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Yamareco

記録ID: 7665482
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

千葉のマッタ―ホルン伊予ケ岳と八犬伝ゆかりの富山

2025年01月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
yamaboke その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
11.8km
登り
868m
下り
915m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
1:18
合計
8:01
距離 11.8km 登り 868m 下り 915m
8:22
9
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32
9:03
9:16
14
9:30
9:32
8
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9:43
23
10:06
10:11
5
10:16
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28
11:03
11:11
99
13:18
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9
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14
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37
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15:14
52
16:06
16:07
16
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
その他周辺情報 伊予ヶ岳は千葉の南部の低山で、少し前まではあまり知られていない山だった。しかし、2024年の山と渓谷11月号の低山特集で、関東の代表として6ページのグラビアになっていた、それを見てというわけではないが、歩き初めは伊予ヶ岳になった。

早朝5:40に吉祥寺を出たので、アクアラインの海ほたるに着いたのは6時半で、コンビニしか開いていなかった。そこから1時間ほどで道の駅富楽里とみやまについて、予定通り8:03のバスに乗って、終点下車。平群天神社で初詣。その脇から登山道が始まる。東屋までは普通の登山道だが、ここから岩場が始まる。東屋で岩のピークを仰ぎ見て一休み。さて、出発。岩場は思ったより長かった。危険という看板がいくつかあった。鎖がずっと打ってあるが、岩に慣れていない人は要注意だろう。伊予ヶ岳南峰336mに出ると、東は内房の海で、東京湾から大島まで一望。残念ながら富士山は裾のみで、2,3合目から上は雲の中。眼前は三浦半島が近く、城ケ島も見え、左は大島が大きかった。ここは房総のかなり南と実感する。西に二峰の富山が見える。北にはぎざぎざの鋸山。低山の尾根が幾筋も伸び、低山の宝庫のようなところだ。さて、先ほどの岩場を下るのは大変だが、岩場を通らない道、北峰を経るう回路があり、北峰に向かった。北峰からは西に下ると洞があるそうだが、崖の上にでてしまいそう。南峰から登山道をおとなしく下る。この道が意外と曲者で、砂交じりの滑りやすい急な下りで、長かった。桜の公園へ出てほっとした。桜はもちろん咲いていなかったが。車道に出て、右手に登って行き登山道に入ると、下山路と富山への分岐がある。まっすぐ富山方向へ進む。車道に出て南房総ののどかな田園を歩いて行く。道端の石碑の文字をなんだかんだ言っていると、そばの家のおじさんが寄って行くようにと声をかけてくれた。お話しているうちに、ゆずや干し柿を分けてくださった。富山への道はずっと舗装道路なので驚いてしまった。森林インストラクターのティーチャーがさまざまな植物の講釈をしてくれる。よくこれだけの知識が頭に入っているものだ。舗装道路は富山の北峰と南峰の間にある東屋まで続いていた。東屋で昼食を摂ったが寒かった。脇に『南総里見八犬士終焉の地』の石標が立っていた。はて、史実?階段を上って北峰349mに行くと広場になっていて、遠めにも見えていた鉄塔が立っていた。ここの方が東屋より暖かかったと後悔する。少し傾いてきた日差しに、南側の海岸線が照らされていた。南峰には行かず、西へ下ると沢沿いの道になった。右手に『伏姫籠穴』の案内があり、山門から急な階段が続いていた。また登り・・・。まあ、毒を食らわば皿までということで、急な階段を登って行く。覚悟したほどの登りではなく、登り50mくらいか。伏姫が八房と数年を過ごしたという洞窟は意外と広かった。『南総里見八犬伝』は瀧澤馬琴の作り話だったはずで、この洞窟からヒントを得て八犬伝を描いたのかもしれない。しかし、遺跡が次から次への示されると、次第に根拠があった話のような気もしてくる。さて、ここから下るか、登るかということになった。登って尾根をたどれば道の駅のすぐそばに降りれる。迷ったが、「上級者コース」と書かれた案内が決定打になり、結局登ることになった。総意!?100m近く、若干荒れた急な道を上ると尾根に出て、右からの富山からの尾根と合流した。左へ尾根をたどり、景色の良いところで最後の休憩。これまた急な尾根を下ると、やっと車道に出た。大人しく車道をたどると、間もなく道の駅富楽里とみやまに出た。1階でピーナツなどを買った。2階の丼屋さんで、「ぶりの漬け丼」を注文した。カウンターで受け取ってびっくり。ぶりが見えないほどイクラが乗っていた!こりゃ、イクラぶりの漬け丼。ご飯もとてもよく炊けていて、大満足。帰路は海ほたるに入る手前で若干の渋滞があったが、休みも取らず帰ったのだった。意外と近い場所でした。
海ほたるにて。
2025年01月04日 06:47撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 6:47
海ほたるにて。
平群天神社わきから登山道に入る。
2025年01月04日 08:32撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 8:32
平群天神社わきから登山道に入る。
西に2峰の富山が見える。
2025年01月04日 09:07撮影 by  SH-54D, SHARP
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西に2峰の富山が見える。
東屋から伊予ケ岳を見上げる。
2025年01月04日 09:07撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 9:07
東屋から伊予ケ岳を見上げる。
岩場ではつらつ直子さん。
2025年01月04日 09:13撮影 by  SH-54D, SHARP
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岩場ではつらつ直子さん。
