ヶ岳、その奥に飛竜も見えています。手前が馬蹄形の尾根、
巡視路は尾根の左に向かっていましたが、そのまま尾根を直進しました(これが失敗でした！)
擁壁の沢(堂の入沢)に突き当たりましたが、下降場所がなかったのでここから降りました。
辿って来たルートがよくわかる地図がありました。現在地近くの卍印が、
車道を文珠峠方面に歩いて行くと岩の上に小社、鳥居の雰囲気からすると稲荷社（まさかこの後ここから下山することになるとはこの時は少しも思っていませんでした）
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12/30 12:46
車道を文珠峠方面に歩いて行くと岩の上に小社、鳥居の雰囲気からすると稲荷社（まさかこの後ここから下山することになるとはこの時は少しも思っていませんでした）
そして大久保山から降ろされた三棟の祠がこちらに祀られています。
隣に経緯が記された石碑があります。こういった説明は本当にありがたです。
以前下山したルートとは異なりますが、こちらから大久保山に取り付きました。
これが残された「御嶽山」の祠です。確かに私が初めて来た時にはバラバラに倒壊していましたが、その後モンブランさんが組み直してくれて、現在に至ります。言わば“孤高の御嶽山”かな(笑)
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12/30 13:31
これが残された「御嶽山」の祠です。確かに私が初めて来た時にはバラバラに倒壊していましたが、その後モンブランさんが組み直してくれて、現在に至ります。言わば“孤高の御嶽山”かな(笑)
しかも江戸物「文化九壬申(1812)」、里山御嶽としては古参になります！
木々越しではありますがマイフェイバリット三山(両神、二子、毘沙門)が一望できる里山御嶽です。下山は以前下ったルートで。
右に下れば車道ですが、左に沢に下りる道があるので行ってみました。
泉佐山雲龍寺、秩父十三仏霊場三番伊豆沢文珠堂の納経所になっています。かつては伊豆澤小学校があったようです。
境内に「二十三夜供養塔」(寛政十年,1798)と「如意輪大士」(嘉永二酉年,1849)
こちらの最左は「大黒天」(文化十三丙子年,1816)、その隣が
かわいい馬頭観音像でした。「天保七申十月日(1836)願主銘」
右の⛩印が諏訪神社、せっかくなので左の⛩印も探してみましたが、
集落を周回して主要道に出る手前に風化した馬頭観音像(寛政七卯年,1796)と
路傍に主が剥落してしまった馬頭観音(文化二乙丑年,1805)、
逸見家の欅、約500年前甲州から移住した際に植えられたそう。何でも武田信虎と仲違いしたらしい。
感想
・先日、下小鹿野山から軍荼利山をお散歩する予定が登り口の十二天神社に小銭入れを落として途中で引き返してしまったので、今回はその後半歩く予定だった軍荼利山と御嶽の祠のある大久保山と繋げてみました。最後に宿題だった「山神守護」の祠もほぼ判読することができました。
・やはり冬枯れの伊豆沢尾根はいいですね。今回はハンターさんにも猟犬にも遭遇しませんでした。
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