アド山


- GPS
- 05:10
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 654m
- 下り
- 647m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
以前山行記録を読んでいたら出て来たアド山。一体どこにあるのだろうと思ってはいたのだが、どこなのかはよくわかっていなかった。でも今回地図を見ていたら、アド山の表記を見つけ、よく行く山の近くだというのに気づいた。これは一度行ってみないとと思い今回計画を立ててみた。
検索すると金蔵院のところから登る周回コースと喜多山公園からピストンする2コースが出ていた。はじめ周回のコースを選んだのだけれど、これだけでは物足りなくなると思い、喜多山公園からアド山までピストンすることにした。
片道5kmぐらいでアド山に着くことができる。往復10kmかぁ。ちょっとあるなぁ。でも春になって花が咲くと、写真を撮るので歩く距離は短くなる。トレーニングできるとしたら、冬の間しかない。ということで行ってみることにした。
一年でも一番寒い時期なので、やっぱり晴天の下歩きたい。ありがたいことに天気予報は晴れ。いいではないですか。でも晴れるということは放射冷却で朝はかなり冷え込む。だいたい日の出とともに歩き出すので、一番寒い頃に歩き始めだ。
朝早く出発し喜多山の駐車場に着く。車の中はそんなに寒くないが、外で支度をしたらだんだんと冷えて来る。登山口の浅間神社に着いた頃はまだうっすら暗く、月がちょうど山の端に隠れるところだった。それから少しするとお日様が出てくるのか、東の空が明るくなり、なんとなく目も慣れて来て見えるようになった。
少しずつ明かりを増してくる東の空。風もなく静かな朝を迎える。まだ町も起きていないので車通りも少ない。そんな時間に歩き始める。はじめ喜多山公園を歩いて階段を上ると隣の浅間神社に出る。ここから登りのようだ。
そういえば大平山の山頂にも浅間神社があったなぁ。ここら辺では有名なのかな。初めはゆっくりと整備された石畳を登る。しばらくすると展望台に出る。ここから町の様子がわかる。正面の山を見ると富士山が出ていて、気持ちが良かった。
しばらく堪能した後、後ろの山に登り出す。そうすると鳥居が見えて来て稲荷神社が出てくる。そこを右にずれて後ろへと登山道が続く。しばらく行くと公園の道から右に外れ急な坂を登る。上の方は広葉樹になっているようだ。登り切るとまた木々の間から富士山が見えた。
ここからは広葉樹の森なので、歩いていて気持ちがいい。落ち葉で道が隠された通ろを歩く。本来の道ではないかもしれないけれど、見えないのだから仕方がない。そうして北上すると、本来の公園の道から外れるルートに入る。ここからが本格的な山道だ。このルートアップダウンが多くて、結構疲れるだろうなと思った。鉄塔の下をくぐったあと、さっそくの急登。
あまり道がはっきりしていないのに道が急なので、いろいろなところに道がついている。なんとかそれをたどりながら登る。そうしたらまた急な坂を下る。ところどころ、ピンクテープはあるのだが、古いものが多い。だからビニールの切れ端、黄色や緑のもいっしょにリボン状に吊り下げてある。
それと用意したGPXデータで確認しながら進むことにした。急な坂を上り降りたりしているうちに少しずつ前に進む。もう少し広葉樹の森が多いかと思ったが、針葉樹の杉の植林も多かった。途中広葉樹の森はやっぱり明るく、気持ちがいい。313mの峰も越えていく。
途中陽だまりで休みたかったがカマンガマン。知らない道なので行きはなんだかゆっくりになってしまった。しばらく行くとカガミ石に出る。この上に登れそうなので登って見ると富士山が真正面に見えた。ちょっとこの岩の上で一休みをして持って来たコーヒーをいただく。少し岩場の狭い尾根が続いたので緊張していたのだろう。ホッとしてしまった。
そのあと歩き出すと、舗装された林道に出る。これは右手側見ると看板の裏にアド山はこちらと書いてある。また山に登って進んで歩き始める。どうやらここが林道登山口のようだ。そこから登って行くとぐるっと回る周回コースに出る。そこからもアド山が見える。進んで行くと最後の急な登りに入る。ここはなんだかとても急な坂だ。頂上まで後少しという手作りの看板に励まされ足を前へ前へと出して行く。
ぐるっと回ってアド山の山頂に立つ。山頂には誰もおらず、風も穏やかだったので心地よかった。とっとのんびりしながら曲のメロディーを出してみたが、あまりいいのは出なかったかな。登りの時に登った急な坂を降りて行く。慎重に慎重に降りて行く。時間はかかるがケガをしないのが一番だ。なんとか降り切った後ホッとする。
帰りは南側に向かって歩くため少しお日様がまぶしい。冬で太陽が低いからしかたがない。帰りは一度来た道なので覚えているだろうと思ったのだか、ピークに出ると方向を間違いやすくなるから、それはスマホの地図とコースを照らし合わせる。まめな地図の確認は道迷いがなくなるために必要なことなので必ずやる。いったん降りたら登るのがちょっと億劫になるからだ。
それでも何度が行き先を間違えそうになった。最後あっという間に戻って来たので、喜多山公園内の道を歩くことにした。途中ヤマザクラがたくさんいる斜面に出た。そこまでヤマザクラは群生しないので、植えたものであろう。それでも春にここに桜を見にくる人もいるかもしれない。花より団子だろうが、ここはお花見ができるのだなと感心してしまった。
道なりに降りて行くと朝来たお稲荷さんが見えた。もう展望台もすぐなので行くと、うっすらと霞みながらも富士山が見えていた。初めと終わりに富士山に会えたのはラッキーだった。無事元のところに戻り今日の山歩も終わりました。降りたとたん北風が冷たく吹いてきた。なんとかポカポカの時に歩けてよかった。
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