337mの伊予ケ岳山頂。
2025年01月04日 09:24撮影 by  SH-54D, SHARP
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337mの伊予ケ岳山頂。
北に鋸山。
2025年01月04日 09:26撮影 by  SH-54D, SHARP
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北に鋸山。
2025年01月04日 09:27撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 09:27撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 09:30撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 09:30撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 09:43撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 09:44撮影 by  SH-54D, SHARP
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伊予ケ岳南峰。少し西に降りると洞があるそうな。
2025年01月04日 09:45撮影 by  SH-54D, SHARP
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伊予ケ岳南峰。少し西に降りると洞があるそうな。
急な下りが続いた。
2025年01月04日 09:54撮影 by  SH-54D, SHARP
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急な下りが続いた。
桜の公園。もちろん桜は咲いていません。
2025年01月04日 10:17撮影 by  SH-54D, SHARP
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桜の公園。もちろん桜は咲いていません。
登山口と富山の分岐。
2025年01月04日 10:41撮影 by  SH-54D, SHARP
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登山口と富山の分岐。
2025年01月04日 10:47撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 11:03撮影 by  SH-54D, SHARP
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伊予ケ岳の北峰と南峰がよくみえました。
2025年01月04日 11:05撮影 by  SH-54D, SHARP
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伊予ケ岳の北峰と南峰がよくみえました。
農家のおじさんが干し柿をくださいました💛
2025年01月04日 11:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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農家のおじさんが干し柿をくださいました💛
富山と伊予岳の道標。
2025年01月04日 11:59撮影 by  SH-54D, SHARP
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富山と伊予岳の道標。
富山山頂。
2025年01月04日 13:29撮影 by  SH-54D, SHARP
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富山山頂。
2025年01月04日 13:42撮影 by  SH-54D, SHARP
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2025年01月04日 13:43撮影 by  SH-54D, SHARP
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北峰と南峰の鞍部に東屋。
2025年01月04日 13:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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北峰と南峰の鞍部に東屋。
2025年01月04日 14:38撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 14:38
2025年01月04日 14:55撮影 by  SH-54D, SHARP
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伏姫籠穴への階段。
2025年01月04日 14:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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伏姫籠穴への階段。
伏姫籠穴。意外と深い感じ。
2025年01月04日 15:00撮影 by  SH-54D, SHARP
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伏姫籠穴。意外と深い感じ。
富山からの尾根に出る。
2025年01月04日 15:23撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 15:23
富山からの尾根に出る。
痩せ尾根をたどる。
2025年01月04日 15:23撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 15:23
痩せ尾根をたどる。
日が傾いてきました。
2025年01月04日 15:26撮影 by  SH-54D, SHARP
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日が傾いてきました。
山行が終わります。
2025年01月04日 15:30撮影 by  SH-54D, SHARP
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山行が終わります。
ぶり漬け丼のイクラの量に感動しました。下のご飯が見えません。
2025年01月04日 17:08撮影 by  SH-54D, SHARP
1/4 17:08
ぶり漬け丼のイクラの量に感動しました。下のご飯が見えません。
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